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実録!生活発表会のプログラムができるまで

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「スグ簡単に遊べる音楽」作品を発表しているミュージシャン&ピアノ講師で元保育士の藤本ちかさんによるコラム。今回は、そろそろ準備の時期になっている生活発表会について。保育園でのプログラム作りに携わったときの話を紹介してくれました。

生活発表会に向けて

今年度も、あっという間に半分が過ぎましたね。そろそろ子どもたちの1年間の成長が見られる生活発表会(オペレッタという園もありますね)に向けて、本格的に準備を進めている先生方も多いのではないでしょうか。

以前、私がリトミックを担当している保育園からご依頼を受けて「生活発表会の音楽研修」の機会をいただき、ピアノ伴奏も担当することになりました。こちらの保育園は、0歳~2歳(乳児)対象の異年齢合同保育、約15名弱の小規模保育園でした。

異年齢は発達の差が大きいため、生活発表会の進め方に悩みがちかと思います。今回は研修の様子についてお話しますので、悩んでいる先生方はぜひ参考にしてください。

テーマと流れの確認

大ヒットソングの「♪パプリカ」が園児に人気ということで、テーマは「野菜」になりました。人気絵本ユニット「tupera tupera(ツペラ ツペラ)」さんの絵本「やさいさん」を題材に、ミュージカル仕立てに物語を展開することに。

おおまかには、
  1. 絵本「やさいさん」
  2.  おふろで泥を落とす
  3.  カレーライスを作る
  4.  パプリカを歌って踊る
という流れです。

具体的な展開

第1幕は、絵本「やさいさん」のシーン。「職員も園児と共に、絵本ミュージカルに参加したい」ということで、園児が野菜役・職員が引き抜く人役に分かれて、台本作りがスタートしました。

共に働く知れた仲ではありましたが、意見交換がしやすい場作りのため、軽いストレッチを行いアイスブレイク。ペアになり協力しながらストレッチをすることで「全身を伸ばす心地よさ、触れ合いによる相手への思いやり」を感じとってもらい、和気あいあいとした雰囲気で始めることができました。その後は、
  • 入場の曲を決める
  • 振付を考える
  • きりの良い所で、実際に最初から通して動きの確認
と進めることで、みんなで全体の流れを共有しました。


第2幕、おふろのシーンは、私の作品「♪おふろにはいったら」の曲を使っていただくことに。左手のコードが2つしか出てこないうえに、身体部位を変えてバリエーション多く遊べる、乳児向けの楽曲です。
 


第3幕、カレーライスのシーンは、「自分たちの保育園らしさが詰まった歌にしよう」と、愛情たっぷりの替え歌に。こちらの保育園は、水や調味料など、素材にとことんこだわっており、市販のカレールーを使いません。ホワイトボードをみんなで囲みながら、歌詞をまとめていきました。
キーボードの前で話し合っているところ

第4幕、「パプリカ」のシーン。カレーを食べて、元気が湧いてきたので「みんなで踊ろう!」という流れで、ダンスです。子どもたちが踊りやすい振り付けに変えて、職員みんなで歌いながら練習をしました。

最後に、全体の流れを確認するために、最初から通してみました。このときのポイントは、時間を計り忘れないように注意すること。時間の計り忘れは「保育士あるある」ですよね(笑)。

最後に

あっという間に2時間が過ぎました。おおまかな流れが完成し、なおかつ全員で歌って踊りながら確認をすることができました。普段からの先生方のチームワーク、良好な関係性、子どもたちへの愛がひしひしと感じ取られ、楽しい研修になりました。

もし園での研修、または作曲のオーダー、ピアノ演奏のアドバイス、個人指導を希望される方がいましたらオンラインでも対応いたしますので、お気軽にお問い合わせください。

先生も子どもも楽しくのびのびと、自分の精一杯の姿を発揮できますように!!


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藤本ちか

この記事を書いた人

藤本ちか

保育士やリトミック講師、ピアノ講師といった経験を活かしながら、「スグ簡単に遊べる音楽」作品を発表しているミュージシャン&ピアノ講師。「0~5歳、兄弟や異年齢でも遊べる」「ピアノ初心者の先生も、弾きやすい」「家庭で親子が、サクッと遊べる」など、保育に役立つ実用的なオリジナル作品をYouTubeで配信。音楽イベントやセミナー講師などさまざまな分野で活躍中。
<YouTube>
https://www.youtube.com/user/k2506091/featured

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