対象年齢
3歳/4歳/5歳「くれよんのくろくん」とは?
「そらまめくん」シリーズの作者としても知られる人気絵本作家“なかや みわ”さんの代表作の一つです。ずーっと新品のままだったクレヨンたち。ある日、箱から飛び出したきいろくんは画用紙に蝶を描いて大喜び。次々に他の色のクレヨンたちを呼んできました。ところが、最後に残ったくろくんだけは、仲間に入れてもらえません…。
子どもたちの身近にあるクレヨンたちを主人公に展開していくストーリーで、面白さの中にも、一人ひとりが持っている個性を認め合うという、多様性についてのメッセージが込められている作品です。園で読まれる絵本としてだけでなく、生活発表会・音楽発表会や劇あそび、オペレッタの題材としても人気のある作品です。
絵本「くれよんのくろくん」
作:なかや みわ出版社:童心社
対象年齢:3歳~
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生活発表会ではどうする?
生活発表会は出し物をすることだけが目的ではなく、作り上げる過程を通して子どもたちの成長を促すことも大切な要素です。絵本紹介にもあったように、くれよんのくろくんのお話には、一人ひとりの個性を認め合い、尊重することの大切さなどのテーマが込められています。作り上げていく段階では、ぜひ子どもたちと一緒にそういったテーマについても話し合いながら進めて行くことをおすすめします。子どもたちなりの意見が反映された、そのクラスだけのオペレッタを目指して取り組んでみてくださいね。
オペレッタの構成
動画では、オープニングとエンディングが各1曲ずつ、それぞれの場面で使う劇中歌が3曲、また劇中で使う効果音をそれぞれご紹介しています。基本的な要素は一通りカバーしていますので、ここにクラス毎のアレンジなどを加えていけば、オペレッタを作り上げることができます。<紹介する曲>
①オープニング「とびだした!」
②劇中歌「ちょっときて」
③劇中歌「クイズ何の絵?」
④劇中歌「くろくん」
⑤エンディング「花火どどん!」
これらの楽譜は、ほいくisの会員登録(無料)をするとダウンロードができますので、この機会にご登録ををお願いします。 中には、ピアノが苦手という先生もいらっしゃると思います。動画内の実演コーナーでは、同時に手元の映像もありますので、運指の参考にしてみてください。
子どもたちと達成感を味わおう
生活発表会の準備は大変ですが、それだけやり終えた後の充実感や達成感があります。子どもたちと一緒に、その感覚を味わってみましょう。それでは皆さん頑張ってくださいね。▼ほかおすすめの記事はこちら