十五夜とは

2025年の十五夜はいつ?
2025年(令和7年)の十五夜は10月6日(月)。十五夜は旧暦で8月15日の夜を指しますが、旧暦と新暦では1ヵ月ほどのズレがあり、日にちの数え方も異なります。そのため、毎年十五夜の日にちは変動し、9月中旬~10月上旬となります。2025年(令和7年)の十五夜は10月6日と、2024年の9月17日に比べてその差は20日間近くもあり、かなりの振れ幅があることが分かります。行事の日程も変わってきますので、準備が遅れないようチェックしておきましょう。
2025年~2029年の十五夜
- 2025年 10月6日(月)
- 2026年 9月25日(金)
- 2027年 9月15日(水)
- 2028年 10月3日(火)
- 2029年 9月22日(土)
十五夜はどんな行事?
十五夜は「中秋の名月」という、1年のうちでも特に美しいといわれる月を眺めながら、秋の収穫を祝い感謝する日と言われています。十五夜の月見は平安時代から続いている行事で、当時は月を見ながらお酒を飲んだり詩歌や管弦に親しんだりするものとして楽しまれていたそうです。歴史の長い季節の行事、今後も継承していきたいですね。
お供え物の意味
十五夜にお供えするものにも意味があります。- ススキ…稲穂に見立てたもの、魔除け
- 月見団子…丸い形で月を表現、15個をピラミッド型に積む
保育園や幼稚園では、おやつにお月見団子を提供したり、ススキを飾って十五夜を身近に楽しむなどの活動をしてみてください。
月とウサギの関係は?

これはその昔、インドの神話が日本に伝わり『今昔物語集』に書かれたことが由来と言われています。
| ウサギ、キツネ、サルの3匹の前に、お腹を空かせた老人が現れました。 木登りが得意なサルは木の実を集め、泳ぎが得意なキツネは魚を集めましたが、特技がないウサギは悩みました。 そこで、「自分の肉を食べてください」と火の中に飛び込みました。老人は本当は神様で、ウサギを哀れんで月の中に蘇らせました。 |
子どもたちへの伝え方
十五夜やお月見を子どもたちに分かりやすく伝えるためにはどうすれば良いでしょうか?- 秋のお月様は、1年のうちでもいちばんきれいに見える
- そのお月様を見ながら、農作物がたくさん収穫できたことを感謝する
- 悪いものから守ってくれるススキと、お月様にみたいな団子を飾る
十五夜の行事のねらい
十五夜自体は夜なので、園では十五夜に向けた活動を行います。せっかくの機会なので、子どもたちの成長に繋がるよう、しっかりとねらいを持って行事の計画を進めましょう。
<十五夜行事のねらいの例>
- 十五夜について話を聞き、由来や意味を知る。
- 十五夜を通して月や星、うさぎなどに興味を持つ。
- 十五夜に関連するものを知り、製作で表現を楽しむ。
おすすめのダウンロード素材【活動アイデア】
ここからは、十五夜に向けておすすめの活動アイデアをご紹介しましょう。まずは、大人気の「ほいくisダウンロード」コーナーから、十五夜の活動におすすめのダウンロード素材をご紹介します。メンバー登録をすれば、無料でダウンロードすることができます。お月見シルエットクイズ・ペープサート

お月見のシール台紙

お月見クイズ

おすすめの製作【活動アイデア】
実際にみんなでお月見をすることは難しいですが、園では製作を通してお月見気分を味わえるような活動に取り組んでみましょう。お月見だんごとススキ
こちらは、ごっこ遊びに使えるお月見団子・ススキの製作アイデアです。新聞紙で作ったお団子を台座(三方/さんぽう)に乗せて、お月見気分を楽しめます。ススキは色画用紙1枚で簡単に作れるので、たくさん作って飾るのもおすすめです。紙粘土のお月見飾り
紙粘土(紙ねんど)を使って、きれいな満月と月見団子、ウサギを立体的に仕上げています。子どもたちに十五夜の由来や行事の意味を伝えながら、保育園での活動に取り入れてみてください。手作りススキでお月見気分!
色画用紙を使ってススキを再現。子どもたちも楽しく取り組めますよ。
ポンポンスタンプの月見だんご
お月さまとお団子をスタンプ(タンポ)で表現する、どの年齢でも楽しめる製作アイデアです。
紙皿で作るウサギの帽子
簡単にかわいいウサギの帽子が作れる製作です。花紙を使ってリボンを飾り付け。シールやボタン、お花紙を丸めてポンポンのようにつけてもかわいらしく仕上がりますよ。
十五夜にちなんだ折り紙【活動アイデア】
続いては、子どもたちと手軽に取り組める折り紙をご紹介します。シンプルなウサギ
イースターやお月見など、さまざまな行事で登場するウサギは、仕上がりの見た目もかわいいので折れるようになっておきたい動物の一つですよね。こちらの作例は手順がシンプルで分かりやすいので、慣れれば子どもたちだけでも作れそうです。ウサギの顔は子どもたちに書いてもらって、個性を出すとよりにぎやかになって良いですよ。
【難易度】★★
ウサギ・中級編
折り紙が得意な方には、こちらの作例もおすすめです。動画ではゆっくりと手順が説明されているので、1つずつ確認しながら進めていきましょう。顔の描き方次第でミッフィーの置物のようになってとてもかわいいです。完成したら、ピョンピョンと跳ねさせておもちゃとして遊ぶことができますよ。【難易度】★★★
デザイン性抜群のススキ
こちらはデザイン性抜群の素敵な作例。よくあるハサミで穂先をカットする作り方ではなく、折り方の工夫で見事にススキ感を出しています。穂先と枝は別パーツでそれぞれ作りますが、難しくはないので、ぜひ挑戦してみてください。【難易度】★★
おすすめの絵本【活動アイデア】
お月見の行事に親しんだり、活動の導入時にぴったりの絵本を紹介します。お馴染みのものもあり、お月さまを思わず見上げたくなる楽しい絵本ばかりですよ。まんまるおつきさん

作:ねじめ 正一
絵:さいとう しのぶ
出版社:偕成社
対象年齢:2歳~
まんまるなお月さまを見ていると、なんだか次々に大好きな食べ物に思えてきます。おせんべい、メロンパン…見ていると思わずお腹がなってしまうかも!?
お月さまがさまざまな食べ物に見えてきてしまう、なんともユニークなお話しです。子どもにも分かりやすく、乳児クラスからの読み聞かせにもオススメ。想像力を掻き立てる絵本で、いくつになっても楽しめそうですね。
14ひきのおつきみ

作・絵:いわむら かずお
出版社:童心社
対象年齢:3歳~
大人気の「14ひき」シリーズ、秋の絵本です。十五夜の日、ねずみたちはみんなでお月見台を作りごちそうを作ってお月見を楽しみます。
この「14ひき」シリーズの魅力は、描かれる情景の美しさです。秋らしい赤や黄色を使ったページや、大きな月を眺めるシーンは圧巻です。大人が見ても感動してしまうこの絵本は、自然の美しさを感じられる一冊として、ぜひ子どもたちと楽しんで欲しいです。
つきよのうた

作・絵:はせがわ さとみ
出版社:文溪堂
「すすきのはらでおつきみしよう」たぬきからの葉っぱのお手紙をもらったこぐまは、考えて考えて“うた”を持っていくことにしました。素敵なうたを考えていたこぐまですが、転んだ拍子にうたを忘れてしまいます。
お月見をメインのテーマにしている内容ではありませんが、月を見ると口ずさんでしまいたくなる可愛い歌が楽しめる一冊としておすすめしたい絵本です。癒されるイラストとストーリーは、子どもにも大人にも魅力的ですね。
伝統行事に触れる機会を
十五夜の活動では、昔から大切にされてきた行事を子どもたちにも伝え、伝統に触れる機会を作ってほしいと思います。先生のお話や絵本を通して、子どもたちと楽しんでくださいね。【関連記事】















