対象年齢
3歳/4歳/5歳『そらまめくんのベッド』とは
「そらまめくん」で知られる、なかや みわさんの人気絵本シリーズの代表作で、生活発表会・音楽発表会や劇あそび、オペレッタの題材としても定番のお話しです。絵本が置いてある園も多く、馴染のあるお話の一つと言えるでしょう。絵本「そらまめくんのベッド」
[そらまめくんのベッド (こどものとも傑作集)]作:なかや みわ
出版社:福音館書店
そらまめくんの宝物は、雲のようにふわふわで、綿のようにやわらかいベッド。お気に入りなので、豆きょうだいのえだまめくんやグリーンピースくんにも貸してくれません。ところがある日、その大事なベッドが突然無くなってしまいました。必死でベッドを探すそらまめくん。やっと見つけたと思ったら…。
このお話は登場人物も多く場面転換もたくさんあるので、特に人数が多めのクラスにおすすめ。しっかりと組み立てていけば、見どころの多いオペレッタとして仕上げることができますよ。子どもたちといっしょに絵本を読んで、イメージを膨らませながら、進めてみてくださいね。
生活発表会に向けての進め方
生活発表会は出し物をすることだけが目的ではなく、作り上げる過程を通して子どもたちの成長を促すことも大切な要素です。「そらまめくんのベッド」のお話には、そらまめくんの心境の変化や、周りの豆さんたちの思いやり、生命の誕生の尊さが折り込まれています。
作り上げていく段階では、「この時のそらまめくんはどんな気持ちかな?」など、子どもたちと一緒に話し合いながら進めて行くことをおすすめします。子どもたちなりの意見が反映された、そのクラスだけのオペレッタを目指して取り組んでみてくださいね。
オペレッタの構成
動画ではオープニング1曲、主要な場面で使う劇中歌を4曲ご紹介しています。物語の骨組みとなる基本的な曲は一通り用意していますので、ここにクラス毎のアレンジなどを加えていけば、オリジナルのオペレッタを作り上げることができます。<紹介する曲>
- オープニング「ぼくのベッド」
- 劇中歌「まめキッズ」
- 劇中歌「ちょっと、かして」
- 劇中歌「ベッドがない!」
- 劇中歌「ひよこがうまれた」
子どもたちと達成感を味わおう
生活発表会の準備は大変ですが、それだけやり終えた後の充実感や達成感があります。子どもたちと一緒に、その感覚を味わってみましょう。それでは皆さん頑張ってくださいね。【関連記事】