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1月の「今日は何の日?」お話しネタとクラスの活動例

1月の「今日は何の日?」お話しネタとクラスの活動例
毎月の園でのイベントや、お話しのネタに使えるような「今日は何の日」を集めました。意外に知らない記念日がたくさんありますよ。保育の活動アイデアの一つとして、記念日のネタから取り入れてみてはいかがでしょうか。今回は、1月の「今日は何の日」です。

1月上旬(1/1~1/10)

まずは、1〜10日の記念日をご紹介します。おすすめの活動例も参考にしてくださいね。

 1月1日「元日(New Year's Day)」

【由来】
1年の最初の日。年のはじめを祝う国民の休日です。1948年(昭和23年)7月に公布・施行された祝日法によって制定されました。この日に人々は氏神へ初詣を行い、一年の無事をお祝いします。

 1月2日「初夢の日」

【由来】
新年に見る夢のことを初夢と呼び、一般的には1月2日の夜から1月3日の朝に見る夢と考えられています。初夢で見ると縁起がいいとされるものとして「一富士二鷹三茄子」が有名ですが、これは徳川家康が好きだったものに由来すると言われています。

1月3日「ひとみの日」

【由来】
「1(ひと)3(み)」の語呂合わせから、めがね・コンタクトレンズの業界が制定しました。瞳をいつまでも美しく、という願いが込められています。レンズの歴史は古く、古代ローマの時代から使われていたようです。

1月4日「石の日」

【由来】
「1(い)4(し)」の語呂合わせから生まれた記念日で、この日にお地蔵様や狛犬など、石でできたものに触れながら願いをかけると、その願いが叶うと言われています。昔から石は神様が宿る場所として尊ばれ、願掛けの対象となってきました。

1月5日「いちご(いちご世代)の日」

【由来】
「1(い)5(ご)」の語呂合わせ。「苺」ではなく「15」の意味で、高校受験を控えた15歳の世代「いちご世代」にエールを送る日。

1月6日「色の日」

【由来】
「1(い)6(ろ)」の語呂合わせから、色に関する人の記念日となっています。一般社団法人・ビジネスカラー検定協会により制定されました。色彩に関する職業として有名なのはカラーコーディネータ―で、インテリア空間やファッションなどにおいて、調和のとれた心地よい色使いを考える職業です。
【おすすめ活動例】「色探しゲーム」
色の日の保育には、色探しゲームを取り入れてみてはいかがでしょうか。
  1. 色のカードを用意する
  2. 保育士が色カードを1枚選び、子どもたちがお部屋の中にある同じ色を探す
大がかりな準備が必要なく、色のカードさえ用意すればすぐに始められるゲーム遊びです。2、3歳児クラスでは、導入時に色カードを1枚ずつ見せながら子どもたちと一緒に色と名前を確認してからゲームを始めると良いでしょう。4、5歳児クラスでは、指定する色カードを子どもたちに選んでもらっても楽しいかもしれません。身近にある色を探す活動を通して、色に親しめる日にしたいですね。

1月7日「七草」

【由来】
この日には、セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・スズシロの7種の野菜が入ったおかゆを食べて、その年の無病息災を願うとともに、正月の食事で弱った胃を休めます。この行事は平安時代から続く伝統と言われています。

1月8日「イヤホンの日」

【由来】
「1(イ)8(ヤ)ホン」の語呂合わせから、イヤホンの情報サイトである「イヤホンナビ」が制定しました。この日には、イヤホンの普及を目的として、世界中のメーカーのイヤホンを集めて試聴できるイベントなどが開かれています。

1月9日「とんちの日」

【由来】
「屏風の虎退治」や「この橋渡るべからず」のとんちで有名な一休(1・9)さんにちなんで制定されました。一休さんは、一休宗純という室町時代に実在した臨済宗の僧をモデルにしています。
【おすすめ活動例】「とんちクイズ」
とんちの日には、とんちの効いたクイズやなぞなぞ遊びを楽しみましょう。
とんちクイズの例を紹介します。
  • 「あたたかくなると小さくなるものは?」→答え:雪だるま
  • 「あるはずなのに、ないという果物は?」→答え:梨
  • 「家の中できちんとしている場所はどこ?」→答え:キッチン
  • 「さかさまに泳いでいる「かるい」いきものは?」→答え:いるか
  • 「飲むと怒られるジュースってなに?」→答え:コーラ
少し頭をひねって考える必要があるので、4、5歳児クラスにおすすめです。

1月10日「110番の日」

【由来】
1985年(昭和60年)に警視庁が実施を始めました。警察への緊急電話番号である「110番」の適切な利用を推進することを目的としており、この番号に因んで1月10日になりました。1948年(昭和23)の番号制定当初は地域によって番号が違いましたが、1954年(昭和29)に、全国で110番に統一されました。

1月中旬(1/11~1/20)

次に、11〜20日の記念日をご紹介しましょう。おすすめの活動例も参考にしてくださいね。

1月11日「鏡開き」

【由来】
正月に神や仏に供えた鏡餅を食べる日です。元は武家社会での風習で、鏡餅を刃物で切ることは切腹を想起させるため、手や小づちで割ったり砕いたりする方法が一般化しました。また、「切る」「割る」という言葉は避け、「開く」という縁起の良い言葉が使われています。

1月12日「スキー記念日」

【由来】
スポーツ用品メーカー・ミズノの直営店であるエスポートミズノが、1994年(平成6年)に制定しました。1911年(明治44年)のこの日、オーストリアのレルヒ少佐が新潟県の高田陸軍の青年将校に日本で初めてスキーの指導をし、日本人が初めてスキーをした日となりました。

1月13日「咸臨丸出航記念日」

【由来】
1860年(万延元年)のこの日、遣米使節団を乗せた咸臨丸が江戸品川沖を出発しました。この渡航は日米修好通商条約の批准を目的としたものでしたが、同時に日本人初の太平洋横断航海にもなりました。使節団は、勝海舟や福沢諭吉などの偉人から構成されていました。

1月14日「タロとジロの日」

【由来】
1959年(昭和34年)のこの日、南極に置き去りにされた2頭のカラフト犬、タロとジロの生存が確認されました。前年の南極観測に犬ぞり隊として参加した15頭のカラフト犬でしたが、不慮の事故から置き去りにされていました。この出来事は「南極物語」として映画にもなっています。

1月15日「手洗いの日」

【由来】
ヘアケア製品・化粧品・洗剤・衛生用品などの製造・販売を行うくP&G(プロクター・アンド・ギャンブル)が制定しました。手が5本指であることから「い(1)い(1)て(5)」(いい手)と読む語呂合わせから来ています。ちなみに「世界手洗いの日」はユニセフが制定した10月15日です。
【おすすめ活動例】「【絵本】てあらいできるかな」
「手洗いの日」は、正しい手の洗い方や手洗いの大切さを再確認できる良い機会です。あかちゃんのあそびシリーズの絵本「てあらいできるかな」では、ねこやこいぬ、かいじゅうさんが順番に出てきて丁寧に手を洗います。0歳児から楽しめる絵本なので、乳児クラスで手洗いの大切さを伝えるのにもぴったりです。1月は感染症が流行る時期でもあるので、幼児クラスでは手洗いの方法だけでなく風邪予防の重要性についても知らせていきたいですね。

1月16日「囲炉裏の日」

【由来】
囲炉裏の愛好家らが制定しました。「い(1)い(1)炉(6)」の語呂合わせが由来となっています。囲炉裏とは、伝統的な日本の家屋において床を四角く切って開け灰を敷き詰め、薪や炭火などを熾(おこ)すために設けられた一角のことで、暖房・調理・照明に使われていました。

1月17日「おむすびの日」

【由来】
米に関係する企業やJAなどで構成される「ごはんを食べよう国民運動推進協議会」が2000年(平成12年)に制定しました。1995年(平成7年)のこの日に発生した阪神・淡路大震災で、被災者が炊き出しボランティアのおむすびに励まされたことから、この日付が選ばれました。
【おすすめ活動例】「【手遊び】おにぎり」
おむすびの日には、おむすびを握る手遊びで盛り上がってみましょう。「おにぎりの中身は何かな?」と、子どもたちとの掛け合いを楽しみながら、鮭、たらこ、うめぼしなど美味しい具を表現していきたいですね。どんな具が好きか、どんな具を入れてみたいかなど子どもたちと一緒に考えてみるのもおもしろそうです。大きなおにぎりや小さなおにぎりなど、アレンジを加えるとより一層盛り上がること間違いなし。0歳〜5歳児クラスまで年齢問わず楽しめますよ。

1月18日「118番の日」

【由来】
2011年(平成23年)に、海上保安庁への緊急通報用電話「118番」のPRを目的として実施を始めました。「118番」は2000年(平成12年)から使われていますが、他の緊急通報番号より認知度が低く、その知名度を高めるための活動が行われます。

1月19日「のど自慢の日」

【由来】
1946年(昭和21年)のこの日、NHKラジオで「のど自慢素人音楽会」が始まりました。同番組は初めての視聴者が参加できる番組で、第一回の予選では朝早くから900人もの参加者が集まりました。

1月20日「二十日正月」

【由来】
正月の最後の日として祝い納めをする日です。地方によって呼び方が異なり、正月料理のぶりや鮭の頭や骨までも食べつくすことから、「頭正月」「骨正月」と呼ぶ地域もあります。この日には、正月のごちそうや餅などを食べ尽くす風習があります。

1月下旬(1/21~1/31)

最後に、21〜31日の記念日をご紹介します。おすすめの活動例も参考にしてくださいね。

1月21日「スイートピーの日」

【由来】
全国の花の生産者、生花店、園芸店などからなる「日本スイートピーの会」が、スイートピーをより多くの人に楽しんでもらうために制定しました。日付は、スイートピーがこの時期一年で最も美しいことと、3種類の花弁が1枚、2枚、1枚(121)であることに由来します。

1月22日「カレーの日」

【由来】
1982年(昭和57年)のこの日、学校給食創立35周年を記念して、全国学校栄養士協議会が給食試食会を実施し、全国の小中学生にカレーを出しました。これを記念し、前身となる「全国一斉カレーライスの日」が制定され、国民食としての地位獲得にも貢献しました。
【おすすめ活動例】「【手遊び】カレーライスのうた」
カレーの日には「カレーライスのうた」の手遊びを保育に取り入れてみてはいかがでしょうか。カレーライスのうたは、野菜を切ったりルーを入れたりしながら子どもたちが大好きなカレーをみんなで一緒に作る手遊び。知っている子どもも多く、知らない子でも簡単な歌詞とメロディーなので覚えやすく、繰り返し楽しむことができます。みんなで一緒に元気いっぱい歌って踊って、おいしいカレーを作ってみてくださいね。

1月23日「アーモンドの日」

【由来】
2018年(平成30年)にカリフォルニア・アーモンド協会が、多くの人にアーモンドを食べてもらうことを目的に制定しました。日付は、アーモンド約23粒が日本人成人女性の1日の摂取量目安であることに由来しています。

1月24日「ゴールドラッシュデー」

【由来】
1848年(嘉永元年)のこの日、カリフォルニアの製材所で働いていたジェームズ・マーシャルが、川底に金の粒を見つけました。この話が全米に広がり、多くのアメリカ人がカリフォルニアに金を求めて押し掛ける「ゴールド・ラッシュ」に発展しました。金を求めてカリフォルニアに集まった人々は、その年から「フォーティナイナーズ(Forty-niners、49ers)」と呼ばれました。

1月25日「ホットケーキの日」

【由来】
ホットケーキミックスなどを手掛ける食品メーカーの森永製菓が、日本最低気温の日にちなんで制定しました。1902年(明治35年)のこの日、北海道の旭川気象台で日本の観測史上最低気温となるマイナス41.0℃を記録しました。寒い時期にもホットケーキを食べて心も体も温めてほしい、という願いが込められています。

1月26日「コラーゲンの日」

【由来】
1960年(昭和35年)のこの日、日本皮革株式会社(現:株式会社ニッピ)の研究員・西原富雄が、コラーゲンの可溶化に成功し特許を出願しました。このことを記念して制定されました。

1月27日「国旗制定記念日」

【由来】
1870年(明治3年)のこの日、国旗のデザインや企画が定められました。それまでは船によって異なる旗を使っていましたが、それが現在の日の丸に統一されました。当時の縦横比は7:10でしたが、現在では2:3に変更されています。

1月28日「データ・プライバシーの日」

【由来】
2007年(平成19年)にEUで提唱され、2008年(平成20年)より欧米27か国の公的機関や企業にて実施されています。データやプライバシーの守秘・保護意識の向上を呼び掛け、プライバシー教育論文の発表や、展示会などの記念行事が開催されます。

1月29日「タウン情報の日」

【由来】
1973年(昭和48年)のこの日、日本初の地域情報誌である「ながの情報」が発行されたことを記念して「タウン情報全国ネットワーク」により制定されました。同誌は現在「ながの情報NEXT」に名称を変更し、フリーペーパーとWebで長野の情報を発信しています。

1月30日「3分間電話の日」

【由来】
1970年(昭和45年)のこの日、それまで1通話10円で時間無制限だった公衆電話の通話が10円で3分間になりました。これは長電話防止のための施策で、この時代にはまだテレホンカードや100円玉が使える「黄電話」はありませんでした。

1月31日「愛妻の日」

【由来】
「あい(I)さい(31)」の語呂合わせから、日本愛妻家協会により制定されました。一番身近な存在である妻に、感謝の気持ちを伝えることを目的としています。

>>1月の「今日は何の日」



「今日は何の日」ネタで活動の幅を広げよう!

今回は、1月の「今日は何の日」をご紹介しました。普段の保育活動に1月の記念日ネタを取り入れてみてはいかがでしょうか。

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