不審者から子どもを守る!保育園でやっておくべき防犯対策とは

多くの人が出入りする保育園や幼稚園。だからこそ、防犯対策をしっかり取って子どもたちの安全を守らなくてはいけませんよね。今回は、園で行うべき防犯対策をご紹介します。

保育園での不審者侵入

過去には、2006年に鹿児島県にある保育園にカッターナイフを持った男が侵入した事件や、2017年に大分県にある認定こども園に刃物を持った男が侵入し、保育士や児童が切り付けられた事件など、保育施設での不審者侵入のケースがありました。

このような事件を未然に防ぐためにも、保育士は日頃から防犯の意識を持って対策をしておくことが必要ですね。

日頃からできる防犯対策

保育園では防犯訓練などを行い、非常事態が起きたときの対応や役割について考えているかと思います。それ以外にも、普段の生活の中でできる防犯対策を確認しましょう。

施設に入るときには確認を

お迎え時、普段は父母が来るけれど今日はおじいちゃんが来た、などということもあると思います。「〇〇の祖父です」などと言われ、安易に園内に通してしまうのは危険です。普段と違う人がお迎えに来るときには事前に連絡をもらうように徹底し、園内に通す前には名前や連絡先を書いてもらうなどの対応を決めておきましょう。

名前を表に出さない

今は、不審者対策で名札を外して登降園する園や小学校がほとんどですよね。名札を用意している園では、外し忘れがないように保育士が降園前に確認しましょう。また、かばんや帽子などへの名前の記載は内側にするなど、園で対応をそろえておきましょう。

今は、子どもに「マーク」を振り分けている園も増えています。直接名前を書かなくてもマークを覚えることで持ち物の見分けがつきますね。

合言葉を決めておく

不審者の侵入が確認されたとき、そのまま「不審者が侵入しました」と周知してしまっては、相手を刺激することになるかもしれません。そのため、「〇〇(動物や虫など)が侵入しました」「〇〇先生(いない先生の名前)職員室へ来てください」など、園で決まった合言葉を作っておくことも有効な手段です。また、その合言葉をしっかり全職員で把握しておくことも重要です。

防犯用具の設置・マニュアル作成

先がU字になっている防犯用具の「さすまた」や、防犯スプレーなど、防犯用具を園内に設置しておきましょう。門のオートロックや防犯カメラの設置がされている園も多いと思いますが、未設置のところは、子どもの安全のためにも検討する必要があるでしょう。

また、園ごとに防犯マニュアルがあると思うので、全職員がしっかり目を通し把握しておくことも重要ですね。

子どもたちにも意識付けを

大人だけでなく、子どもたちにも防犯意識を持ってもらうことは大切です。子どもたちに伝えるための方法をいくつかご紹介します。

「いかのおすし」を覚える

  • いか・・・ついていかない
  • の・・・車にらない
  • お・・・おきな声で叫ぶ
  • す・・・ぐ逃げる
  • し・・・らせる

紙芝居で意識を持つ

紙芝居で不審者などについての話を聞くことで、子どもたちにも理解しやすくなるでしょう。
  • 防犯標語紙芝居 いかのおすし
作:にへいたもつ
絵:たんじあきこ

>>詳細はこちら
  • 防犯紙芝居 しらないひとにきをつけて
作:にへいたもつ
絵:川端理絵
>>詳細はこちら

など、防犯を描いた紙芝居があるので、園で読んでみるのもいいですね。

日頃から意識を持った対策を

防犯対策は、日頃からの用意や対応が重要になります。いざというときに慌てないよう、訓練や毎日の習慣などを通して備えておきましょう。
まゆか

この記事を書いた人

まゆか

「ほいくis/ほいくいず」専任ライター。保育の楽しさを広めるために、保育士の経験を惜しみなく放出。絵本とジャニーズが生きがいです。「わたしのワンピース」・ヨシタケシンスケさんの「ころべばいいのに」がお気に入り。

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