ログイン

保育園や幼稚園で流行りやすい感染症は?~秋・冬編~

ティッシュで鼻をかむ女の子
秋・冬は気温も下がり、特に風邪が流行りやすい時期ですよね。保育園や幼稚園でもさまざまな感染症が見られます。大人があまりかからないような病気には、対応で迷うこともあるでしょう。流行りやすい病気や症状を知っておくだけでも、落ち着いた対応ができるようになりますよ。今回は、保育園でよく見られる秋・冬の感染症をご紹介します。

秋・冬の感染症

この季節は、感染症の代表とも言えるインフルエンザの他にも、さまざまな病気が流行します。どのようなものがあるのか見ていきましょう。

>>春・夏編を確認したい方はこちら

マイコプラズマ肺炎

肺炎マイコプラズマという細菌に感染することで起こる呼吸器感染症です。小児で発症頻度が高いと言われ、飛沫感染します。
  • 咳と発熱
  • 中耳炎
  • 胸膜炎
  • 心筋炎
咳や発熱を主に、中耳炎などの合併症を併発することもあります。また、潜伏期間が2~3週間と長いため、知らない間に広がっていることもあるかもしれないので普段からの予防が大切です。

出典:マイコプラズマ肺炎に関するQ&A 平成23年12月作成、平成24年10月改訂/厚生労働省


RSウイルス感染症

RSウイルスによる呼吸器感染症です。0~1歳児に発症が多いと言われており、2歳までにほぼ100%の子どもがRSウイルスに感染するとされています。
  • 発熱
  • 呼吸困難
  • 喘鳴
接触感染や飛沫感染をするので、保育園でも流行りやすいでしょう。部屋やおもちゃなどはアルコール消毒したり、手洗いを徹底するなどの対策をしましょう。

出典:RSウイルス感染症Q&A(平成26年12月26日)/厚生労働省

溶連菌

A群溶血性連鎖球菌が原因となる感染症で、飛沫感染や接触感染をします。
  • とびひ
  • 扁桃炎
  • 猩紅熱 ※全身に紅い発疹が出る
溶連菌は、冬だけでなく春から初夏にかけても流行します。とびひが見られることもあるので、流行時には子どもの様子をよく観察しましょう。

出典:保育所における感染症対策ガイドライン P52「(13)溶連菌感染症」/厚生労働省

感染性胃腸炎(ノロウイルス)

ノロウイルスによって感染する病気です。手指や食品による経口感染をします。
  • 嘔吐
  • 下痢
  • 腹痛
子どもは重症化することもあるため、普段からしっかり予防をしましょう。手洗いやうがいはもちろん、園で嘔吐や下痢があった場合には処理にも注意が必要です。

出典:ノロウイルスに関するQ&A/厚生労働省

インフルエンザ

インフルエンザウイルスに感染することで起こる、子どもから大人まで流行しやすい病気です。毎年12月~3月頃に流行します。
  • 38℃以上の発熱
  • 頭痛
  • 関節痛
  • 倦怠感
子どもではまれに急性脳症を引き起こすことも。予防接種を受けたり、手洗いうがいの徹底、適切な湿度を保つなど普段の対応もとても重要です。

出典:インフルエンザQ&A/厚生労働省

日常的に予防をしよう

感染症に対する知識をつけることも、保育士や幼稚園教諭の重要な仕事のひとつですよね。それぞれの症状を把握しておくと落ち着いて対応できますよ。普段から手洗いやうがい、アルコール消毒など園全体で意識をして行うようにしましょう。
 
まゆか

この記事を書いた人

まゆか

「ほいくis/ほいくいず」専任ライター。とにかくよくしゃべる元保育士。絵本とジャニーズが生きがいです。
【Instagram】
https://instagram.com/hoikuis_mayuka?igshid=b342tonuonzi

関連タグ

シリーズ関連記事

おすすめ記事