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7月の「今日は何の日?」お話しネタとクラスの活動例

記事のタイトル文字とクジラとカニのイラスト
毎月の保育園でのイベントに使えるような「今日は何の日」のお話しネタと活動例を集めました。7月も楽しい記念日がたくさんあります。保育のアイデアの一つとして、記念日のネタから取り入れてみてはいかがでしょうか。

7月上旬(7/1~7/10)

まずは、1〜10日の記念日をご紹介します。おすすめの活動例も参考にしてくださいね。

7月1日「童謡の日」

【由来】
1984年(昭和59年)に日本童謡協会が制定しました。この日には日本初の児童文芸誌「赤い鳥」が創刊され、多くの名作童話・童謡を生み出しました。童謡を日本の文化遺産として保存し、アピールすることが目的とされています。

7月2日「うどんの日」

【由来】
1980年(昭和55年)に香川県生麺事業協同組合が制定しました。雑節の一つとして知られる「半夏生」というものがあります。農家においては天から毒気が降るという言い伝えがあり、田植え終了の目安の日と考えられていました。讃岐地方では、田植えや麦刈りが終わった労をねぎらうために、うどんをうって食べる風習があり、それにちなんで「うどんの日」となりました。

7月3日「通天閣の日」★おすすめ活動例

【由来】
1912年(明治45年)のこの日、大阪府大阪市浪速区に通天閣が完成しました。通天閣は大阪の観光名所として知られ、2007年(平成19年)に国の登録有形文化財となりました。通天閣という名前には、「天に通じる高い建物」という意味が込められています。
【おすすめ活動例】手遊び歌
タイトル通りのご当地手遊び歌です。関西圏ではよく知られていますが、それ以外ではあまり馴染みがないかもしれませんね。まさに大阪のノリで、テンポよく楽しみましょう。元曲は遊び歌としてもよく使われるアメリカ民謡「ゆかいな牧場(マクドナルドじいさんの牧場)」ですので、一度聞けばきっと「あの曲ね」と分かると思います。

7月4日「シーザーサラダの日」

【由来】
食品メーカーのキユーピー株式会社が制定しました。メキシコのティファナにあるホテルシーザーズプレイスのシーザー・カルディニ氏が1924年(大正13年)にシーザーサラダを生み出したことが由来とされています。このときキッチンにあったレタスやクルトン、チーズなどの寺領をかき集めて即興で作られたものがサラダの始まりとなったそうです。

7月5日「穴子の日」

【由来】
制定については諸説があり、詳細は不明です。7と5で穴子(あなご)の「な(7)ご(5)」の語呂合わせからきているようです。穴子はうなぎと同様にビタミンA、ビタミンBが豊富で夏バテや食欲減退防止などの効果があります。夏が旬の食材です。

7月6日「ピアノの日」★おすすめ活動例

【由来】
1823年(文政6年)、ドイツの医師シーボルトが初めて日本にピアノを持ち込みました。彼はドイツの医師・博物学者で、当時の西洋医学の最新情報を日本へ伝えると同時に、生物学、民族学、地理学など多岐にわたる事物を日本で収集し、オランダへ発送することで西洋における日本学の発展に貢献しました。
【おすすめ活動例】ピアノでリトミック
子どもたちが大好きなピアノのリトミックです。保育士さんが導入で、「今日は日本に初めてピアノがきた、ピアノの日です。ピアノを使って楽しくリトミックしましょう!」と伝えてあげるのも良いですね。

7月7日「七夕の日」

【由来】
昔日本では、女性が「棚機(たなばた)」という機械で着物を織ってお供えをして、豊作祈願をしたり人々のけがれを払ったりする行事がありました。その後、お盆を迎える準備として7月7日に行われるようになっていったそうです。

7月8日「防犯カメラの日」

【由来】
防犯システムを取り扱う日本防犯システムが制定。由来は、な(7)くなれは(8)んざい【無くなれ犯罪】の語呂合わせから。犯罪が増加する傾向にある夏を前に、どうすれば犯罪を減らすことができるのかを考え、行動するきっかけにしたいという想いが込められています。

7月9日「ジェットコースターの日」

【由来】
1955年(昭和30年)のこの日、後楽園遊園地で日本初のジェットコースターが誕生しました。当時のジェットコースターは1,500メートルのコースを最高時速55km/hで走っていたそうです。

7月10日「ウルトラマンの日」★おすすめ活動例

【由来】
1966年(昭和41年)のこの日、ウルトラマンが初めてテレビに登場しました。ウルトラマンの第1話が放送される7月17日の1週間前に「ウルトラマン前夜祭ウルトラマン誕生」という番組が公開録画中継で放送されました。これがウルトラマンのテレビ初登場となりました。
【おすすめ活動例】「手遊び・一丁目のウルトラマン」
ウルトラマンの日には、保育園で人気の手遊び「一丁目のウルトラマン」がおすすめ。昔から子どもたちに愛されているキャラクターなので、保育園で子どもが手遊びを覚えれば親子三世代で楽しめることでしょう。最後の「シュワッチ」が素敵ですね♪


7月中旬(7/11~7/20)

続いて、11〜20日の記念日をご紹介しましょう。おすすめの活動例も参考にしてくださいね。

7月11日「ラーメンの日」★おすすめ活動例

【由来】
日本ラーメン協会が制定しました。日本独自のラーメン文化を支えるのが目的。日付は「7」と「11」の「7」をレンゲに、「11」を箸に見立てたことと、ラーメンを最初に食べた人物とされる水戸黄門(水戸光圀公)の誕生日が由来となっています。ラーメン産業の振興・発展とともに、日本独自のラーメン文化を支えるのが目的とされています。
【おすすめ活動例】「ラーメン体操」
秘伝!ラーメン体操のタイトルとまゆか先生&ぶん先生
一度聞いたら忘れられない! インパクト大の歌とリズムで踊る「ラーメン体操」です。楽しみながら体もたくさん動かせるので、朝のラジオ体操の代わりに保育に取り入れるのもおすすめですよ♪ 子どもたちと、思いっきり体を動かして楽しみましょう!

7月12日「マララ・デー」

【由来】
パキスタン生まれの人権活動家であるマララ・ユスフザイさんの誕生日です。マララさんは11歳のときに、タリバンの武装勢力による女子校の破壊活動を英BBC放送のブログに投稿し告発。その結果、武装勢力に狙われるようになり、スクールバスで帰宅中に銃で撃たれました。英国で緊急治療を受け、奇跡的に回復しました。「すべての子どもたちに教育を受ける権利を」「一人の子ども、一人の教師、一冊の本、一本のペンで世界を変えられる」と世界の人たちに教育の重要性を訴えました。

7月13日「日本標準時制定記念日」

【由来】
1886年(明治19年)に「本初子午線経度計算方及標準時ノ件」という勅令(天皇が直接発した法令)が出され、日本の標準時が決定されたことを記念して制定されました。日本の標準時位置は、兵庫県明石市に制定されており、世界標準時より9時間早くなっています。

7月14日「ひまわりの日」

【由来】
1977年(昭和52年)、アメリカのケネディ宇宙センターから日本初の気象衛星「ひまわり1号」が打ち上げられました。「ひまわり」となった由来は常に太陽を向いている向日葵のように地球を見続けてほしいという意味と、天気に関係する衛星なので太陽をイメージさせる花の名前が良いということになり「ひまわり」が選ばれたそうです。

7月15日「マンゴーの日」

【由来】
沖縄県では7月中旬頃からマンゴーの出荷が最盛期を迎えることにちなんで、沖縄県農林水産物販売促進協議会が2000年(平成12年)に制定しました。この日に合わせて、マンゴーのPRイベントが各地で行われます。

7月16日「虹の日」★おすすめ活動例

【由来】
デザイナーの山内康弘さんが制定しました。「7」と「16」で「ナナイロ=七色」と読む語呂合わせと、梅雨明けのこの時期には空に大きな虹が出ることが多いことが由来となっています。人と人、人と自然などが七色の虹のように結びつく一日にしようという思いが込められています。
【おすすめ活動例】手話付き「にじ」の歌
卒園式や合奏などで選ぶことが多い「にじ(作詞/新沢としひこ 作曲/中川ひろたか)」の歌をご紹介します。この動画では、ゆっくり曲を流しながら手話の振り付けで歌っています。保育士さんが手話を覚えるのにもピッタリですね! 雨あがりの虹が楽しみになりそうです♪

7月17日「東京の日」

【由来】
1868(慶応4、明治元)、江戸が東京府に改称され、首都機能が平安京から移されたことにちなんで制定されました。東京都になったのは、1943(昭和18年)東京府と東京市が統合されてからです。由来は京都から見て、東の都ということで「東京」になりました。

7月18日「ネルソン・マンデラ国際デー」

2009年(平成21年)に国際連合が制定した国際デーです。この日は、南アフリカ共和国の政治家で、アパルトヘイト撤廃に尽力したネルソン・マンデラの誕生日です。ここの国際デーの背景には「行動を起こし、変革を呼び込もう」というテーマがあり、平和で持続可能、公平な世界の構築に向けて力を合わせることを訴えています。

7月19日「やまなし桃の日」

【由来】
山梨果樹園芸会が2007年(平成19年)に制定。由来は、「百」を「もも」と読むことから、桃の出荷時期の間で、1年で百の倍数の200日目に当たるこの日を記念日としています。

7月20日「月面着陸の日」

【由来】
1969年(昭和44年)、アポロ11号が月面の「静かの海」に着陸しました。人類が初めて月に降り立った日です。ケネディ宇宙センターから打ち上げられた着陸船「イーグル」には、ニール・アームストロング船長とエドウィン・オルドリン乗り込んでいました。アームストロングは「これは一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大な飛躍である」とメッセージを地球に送りました。

7月下旬(7/21~7/31)

最後に、21〜31日の記念日をご紹介します。おすすめの活動例も参考にしてくださいね。

7月21日「自然公園の日」

【由来】
1957年(昭和32年)7月21日、「自然公園法」が制定されました。自然公園法とは、「優れた自然の風景地を保護するとともに、その利用の増進を図ることにより、国民の保健、休養及び教化に資するとともに、生物の多様性の確保に寄与することを目的(第1条)として定められた法律。」です。

自然公園法の規定に基づいて指定された国立公園、国定公園および都道府県立の自然公園を総称して自然公園といいます。

7月22日「ナッツの日」

【由来】
「夏にナッツ」「(土用)鰻も良いけどナッツもね」の意味を込めて、日本ナッツ協会が7(ナ)と2(ッツ)の語呂合わせから、7月22日を「ナッツの日」としました。古代から保存食として重宝され、栄養バランスが良くミネラル分も豊富なナッツ類は、夏バテ対策に最適です。

7月23日「文月ふみの日」

【由来】
1979年(昭和54年)に日本郵政グループの前進である郵政省が制定しました。「ふ(2)み(3)」の語呂合わせから「ふみの日」で、7月の旧称が「文月」であることから「ふみの日」となりました。手紙に関心をもってもらい、文字文化を継承することが目的とされています。

7月24日「劇画の日」

【由来】
1964年(昭和39年)この日、青林堂が劇画マンガ雑誌「ガロ」を創刊しました。当時マンガは子供の読むものというイメージがありましたが、白木三平の「カムイ伝」、水木しげるの「鬼太郎夜話」、つげ義春の「ねじ式」など前衛的な作品により、大人にも読まれるマンガ雑誌のブームとなりました。

7月25日「かき氷の日」

【由来】
1933年(昭和8年)のこの日に山形市で過去最高の猛暑日となったことから、日本かき氷協会が制定しました。かき氷の別名・夏氷「な(7)つ(2)ご(5)おり」のごろ合わせも由来となっています。

7月26日「幽霊の日」★おすすめ活動例

【由来】
1825年(文政8年)のこの日、江戸の中村座で『東海道四谷怪談』が初演されました。鶴屋南北作のこの作品は、映画や舞台などでも上演され、現代にも広く語り継がれている怪談です。この日は、幽霊が認知され、日本中に広く知られるきっかけになった日という意味合いがあります。
【おすすめ活動例】手遊び歌
いっぴきおばけ【手遊び歌】【保育士実演】
おばけの動きを真似した手遊びが、1番・2番・3番と進むにつれて全身の動きになっていく数え歌。くねくねと独特の動きが面白く、子どもたちと楽しめる1曲です。

難易度がだんだんと上がっていき、最後の5番では頭も振って踊るので、結構大変かもしれませんね。実演動画にもある通り、立つパターンの他にも、椅子に座って踊るパターンもあるので、シチュエーションに合わせて使い分けてみてくださいね。

7月27日「スイカの日」★おすすめ活動例

【由来】
スイカの縞模様を網に見立てて、7月27日の727を「夏の綱」と読む語呂合わせからスイカ愛好家らが制定しました。
【おすすめ活動例】1・2歳児クラスでスイカ割り
本物のスイカを使わなくても、保育園の製作で楽しくスイカ割りを楽しむことができます。スイカに模様を貼り付ける製作を子どもたちと楽しんでから、新聞紙でスイカを割って大盛り上がり!  動画のように保育士さんたちの声かけもスイカ割りが盛り上がるポイントですね。

7月28日「菜っ葉の日」

【由来】
「7」「2」「8」を「なっぱ」と読む語呂合せからきています。菜っ葉、キャベツ、白菜、ホウレンソウ、レタスなどの葉物野菜は、夏バテ予防に最適な野菜ですね。

7月29日「七福神の日」

【由来】 
せんべい造り100年を超える幸煎餅が制定しました。「しち(7)ふ(2)く(9)」と読む語呂合わせからきています。同社の「七福神せんべい」「七福神あられ」「銀座七福神」を多くの人に味わってもらうことが目的とされています。

7月30日「梅干の日」

【由来】
梅干の産地、和歌山県日高郡みなべ町の東農園が制定しました。「梅はその日の難逃れ」ということわざがあり、梅を食べればその日の災難を逃れられるという意味です。梅は難を逃れる、「7(なん)が30(さる)」 という語呂合わせからもきています。

7月31日「ビーチの日」

【由来】
特定非営利活動法人日本ビーチ文化振興協会が制定しました。7と31で「波(73)がい(1)い」と読む語呂合わせからきています。ビーチが通年で利用され、活性化につながるようにビーチの大切さを伝えることが目的とされています。

>>7月の「今日は何の日」

「今日は何の日」ネタで活動の幅を広げよう!

今回は、7月の「今日は何の日」をご紹介しました。普段の保育活動に7月の記念日ネタを取り入れてみてはいかがでしょうか。

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木村 光(きむら ひかる)

この記事を書いた人

木村 光(きむら ひかる)

男女4人のママで保育士ライター。
都内の保育園や障がい児支援施設での勤務経験あり。
子育てのしやすさを求め、東京から湘南へ家族で移住。
移住後、保育士の知識を活かしながらライター活動をスタートさせる。
子育てをするママ側と保育士側との両方の視点を持ちながら、お悩みを解決する記事を執筆中。

<Twitter>
https://twitter.com/hikaru___kimura

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