子どもの心が落ち着かないとき
震災の直接的な被害に関わらずニュースで見た衝撃的な映像、休み明けや入園、進級、転園のときなどの環境の変化など、子どもたちにも心が落ち着かないときがあります。見られる様子
- よく泣く
- 離れたがらない
- ビクビクしている
- 食欲の減少
今回は、「心が落ち着く遊び」について遊び方、注意点、年齢別のアレンジ遊びの方法をご紹介します。
お絵かきや積み木で表現あそびを楽しむ
辛いことや悲しいことがあったとき、人に話すことで心が落ち着くことがあります。まだ上手に言葉で表現できない子どもたちは、遊びを通じて気持ちを表現することがあるので、お絵かきや積み木を用意して表現あそびが出来るよう環境構成をしてあげましょう。気持ちを整理するスピードは人によって違うので、好きな時に遊べるようにしてあげるといいですね。表現遊びは自主性が大切です。無理矢理やらせないようにしましょう。
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五感にやさしいおもちゃと遊びで心をリラックス
不安な気持ちから今までできたことができなくなったり、急に泣き出したりすることがあります。そんな時は心が癒される五感にやさしいおもちゃがおすすめです。静かな音色の楽器や風を感じるしゃぼん玉遊びなど、ゆっくりした時間を過ごしながら、子どもとコミニュケーションをとってみましょう。
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伝承遊びでお年寄りとも関わって遊ぶ
被災に特化すると避難所などでいろいろな人がいる中での遊びもあります。
お手玉、コマ、けん玉、福笑い、など、昔から楽しまれてきた伝承遊びならお母さんやお父さんはもちろん、お年寄りも得意な遊びばかりです。おもちゃが手元に無い場合は、お手玉は新聞紙を丸めるだけ。福笑いは紙とペンがあれば手書きですぐに作れます。お爺ちゃん、お婆ちゃんと一緒の時間を過ごすのにもぴったりです。
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心が落ち着く遊びで一休み
遊びというと「楽しい!」、「目一杯動きまわる」という印象が強いですが、子どもたちの心がざわざわしているなと感じたらこういった心が落ち着く遊びを取り入れてみましょう。園のお友だちや保育者など人との関わりを増やし、安心感が生まれることでしょう。遊びを通して子どもたちの気持ちを矯正しようとするのではなく、寄り添いサポートするようにしましょう。
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