毎年6月11日は「傘の日」です。6月は梅雨の時期に入り、室内遊びに製作を取り入れる機会が増えるのではないでしょうか。ほいくisがYouTubeで運営している「工作ちゃんねる」より、「傘の日」はもちろん、梅雨の時期にもぴったりな製作アイデアを9つ紹介します。A4サイズ1枚のPDFにまとめた「工作の手順書」も用意していますのでご利用ください。
傘の日とは
「傘の日」は日本洋傘振興協議会(JUPA)が制定した記念日。1989年に、暦のうえで入梅にあたる6月11日を「傘の日」に制定しました 。入梅は雑節(二十四節気のほかに季節を示すために定められたもの)のひとつで「梅雨が始まる日」を意味します。
「傘の日」の活動に、傘や梅雨をテーマにした製作を取り入れてはいかがでしょうか? 作り方は動画で紹介するほか、A4サイズ1枚のPDFにまとめています。工作の手順書は印刷してご利用ください。
傘の製作アイデア
まずは傘をモチーフにした製作アイデアを5つ紹介します。2歳児から取り組める簡単な製作から色の三原色を学べるものまで、さまざまな製作を用意しています。子どもたちの成長に合わせて取り入れてください。
折り紙1枚で作れる!傘の折り方
折り紙1枚で完成する、簡単な傘の作り方を紹介します。折り目の部分が傘のような蛇腹形になり、立体的に仕上がるのがポイントです。今回は柄の部分に曲がるストローを使って、飲み口をそのまま持ち手の形にしました。てるてる坊主やカエルと一緒に、梅雨の部屋飾りとして飾ってみるのもいいですね。
対象年齢:2歳/3歳/4歳/5歳
紙皿で作るミニミニ傘
半分に切った紙皿を畳んで傘に見立てた製作です。カラフルな飾りとモールを組み合わせて、楽しくお部屋を飾りつけましょう。梅雨シーズンにみんなで取り組む製作としておすすめですよ。
対象年齢:2歳/3歳/4歳/5歳
はじき絵の雨傘
はじき絵を楽しめる傘の製作アイデアです。クレヨンが絵の具をはじいて、きれいな模様になるのが特徴です。紙皿に切り込みを入れるだけなので、ハサミを使いはじめた2歳児にもおすすめ。カラフルなデザインで、自分だけのオリジナル傘を作ってみてください。
対象年齢:2歳/3歳/4歳/5歳
ゆらゆら傘くらげ
ゆらゆらとスズランテープが涼し気になびく、クラゲの製作アイデアです。本体は一工夫して、傘の形に成形してみました。色やデザインで個性を出せるので、子どもたちとの活動にいかがでしょうか。
対象年齢:4歳/5歳
色水の雨アート
クレヨンで描いた傘の絵に色水を流し、偶然できる模様を楽しむ製作アイデアです。色水作りのところは、三原色(赤・青・黄)からさまざまな色が作れることを知ることができます。製作する過程を楽しめるので、梅雨時期の室内活動にぴったりですね。
対象年齢:3歳/4歳/5歳
あじさいの製作アイデア
あじさいは梅雨をイメージさせる花の代表格。製作に取り入れると、ぱっと華やかになりますね。傘の日の製作にもぴったりな、あじさいの製作アイデアを紹介します。
あじさいのちぎり絵
梅雨の季節の風物詩でもある「あじさい」を、ちぎり絵で作ってみましょう。まだ絵が上手く描けない小さな子どもでも、楽しく取り組めるようにアレンジしてみました。
対象年齢:2歳/3歳/4歳/5歳
あじさいとカタツムリのバルーン飾り
風船(バルーン)を使った製作に挑戦しましょう。風船の丸い形を活かしたいけど、直接飾り付けるのは難しいですよね。そこで今回は、半紙(新聞紙でも可)をペタペタ貼り付けて飾り付けができるように工夫。6月の梅雨シーズンをイメージして、あじさいとカタツムリをアレンジしてみました。
対象年齢:3歳/4歳/5歳
カエルの製作アイデア
梅雨をイメージさせる生き物といえばカエルですね。傘と一緒にカエルの製作を取り入れてみてはいかがでしょうか。ぴょんぴょんと跳ねるアクションが付いているので、作った後も楽しく遊べますよ。
折り紙ぴょんぴょんカエル
指先でおしりの部分を押し下げてぱっと離すと、「ぴょん」と跳ねるカエルの折り紙。昔からある定番の折り紙は、形が可愛いだけでなく子どもたちが遊べる仕掛けもあり、園でも人気です。保育の引き出しとして持っておいてはいかがでしょうか。
対象年齢:3歳/4歳/5歳
カエルがはねる!あまぐもの壁飾り
梅雨の季節の風物詩である雨雲とアマガエルを可愛くキャラクターに仕立てた壁飾り。平ゴムでぶら下げたアマガエルたちを引っ張ると、ぴょんぴょんはねるアクション付きです。この時期はなかなか外遊びもできずに大変ですが、楽しく子どもたちが遊べる製作に取り組んでみましょう。
対象年齢:2歳/3歳/4歳/5歳
傘の日に梅雨をテーマにした製作を取り入れよう
傘は雨の日の登園に欠かせない道具。製作に取り入れることで、雨の日の登園が楽しみになるかもしれません。梅雨をイメージさせる、あじさいやカエルの製作も取り入れて、雨の日を楽しく過ごしましょう。
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