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4・5歳児におすすめ!ペープサートの実演アイデア5選

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持ち手を付けた紙人形を使って劇を演じるペープサート。保育者さんや保育実習生さんの中には、「ペープサートをしてみたいけど、どんな準備が必要?」「演じ方のコツはある?」とお悩みの方もいるかもしれません。保育にペープサートを取り入れる際は、年齢に合わせた題材を取り入れることがポイント。今回は4、5歳児におすすめのペープサートの題材や演じ方のコツを紹介します。

ペープサートを保育に取り入れるメリット

幼児クラスの子どもたち

ペープサートは年齢問わず楽しめる教材として、多くの保育園で取り入れられています。ここでは、4・5歳児の保育にペープサートを取り入れるメリットを紹介します。

子どもたちの興味を惹ける

絵本と違い、登場人物に動きのあるペープサートには、子どもたちの興味を惹きやすいというメリットがあります。動かし方に変化をつけたりイラストの裏表で表情を変えたりすることで、飽きずに集中して見てくれるでしょう。サッと注目を集めることができるので、大勢集まる行事やイベントにもおすすめです。

想像力や思考力を育める

ペープサートは子どもたちの想像力や思考力を育むことにも繋がります。実際に絵が動くことで、ストーリーや登場人物の気持ちをイメージしやすくなるからです。4・5歳児の子どもたちに合った題材を選ぶことで、自由に想像を膨らませながら劇を楽しむことができるでしょう。

自由にアレンジできる

子どもたちの様子を見ながらアドリブを入れたりアレンジをしてみたりと、演じ方の自由度が高いのもペープサートのメリットです。遊びのルール説明や生活指導など、目的に合わせてオリジナルのストーリーを作ることも可能。紙人形を介して子どもたちとコミュニケーションを取りながら楽しめるのもペープサートの醍醐味ですよ。

ペープサートを演じるときのコツ

ペープサートのイメージ写真

ペープサートは子どもたちにも人気の教材ですが、より楽しんでもらうためには演者のテクニックが必要です。ここでは4・5歳児に向けてペープサートを演じるときのコツを紹介します。

ストーリーに合わせて動かし方や声の調子を変える

ペープサートを演じるときは、ストーリーに合わせて紙人形の動きや声色を工夫しましょう。登場人物が驚くシーンでは紙人形を大きく上下させる、子どもたちに話しかけるときはあえて声を小さくしてみるなど、ワンパターンな演じ方にならないようにするのがポイント。大きく変化をつけながら演じることで、お話への没入感が増しますよ。

かけ合いを楽しめるようにする

ペープサートでは、紙人形を介して子どもたちとのかけ合いを楽しみながら演じることもおすすめです。お話の途中で「みんなはどう思う?」と問いかけたり「一緒に呪文を唱えてね」とお願いしてみたりと、かけ合いの方法はさまざま。参加型の劇にすることで、子どもたちの想像力を掻き立て、より楽しいペープサートになります。

机や布、段ボールで舞台を作る

ペープサートは場所を選ばず演じられるのもメリットの一つですが、机や布、段ボールなどを使って簡単な舞台を用意すれば、本格的な人形劇にもなります。特に誕生日会やクリスマス会など大勢の園児が参加する行事でペープサートを演じるときには、保育者が隠れる台や背景を用意しておくと特別感が出るのでおすすめです。

保育者が選ぶ!4・5歳児におすすめの題材

ここからは、4・5歳児におすすめのペープサートの題材を紹介します。

てぶくろ

『てぶくろ』はウクライナの民話。おじいさんが落とした手袋の中に、ねずみやうさぎ、きつねなど次々やってくる動物たちが入ってしまうお話です。繰り返されるやり取りの楽しさや小さな手袋にたくさんの動物たちが入っていく緊張感を感じられるように演じると良いですね。冬の季節にぴったりの題材です。
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ねこのお医者さん

『ねこのお医者さん』は、ねこのお医者さんと看護師さんが楽しい歌で動物たちの病気を治すお話。紙人形の裏表を上手く使うことで、動物たちが辛そうな表情から元気な表情へくるっと変身します。「ねこねこねこーのおいしゃさん♪」とキャッチーなフレーズは、子どもたちと一緒に歌うと楽しいですよ。

おおきなかぶ

『おおきなかぶ』は、大人から子どもまでたくさんの人に親しまれている昔話。子どもたちと一緒に「うんとこしょ どっこいしょ」と声をかけると、盛り上がりそうですね。登場人物が多いので、演じるときは複数の保育者で協力したり、紙人形を立てておける発泡スチロールを用意したりしておくと良いでしょう。
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うさぎとかめ

うさぎとかめがかけっこ競争をする『うさぎとかめ』は、子どもたちにも人気のイソップ物語。軽やかな足どりのうさぎと、のんびりしたかめの動きを紙人形でうまく演じ分けると良いですね。紙人形を使って子どもたちとかけ合いを楽しみながら演じるのもおすすめです。
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七夕など行事のお話

ペープサートは行事のお話を伝えるにもおすすめです。4・5歳児クラスでは、七夕やクリスマス、節分などの行事の由来について説明する機会もあるでしょう。行事のお話には難しい言葉が出てくることも多いですが、ペープサートで演じながら伝えることで、子どもたちも理解しやすくなりますよ。
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4・5歳児の保育にペープサートを取り入れよう

4・5歳児におすすめのペープサート実演アイデアを紹介しました。4・5歳児は想像力を膨らませてお話を聞けるようになるため、少し長めのストーリーや複雑なお話も取り入れてみると良いでしょう。ぜひ本記事を参考にしながら、保育に取り入れてみてくださいね。

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あいな

この記事を書いた人

あいな

子どもが好きで、大学卒業後は公立保育園で保育士をしていました。結婚出産を経て、現在は育児をしながらライターとして活動中。自身の知識や経験を元に、日々の保育をお手伝いできる分かりやすい記事を執筆します。

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