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2・3歳児におすすめ!ペープサートの実演アイデア5選

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持ち手を付けた紙人形を使って劇を演じるペープサート。保育者さんや保育実習生さんの中には、「ペープサートをしてみたいけど、どんな準備が必要?」「演じ方のコツはある?」とお悩みの方もいるかもしれません。保育にペープサートを取り入れる際は、年齢に合わせた題材を取り入れることがポイント。今回は2、3歳児におすすめのペープサートの題材や演じ方のコツを紹介します。

ペープサートを保育に取り入れるメリット

保育園の子どもたち

ペープサートは年齢問わず楽しめる教材として、多くの保育園で取り入れられています。ここでは、2・3歳児の保育にペープサートを取り入れるメリットを紹介します。

子どもたちの興味を惹きやすい

ペープサートには、子どもたちの興味を惹きやすいというメリットがあります。ペープサートは絵本と違い、紙人形が上下左右に動いたり、裏表で表情を変えたりと動きに変化をつけられます。ペープサートを使うことで子どもたちの注目をサッと集められるので、活動の切り替え時などにも役立ちますよ。

想像力や思考力を育める

子どもたちの想像力や思考力を育めるのも、ペープサートの大きなメリットです。ペープサートはイラストが動くため、子どもたちはお話の世界に入りやすくなります。2・3歳になると簡単なストーリーが理解できるようになるので、自分なりにイメージや思考を膨らませながらお話を楽しむ力がつきますよ

知識や言葉を増やすきっかけになる

2・3歳児は言葉の発達が進み、身の回りのものへの興味関心が広がる時期です。ペープサートを用いて様々な言葉、物事に親しむことでさらに知識や語彙を増やしていくきっかけになるでしょう。七夕やクリスマスなど行事についても、ペープサートを通して視覚的に知ることで理解しやすくなりますよ。

ペープサートを演じるときのコツ

ペープサート

ペープサートは子どもたちにも人気の教材ですが、より楽しんでもらうためには演者のテクニックが必要です。ここでは2・3歳児に向けてペープサートを演じるときのコツを紹介します。

ストーリーに合った動かし方や声の調子を意識する

ペープサートを演じる際は、ストーリーに合わせて紙人形の動かし方や声の調子を工夫しましょう。登場人物が驚いたときは紙人形を大きく上下させたり、セリフに合わせて声の大きさや話すスピードに変化をつけたりすることで、臨場感のある劇を演じることができます。なるべく大げさに演じることが子どもたちに楽しんでもらえるコツです。

子どもたちとのやり取りを楽しみながら演じる

ペープサートは、紙人形を通して子どもたちとやり取りを楽しむことができます。お話の途中で「一緒におまじないを言ってね」などと、登場人物になりきって子どもたちに話しかける場面を作ってみることもおすすめです。登場人物とコミュニケーションをとりながらストーリーが進むことで、子どもたちはワクワクしながらお話を楽しめるでしょう。

机や布、段ボールを使って舞台を作る

ペープサートを演じるときは、机や布、段ボールを使って簡単な舞台を作るのも良いでしょう。舞台の裏に保育者が隠れて演じることで、お話への没入感がさらに増します。誕生日会や季節の行事など広い部屋で演じる際には、背景も用意することで、より本格的な人形劇になりますよ。

保育者が選ぶ!2・3歳児におすすめの題材

ここからは、2・3歳児におすすめのペープサートの題材を紹介します。

どんな色が好き

子どもたちに大人気の童謡『どんな色が好き』は、ペープサートで演じるのもおすすめです。カラフルなクレヨンのイラストを用意するだけなので、準備も簡単。繰り返しの歌詞が続くので、演じる場面によって歌の長さも調整できます。お絵描き遊びの導入にもぴったりです。
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おべんとうバス

『おべんとうバス』は、子どもたちが大好きなお弁当の具材が登場する絵本。ハンバーグやエビフライ、たまごやきなどが次々バスに乗り込んでいきます。登場人物が多いので、ペープサートで演じる際は、発泡スチロールなどを使って紙人形を立てて置く場所を用意しておくと良いですね。

コンコンクシャンのうた

『コンコンクシャンのうた』は、寒い季節に保育園で歌われることの多い童謡。マスクをしたどうぶつたちが出てきて、「こんこんこんこんくしゃーん」と大きなくしゃみをします。マスク姿とくしゃみ姿を裏表に紙人形を作ることで、ペープサートで楽しめますよ。

はたらくくるま

『はたらくくるま』は郵便車や清掃車、救急車などいろんな種類の車が出てくる、子どもたちに人気の歌。ペープサートを用意することで、耳だけでなく目でも楽しむことができるので、子どもたちも喜ぶこと間違いなし。ぜひ歌に合わせて演じてみてくださいね。
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さんびきのこぶた

『さんびきのこぶた』は、大人から子どもまで幅広く知られている名作童話。簡単なストーリーなので、2・3歳児の子どもたちも楽しむことができます。紙人形だけでなく背景も用意することで、子どもたちの想像力を刺激できるでしょう。
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2・3歳児の保育にペープサートを取り入れよう

2・3歳児におすすめのペープサート実演アイデアを紹介しました。2・3歳は身の回りのさまざまなものに興味をもつ時期なので、簡単なお話や身近なものが登場する題材を選ぶと良いでしょう。ぜひ本記事を参考にしながら、保育に取り入れてみてくださいね。

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あいな

この記事を書いた人

あいな

子どもが好きで、大学卒業後は公立保育園で保育士をしていました。結婚出産を経て、現在は育児をしながらライターとして活動中。自身の知識や経験を元に、日々の保育をお手伝いできる分かりやすい記事を執筆します。

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