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【12月の歌】行事のワクワクが高まる!年齢別・オススメ童謡・手遊び歌10選

12月の歌
季節も冬本番。12月はクリスマス、お正月準備、冬休みなど子どもも大人もウキウキする行事が盛りだくさんですね。今回はそんな楽しい雰囲気を盛り上げる、この時期ならではの童謡や手遊び歌を乳児クラス、幼児クラス別にご紹介します。

12月の保育園・幼稚園の子どもたちの様子 

あっという間に今年最後の月。日々の園生活はもちろん、様々な行事を友だちや保育者と乗り越えてきた子どもたちはこの時期になると、一人ひとりのたくましい成長がみられるのではないでしょうか。

今月はクリスマス、お正月準備などウキウキする行事が続きますが、その雰囲気を楽しむのはもちろん、その行事の伝統や由来などを伝える機会を設け、子どもたちの知的好奇心や行事への親しみの気持ちも育てていきたいですね。 

乳児クラス向け12月に歌いたい歌・手遊び歌

①うさぎ野原のクリスマス 


作詞/新沢としひこ 作曲/中川ひろたか      

ねらい

歌に親しみながら、クリスマスの雰囲気を味わう。 

解説

クリスマスの時期ならではの乳児クラスで人気の歌です。ペープサートやパネルシアターで物語を見せると、子どもたちはより歌のイメージが楽しめることでしょう。 うさぎになりきりクリスマス会の発表にしても可愛いですね。 

②手をたたきましょう(手遊び歌) 


作詞/小林純一 作曲/チェコスロバキア民謡     

ねらい

楽しくダイナミックに、感情表現の豊かさを味わう。 

解説

簡単で楽しい乳児クラスにおすすめの手遊び歌です。保育者が表情豊かに表現することでその姿を子どもたちが模倣し、一人ひとりの表現の豊かさに繋がっていきます。 

③七つの子 


作詞/野口雨情 作曲/本居長世       

ねらい

昔からの日本の童謡に親しみをもつ。 

解説

昔から馴染みのある歌ですね。昔ながらの童謡は高低の音の差に無理がなく、リズムも複雑ではないので、散歩先や普段の何気ない時間に子どもたちと口ずさむことで、楽しみながら語彙力が育っていきます。 

④かんぱーい!! 


作詞・作曲/北川悠仁      

ねらい

歌を通じ、友だちや保育者とのやり取りを楽しむ。 

解説

行事が多く皆で食事をする機会が多いこの時期に、取り入れたい歌です。 普段の遊びの中でも「かんぱい」のやり取りを楽しむきっかけにもなり、おままごと遊びがとても盛り上がりますよ。 

⑤はたらくくるま 


作詞/伊藤アキラ 作曲/越部信義      

ねらい

歌に親しみながら車への関心を広げる。 

解説

ノリも良く子どもたちに大人気の歌です。歌を通じ車への興味関心が高まり絵本や紙芝居、散歩先で働く車を発見することを喜んだり、日々の保育が充実するきっかけにもなりますね。 歌を通じ、子どもたちの「好き」を広げていきましょう。 

幼児クラス向け12月に歌いたい歌・手遊び歌 

⑥ジングル・ベル 


作詞・作曲/JAMES PIERPONT     

ねらい

クリスマスの雰囲気を歌で味わう。 

解説

幼児クラスはこの歌を歌うだけで、クリスマスへの期待が高まるのではないでしょうか。絵本や紙芝居を通じ、クリスマスの由来を伝える機会をもつことも幼児クラスでは大切にしたいですね。

⑦しあわせならてをたたこう(手遊び歌) 


作詞/きむらりひと 作曲/アメリカ民謡    

ねらい

保育者や友だちと一緒に手遊びをする楽しさを味わう。 

解説

子どもたちに人気の手遊び歌です。速さを変えたり、たたく場所を手や足だけではなく身体の様々な部位に変えたりとバリエーションを楽しめます。「しあわせ」ってどんな気持ちのことなのか?を子どもたちに問うと大人が想像もしなかった驚きの発言が飛びだすかもしれません。 

 ⑧カレンダーマーチ 


作詞/井出 隆夫 作曲/福田 和禾子  

ねらい

歌を通じて一年を振り返る。 

解説

曲調はリズミカルで親しみやすく、一年の節目にぜひ歌ってほしい歌です。 今年、園生活で楽しかったこと、頑張ってきたことを友だちや保育者と振り返り描画として作品に残すこともおすすめです。この一年の成長を自分自身で感じられる良い機会になることでしょう。 

⑨友だち讃歌 


作詞/阪田寛夫 作曲/アメリカ民謡 

ねらい

楽しく歌いながら、友だちへの親しみの気持ちを高める。 

解説

楽しく歌いながら友だちに親しみの気持ちが育つ歌です。まもなく年末年始のお休みに入りますが、新年の登園に期待を持って長期のお休みに入ってほしいという保育者の願いをこめて取り入れてほしい歌です。 

⑩お正月 


作詞/東くめ 作曲/滝廉太郎 

ねらい

歌を通じ季節の行事に興味関心を広げる。 

解説

子どもたちが日本の文化や風習を学ぶという目的でも、お正月にちなんだ歌を歌うことは保育の大切な一環です。お正月は新しい年が始まる特別な日ということを歌を通じて伝えていきたいですね。 

 12月も季節に合った歌を楽しもう 

行事はもちろんさまざまな節目を迎える12月。子どもたちに十分に楽しさを味わってもらいながらも、一つひとつの活動や取り入れる歌には「ねらい」という保育者の「願い」 をこめて園生活ならではの経験ができるよう、日々の活動を充実させていきましょう。 

 
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橋田 美幸(はしだ みゆき)

この記事を書いた人

橋田 美幸(はしだ みゆき)

フリーランス保育士/リズム運動講師/ メンタル心理カウンセラー
保育士歴17年。全国各地の 保育施設で乳幼児の発達要求にこたえるリズム運動の普及に尽力。
また保育士、子育て中の親御さんのメンタルケアも目的とした相談サービス『ヨリドコロ』の運営も行う。日々の活動を投稿しているインスタグラムは、フォロワー1万人超えで注目を集める。
リズム運動と相談業を柱に、たくさんの子どもたちと、関わる大人の『共育ち』を応援していく。

<Instagram>
https://www.instagram.com/mochi.hsp/?hl=ja

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