未来のだるまちゃんへ
著:かこさとし出版社:文藝春秋 [未来のだるまちゃんへ (文春文庫) (日本語) 文庫]
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このイラストと、著者名にピンとくる保育士さんも多いはず。大ロングセラー「だるまちゃんシリーズ」や「からすのパンやさんシリーズ」で人気のかこさとし(加古里子)さんによる自叙伝です。
かこさとしさんの生涯についてや絵本への想い、子どもたちへの尊敬などがとても分かりやすく書かれており、スッと心に入ってきます。「子どもの本来の力はこうあるのか」と気付かせてくれる一冊です。
子どもが教えてくれました ほんとうの本のおもしろさ
著:安井素子出版社:偕成社 [子どもが教えてくれました ほんとうの本のおもしろさ (日本語) 単行本]
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絵本好きな先生だけではなく、絵本選びに悩んでいる方にもおすすめしたいのがこちら。保育士歴37年の安井素子さんによる「子どもたちの姿と結び付けた絵本ガイド」です。
この中で紹介されているのは、子どもたちとの日常をもとに選ばれた絵本。これを読むと、絵本は子どもの日常の様子や興味・関心に沿って選ぶことで、より楽しくなるということが分かります。
保育士という生き方
著:井上さく子出版社:イースト・プレス [保育士という生き方 (イースト新書Q) (日本語) 新書]
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長年保育に携わってきた井上さく子さんが、まさに「保育士という生き方」を語ります。保育士の仕事とは、というところから、井上さん自身の体験談や現場で起きたこと、そして子どもたちへの想い。
子どもたちが自分自身を愛するために、保育士はどのようにあるべきなのか。自分の保育を振り返るきっかけにもなりそうです。
子どもに至る:保育者主導保育からのビフォー&アフターと同僚性
著:安達譲/安達かえで/岡健/平林祥出版社:ひとなる書房 [子どもに至る: 保育者主導保育からのビフォー&アフターと同僚性 (日本語) 単行本]
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子ども主体の保育について、保護者との「共育」について、「同僚性」についてなど、保育士が悩みがちなテーマをそのまま抜き出したかのような素晴らしい一冊です。
大阪府にある「せんりひじり幼稚園」が子ども主体の保育に至る経緯、その裏側などが書かれた、現場が伝わる内容となっています。
保育園義務教育化
著:古市憲寿出版社:小学館 [保育園義務教育化 (日本語) 単行本]
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社会学者や作家として活躍する古市憲寿さんの著書です。現在の日本の状況を踏まえながら、古市さんなりの「保育園義務教育化」に対する考えが分かりやすくまとめられた一冊。保育園の質や保育士待遇についても触れられています。
さまざまな角度から、日本の保育園事情を考えるのにおすすめです。電子版もあるので、手軽に読み始めることができそうですね。
リラックスして読書タイム
今回選んだ本は、どれも読みやすくておすすめです。せっかくの読書タイムなので、リラックスして読みたいですよね。そして読み終えたときには、今の保育がさらに良くなる新たな発見があるかもしれませんね。【関連記事】