保育士さんに見てほしい!保育や子どもの成長がテーマの映画4選

近年、さまざまな映画が公開されていますね。中には保育や子どもの成長に焦点を当てた作品もあり、ついつい保育者としての視線で見てしまうこともあります。今回は、そんな映画の中から保育士さんにぜひ見てほしい4作品ご紹介します。

あの日のオルガン


太平洋戦争末期、日本で初めて保育園の疎開を決行させた保母たち。園児53人を連れ、長い道のりを歩いて疎開を開始します。疎開先で経験するさまざまな出来事。子どもたちを守るために毎日必死で戦った保母たちと、共に過ごした子どもたちの様子を描いた物語です。

実話をもとにしたこの物語は、2019年2月に戸田恵梨香さんや大原櫻子さんといった、実力派俳優のキャスティングによって映画化されました。

疎開保育園とはそもそもなにか? そして、そこで起きていることはどんなことなのか? 戦時下という環境の中、子どもたちにまっすぐに向き合う保母さんたちの姿勢からは、時代を越えて同じ保育者として感じることがあるかもしれませんね。保育者の役割とはなにか? という原点を見つめ直すきっかけになる作品だと思いました。

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>>原作『あの日のオルガン 疎開保育園物語』作者・久保つぎこさんインタビュー

いただきます ここは、発酵の楽園


田植え、稲刈り、炊飯まで子どもの手で行っている山梨県の「みいづ保育園」。「菌ちゃん先生」の愛称で子どもたちから慕われる野菜農家の吉田俊道さん。

自然あふれる環境の中でのびのびと育つ子どもたちや、オーガニック農法に取り組む人々を追ったドキュメンタリー映画です。

自然の恵みを楽しむ子どもたちや、それを支える農家の人々の“そのまま”の表情が溢れるこの映画は、見終わったときにほっとするような温かさを感じることができます。自然体験を保育に取り入れたいと考えている方には、とても参考になる映画だと思いますよ。2019年1月24日から公開予定です。

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>>完成披露試写会レポート

みんなの学校


大阪市住吉区にある「大空小学校」は、誰でも通える公立小学校。ここでは、特別支援教育の対象となる子も、教室を飛び出してしまう子も、お友だちに手が出てしまう子も、みんなが同じ教室で学び、成長していきます。

「自分がされて嫌なことは人にしない」そんなたったひとつの約束を持って、地域を巻き込み子どもを見守る大空小学校。

ここで育っていった子どもたちと、子どもたちを支え、子どもたちから学んだ大人たちの実際の様子を追ったドキュメンタリー映画。ありのままを映したこの作品は、子どもに関わるすべての人にぜひ見てほしい作品です。

小学校が舞台の作品ですが、保育者向けの上映会や講演会がたくさん開かれていることからも分かるように、保育に対するスタンスを考えるうえでのヒントがたくさん詰まった映画です。

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>>大空小学校初代校長・木村泰子さんインタビュー

夜間もやってる保育園


24時間開園や夜間保育を行う保育園の実際を描いた作品です。どのような家庭が利用しているのか、子どもたちはどのように過ごしているのか、そしてそれを支える保育士さんたちはどのような想いで保育を行っているのか。

この映画は、保育園を「第二の家」としてどのような居場所にすることが大切なのかを気付かせてくれます。

普段なかなか知ることができない夜間もやっている保育園の様子を、ぜひ一度見てみてください。

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>>「夜間もやってる保育園」上映会レポート

映画から学びを

今回ご紹介した作品は、どれも学びを得られる内容のものばかりでしたね。映画を通してなにか新たな視点を発見したり、今の保育にプラスになるものがあるといいですね。
まゆか

この記事を書いた人

まゆか

「ほいくis/ほいくいず」専任ライター。保育の楽しさを広めるために、元保育士の経験を惜しみなく放出。絵本とジャニーズが生きがいです。「わたしのワンピース」・ヨシタケシンスケさんの「ころべばいいのに」がお気に入り。

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