みんなが知りたい遊びアイデアは?
保育士さんが日々保育をしていく中でも特に悩むことのひとつが、室内遊びのアイデアです。外遊びだと、あっという間に時間が過ぎることも多いですが、室内だとスペースや遊びが限られていて何をすればいいか迷ってしまう…という方は多いのではないでしょうか。今回ほいくisでは、室内遊びで知りたいアイデアについてと、実際におすすめする室内遊びについてSNSアンケートを実施しました。まずは、「室内遊びで特に知りたいアイデアは?」というアンケートの結果から見てみましょう。
体操・手遊び | 369票(37.0%) |
新聞紙遊び | 300票(30.1%) |
製作・工作 | 240票(24.1%) |
粘土 | 88票(8.8%) |
室内でも身体を動かせる体操や、すき間時間にも楽しめる手遊びのアイデアを知りたいという保育士さんが約4割を占め、1位となりました。続いて、手軽に準備ができ、遊びの幅も広い新聞紙遊びについて知りたいという声が2位(30.1%)、製作・工作が3位(24.1%)、粘土が4位(8.8%)となりました。
体操や手遊びのレパートリーは多く持っておくととても便利です。生活発表会のお遊戯や、活動量が少なくなりやすい雨の日の遊びとしても使えるので、さまざまな年齢で楽しめるアイデアをチェックしておきましょう。
現役保育士おすすめ!室内遊びのアイデア
今回のアンケートでは、保育士の皆さんがおすすめする室内遊びアイデアについても募集しました。たくさんの回答がありましたが、その中から特に人気だったものをランキング形式でご紹介します。ぜひこれからの室内遊びに取り入れてみてくださいね。1位:感触遊び
身近にある素材を使った感触遊びをおすすめする保育士さんが多く、たくさんのアイデアが集まりました。感触遊びは乳児から幼児まで、幅広い年齢で楽しむことができるのが魅力的。さまざまな感触に触れて触覚を刺激したり、目で見て楽しんだりしながら長く遊ぶこともできます。対象年齢:0歳、1歳、2歳、3歳、4歳、5歳
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2位:新聞紙遊び
新聞紙ひとつでいくつもの遊びが生まれる、室内遊びの定番アイデアです。定番の「しんぶん島」のように、ルールを設けてゲーム遊びとして使えるほか、遊び方を変えれば乳児でも幼児でも幅広く楽しむことができますよね。また遊び方を決めずに、子どもたちの思うままに遊ぶだけでもさまざまな楽しみ方があります。園に新聞紙をストックしておけば、手のかかる準備もなくいつでも使えますよ。対象年齢:0歳、1歳、2歳、3歳、4歳、5歳
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3位:風船遊び
子どもたちが大好きな風船を使った遊びも、工夫すればたくさんの遊び方ができますね。ポンポンと浮かせているだけでも楽しく遊ぶことができますが、動物に見立てた絵を描くなど、アレンジを工夫するとさらに楽しいですよ。対象年齢:1歳、2歳、3歳、4歳、5歳
4位:段ボール遊び
新聞紙遊びと同じく、遊びの幅が広く展開しやすい段ボール遊びも人気を集めました。段ボールは強度があり、子どもが入って遊べるサイズのものが作れるなど、いろいろなことに活用できます。手作りおもちゃの素材としても使えるので、ぜひ捨てずにとっておいてみてください。強度がある分、切るのは少し大変なので、製作の際は大人が切ったり段ボール専用カッターを使うようにしましょう。対象年齢:3歳、4歳、5歳
5位:お店屋さんごっこ
こちらも室内遊びの定番、「ごっこ遊び」のひとつです。ままごとセットなど既存のおもちゃを使って遊ぶのももちろん良いですが、おすすめは完全手作りしたお店屋さんごっこです。フェルトや画用紙などを使って子どもたちとオリジナルの売り物を作れば、作るところから室内遊びを楽しめますね。レジやお金なども手作りすれば、お友だち同士でより本格的に遊べるだけでなく、簡単な計算の練習にもなります。お菓子の空き箱や段ボールなどの廃材を使って、みんなで協力してオリジナルのお店を作ってみましょう。
対象年齢:3歳、4歳、5歳
工夫次第でアイデアが広がる!
マンネリ化しがちな室内遊びも、少しの工夫で遊び方が広がったり、新しい遊びを生み出したりすることができます。子どもたちの発想が広がるようなものや、ねらいに合わせた遊びを取り入れてみてくださいね。調査期間:2021年5月18日(1日)/調査方法:Instagram・Twitterでアンケートを実施/調査対象:Instagram・Twitterユーザー/有効回答数:1問目『Q 室内遊びをするときに、特に「アイデアを知りたい!」と思うものを教えてください。』997件(InstagramとTwitterの合算)/2問目「Q おすすめの室内遊びがあれば教えてください。」76件(フリー記述)