MENU

10秒でサッと描ける!子どもの全身の描き方【保育士のイラスト講座】

棒人間の子どもたちのイラスト
簡単なのに上手に見える!絵が苦手な方でも、そんなイラストが描けるコツと裏ワザをご紹介します。>>前回の「動物の描き方」はこちら

今回のテーマは「全身のポーズの描き方」

今回は皆さんからリクエストの多かった「子どもの全身」「いろいろなポーズ」の描き方をレクチャーしようと思います。

まずは基本となる「顔の描き方」から始めましょう!

基本の顔の描き方

子どもの顔のイラスト
園児は、丸を描いて、波線を髪の毛にします。それだけでもいいですし、左右に三角をつければ結んだ髪の毛のようになって、かわいいですよ♪
【ポイント】
なみなみの前髪は大体丸の1/3の位置に描きます。特に子どもっぽさやかわいさを出したい時は‟鼻や目を中心に集める”感じで、鼻より少し下の位置に目を描くとかわいく見えると思います。
表情の描き分け方は、次回のテーマでお話しします(2022年1月下旬予定です)。

1、簡単!棒人間で「ダンス」

「体を描くのって難しそう…」という方に、まずは手足が棒のいわゆる棒人間をベースにしたものからチャレンジしてみませんか?

運動会などでのポンポンを持ったダンスを描いて見ましょう。
ポンポンを持つ女の子のイラスト
  1. 顔の下に四角で服を表します。顔より少しだけ短めがバランスよく描くポイント。
  2. 顔と服の境目から手となる線を描きます。片手は腰、片手は伸ばして先にポンポンを描きます。
  3. 最後に足を描いて完成!
【ポイント】
足はそんなに長くせず、全身が2〜2.5等身になると子どもらしさがでます。顔と体がほぼ同じ長さという感じですね!

2、ボールを蹴る

続いて、ボールを蹴る子です。サッカーをしている様子を描いてみましょう。
サッカーをする男の子のイラスト
  1. 最初に手を描きます。片手は「ヘイヘイ!」とパスを呼ぶイメージです。
  2. 続いて体と足ですが、先にお尻側から描くのがおすすめ。お尻から描くことによってボールを蹴る側の足が決まります。
  3. ボールを描いて完成!
今回はサッカーボールにしましたが、他の色でただ丸を描くだけでもOKです。

3、ボール投げ

今度はボール投げ。上半身の動きを描いてみましょう。
ヘディングをする男の子のイラスト
  1. ベースの顔を描き、手をバンザイした感じに描きます。上を見ているように少し目を上の位置に描くのもポイント。
  2. 下半身は、足を開き気味に描くとよいと思います。
  3. ボールを上に描いて完成!頭より少しだけ離れたところに、ボールを描きましょう。


4、寝ている姿

意外と簡単な「寝ている姿」。連絡帳にお昼寝の時のことなどを書くときに、ちょっと添えてあげたいですね。
お昼寝をする子どものイラスト
  1. 基本の顔を描き、目はアルファベットのU文字のようにして、目を閉じます。そして最初に手を描いておきましょう。
  2. 顔と同じくらいの幅に四角を描きます。これで掛け布団をかけた感じになります。
  3. 最後に②までの絵を囲むように四角を描けば、敷布団になり完成!

5、番外編!おじぎ&ガッツポーズの先生

今回のおまけは保育士の先生の描き方です。

子どものイラストよりも、少し体を長くするだけで大人に見えますよ。

今回は「ペコリとおじぎ」と「頑張るぞ!のガッツポーズ」です。
お辞儀をする先生のイラスト

まずは「おじぎ」からいきましょう。
  1. 寝ている子の絵と同じ表情で、手も同じように前に垂らします。顔を少しだけ左に傾けるように描くのがポイント。
  2. 体はエプロンにしてしまう!こうすることで、体のラインの事など色々考える必要がなくなります。
  3. 足は揃えるようにくっつけて描くと礼儀正しさが表せますよ。
【ポイント】
顔の横に2本線を描くと、おじぎの動きも出せますね。「お願いします」でも「ありがとうございます」でも、どちらの意味でも使えて便利!

続いて、ガッツポーズ。
ガッツポーズをする保育士のイラスト
  1. 顔を描いたら、ほんのすこし離して手を描きます。手はややハの字になる角度に。
  2. 隙間をエプロンにします。大体、肘のあたりを目安に広げるとちょうどよい太さになります。
  3. 足を描いて完成!ちょっと力の入った感じを出したいので、足は隙間を空けてみました。
【ポイント】
「先生頑張るぞ!」のイメージでもいいですし、「頑張ってね」「応援してるよ」にも使えそうです。

日常の動きをイラストにするだけで、連絡帳やおたよりが楽しくなりそうですね!

次回は、いろいろな子どもの表情の簡単な描き分け方をご紹介予定です(2022年1月下旬公開)。

ぜひお楽しみに!それではまたお会いしましょう。

▼ほかおすすめの記事はこちら
消しゴムはんこyuri

この記事を書いた人

消しゴムはんこyuri

広島で中学校の講師をする傍ら消しゴムはんこ作家として活動。欲しいはんこが市販になく「それなら作ってしまおう!」と、はんこ作りを始めたのがきっかけ。家庭で使うものから、学校や保育園、お店で使う実用的なものまで、幅広いオーダーが集まる人気クリエイター。

<facebook>
https://www.facebook.com/keshigomuhankoyuri/

プロが教える!保育に使えるアート力養成講座関連記事
ほいくisメンバーに登録(無料)