今回のテーマは「全身のポーズの描き方」
今回は皆さんからリクエストの多かった「子どもの全身」「いろいろなポーズ」の描き方をレクチャーしようと思います。まずは基本となる「顔の描き方」から始めましょう!
基本の顔の描き方
園児は、丸を描いて、波線を髪の毛にします。それだけでもいいですし、左右に三角をつければ結んだ髪の毛のようになって、かわいいですよ♪
【ポイント】 なみなみの前髪は大体丸の1/3の位置に描きます。特に子どもっぽさやかわいさを出したい時は‟鼻や目を中心に集める”感じで、鼻より少し下の位置に目を描くとかわいく見えると思います。 |
1、簡単!棒人間で「ダンス」
「体を描くのって難しそう…」という方に、まずは手足が棒のいわゆる棒人間をベースにしたものからチャレンジしてみませんか?運動会などでのポンポンを持ったダンスを描いて見ましょう。
- 顔の下に四角で服を表します。顔より少しだけ短めがバランスよく描くポイント。
- 顔と服の境目から手となる線を描きます。片手は腰、片手は伸ばして先にポンポンを描きます。
- 最後に足を描いて完成!
【ポイント】 足はそんなに長くせず、全身が2〜2.5等身になると子どもらしさがでます。顔と体がほぼ同じ長さという感じですね! |
2、ボールを蹴る
続いて、ボールを蹴る子です。サッカーをしている様子を描いてみましょう。- 最初に手を描きます。片手は「ヘイヘイ!」とパスを呼ぶイメージです。
- 続いて体と足ですが、先にお尻側から描くのがおすすめ。お尻から描くことによってボールを蹴る側の足が決まります。
- ボールを描いて完成!
3、ボール投げ
今度はボール投げ。上半身の動きを描いてみましょう。- ベースの顔を描き、手をバンザイした感じに描きます。上を見ているように少し目を上の位置に描くのもポイント。
- 下半身は、足を開き気味に描くとよいと思います。
- ボールを上に描いて完成!頭より少しだけ離れたところに、ボールを描きましょう。
4、寝ている姿
意外と簡単な「寝ている姿」。連絡帳にお昼寝の時のことなどを書くときに、ちょっと添えてあげたいですね。- 基本の顔を描き、目はアルファベットのU文字のようにして、目を閉じます。そして最初に手を描いておきましょう。
- 顔と同じくらいの幅に四角を描きます。これで掛け布団をかけた感じになります。
- 最後に②までの絵を囲むように四角を描けば、敷布団になり完成!
5、番外編!おじぎ&ガッツポーズの先生
今回のおまけは保育士の先生の描き方です。子どものイラストよりも、少し体を長くするだけで大人に見えますよ。
今回は「ペコリとおじぎ」と「頑張るぞ!のガッツポーズ」です。
まずは「おじぎ」からいきましょう。
- 寝ている子の絵と同じ表情で、手も同じように前に垂らします。顔を少しだけ左に傾けるように描くのがポイント。
- 体はエプロンにしてしまう!こうすることで、体のラインの事など色々考える必要がなくなります。
- 足は揃えるようにくっつけて描くと礼儀正しさが表せますよ。
【ポイント】 顔の横に2本線を描くと、おじぎの動きも出せますね。「お願いします」でも「ありがとうございます」でも、どちらの意味でも使えて便利! |
続いて、ガッツポーズ。
- 顔を描いたら、ほんのすこし離して手を描きます。手はややハの字になる角度に。
- 隙間をエプロンにします。大体、肘のあたりを目安に広げるとちょうどよい太さになります。
- 足を描いて完成!ちょっと力の入った感じを出したいので、足は隙間を空けてみました。
【ポイント】 「先生頑張るぞ!」のイメージでもいいですし、「頑張ってね」「応援してるよ」にも使えそうです。 |
日常の動きをイラストにするだけで、連絡帳やおたよりが楽しくなりそうですね!
次回は、いろいろな子どもの表情の簡単な描き分け方をご紹介予定です(2022年1月下旬公開)。
ぜひお楽しみに!それではまたお会いしましょう。
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