「布おもちゃ」を増やしたい!
先日、静岡市清水区にある有度十七夜山保育園へ「布おもちゃ作りの講習」に行ってきました。参加してくださったのは、保育園の保護者のおもちゃ作り係の皆さん。 これまで、園として「手作りおもちゃを増やしたい!」という想いはありつつも、多忙な保育職員がまとまった数のおもちゃ作りをする時間を確保するのは難しく、なかなか取り組むことができなかったとのこと。
そこで、昨年より保護者会の力を借りて本格的におもちゃ作りに取り組むことにしたのだそうです。
当日は、保護者9名・職員5名の合計14名が参加してくださいました。
今回作ったのは「ままごと食材」
みんなで協力して、完成したのがこちら!今回は「幼児向けのままごと食材をそろえたい」というご希望で、作ったのはこちらのラインアップです。
- ハンバーガーセット 4セット
- アイスクリームセット 4セット
- しずく型ままごと具材 36個
- 丸型ままごと具材 10個
2時間でこんなに作れる!
ちなみに、昨年の会で完成したおもちゃはこちら。 子どもの手サイズの動物パペットやいちごボール、おさかなモビールなどです。たった2時間の協力で、こんなにたくさんの布おもちゃが揃うなんて、素晴らしいと思いませんか?
保育園にとっての「手作り布おもちゃ」
布おもちゃは作るのには、少々手間や時間がかかりますが、完成してしまえば、とっても丈夫!これから何年も、保育室で子ども達と遊んでくれます。
今日参加してくれた保護者のお子さんが卒園した後も、ずっと保育園に残って、何十人何百人の子ども達と遊んでくれます。
ああ、なんて素敵なんでしょう…。
会の後に主任保育士さんから、参加したお母さんの感想をメッセージでいただきました。
「昨年と2年続けて参加させてもらっています」 「もともと手芸は好きなんだけど、やる時間がないので今日を楽しみにしていまいた。来て良かったです。」 お母さんたちから、こんなご意見をいただきました。ゆっこ先生のご指導のもと、お母さん達も癒やしの時間になっていて、こうした活動の貴重さを今回改めて実感させられました。 |
また一つ、新しい「布育」への取り組み方が生まれました。
「手作りおもちゃは素敵だけれど、作る時間がなくて…」と悩んでいる保育者の皆さん、今回ご紹介した有度十七夜山保育園の「保護者の力を借りてみる」という取り組みが参考になるかもしれませんね。
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