今回は乳児向け「リングラトル」
今回ご紹介する布おもちゃは、赤ちゃんの定番おもちゃ「ラトル」(にぎにぎ)です。ラトルには、いろいろな素材や形のものがあります。その中でも「布」のラトルは、柔らかくて軽いのが特徴です。
低月齢の赤ちゃんにもおすすめ
低月齢の赤ちゃんは、ずっとしっかり握っていることは難しいものです。つい自分の顔の上に落としてしまったり、勢いよく振り回して自分の頭にぶつけてしまって、びっくり…! なんてこともあります。そんな時でも布のラトルならケガにつながることもなく、安心です。また、何でも口に入れてしまう時期なので、丸洗いできるのもおすすめポイントですね。
子どもたちの大好きな動物やキャラクターにアレンジして作るのも楽しそう。プラスチック製の鈴(プラ鈴)入れて、可愛い音の鳴るラトルの作り方を紹介します。
今回のモチーフは?
今回は「ほいくis」のキャラクター『ココ&ロロ』をモチーフにしたラトルを作ってみました。用意するもの
【顔部分】- 6㎝×6㎝くらいの布(2枚)
- 糸
- 手芸綿
- プラ鈴
【リング部分】
- 8㎝×20㎝の布(1枚)
- 糸
- 手芸綿
作り方
- 顔用布2枚を中表に合わせ、返し口を残して周りを縫います。形は自由にアレンジしてみましょう。
- 返し口から裏返し、手芸綿・プラ鈴を詰めます。 ※プラ鈴―プラスチック製の手芸用鈴。二重構造になっているので綿の中でも良い音がするのでおススメ。
- 返し口を縫い閉じます。
- 表情のアップリケや刺繍をします。
- リング用の布を細長く二つ折りにし、筒状になるように縫います。
- 5を裏返し、端から手芸綿を詰めます。 ピンセットや細い棒などを使うと中まで詰めやすいです。
- 6.の両端を縫い合わせ、リング状にします。
- 顔の裏側とリングを縫いつけます。
赤ちゃんに遊んでもらいました!反応は?
完成したラトルを赤ちゃんに渡してみました。リングを握ったり、顔の部分を握ったりして感触を楽しんでいましたよ。ネンネの頃の赤ちゃんには、リング部分にゴムひもをつけて、上からつるしても良いですね。リングに手を伸ばすと、ゆらゆらしたり、鈴の音も楽しんだりできそうです。
アレンジ例「リストバンド型」
このラトルは、作り方の最後にちょっとアレンジするだけで、リストバンドタイプにすることもできるんです。<用意するもの>
リング型同様+マジックテープ
<作り方>
作り方5まではリング型と同じです。
5を裏返し、両端をそれぞれ縫い閉じベルト状にします。そして、両端にマジックテープを縫いつけます。ベルトの裏表に注意しましょう。
顔の裏側とベルトを縫いつけたら、完成です!
アレンジバージョンの赤ちゃんの反応
こちらも赤ちゃんの手首につけて、遊んでもらいました。とっても気になるようで、顔を触ったり、引っ張ったり。足首につけても楽しそうです。自分の体の感覚に興味を持ち、触ってみることは、とても良い刺激になりますね。
マジックテープでいろいろな所に付けることができるので、ベビーカーやおんぶひもなどにつけると、お散歩の時の気分転換にもなりそうです。
今回の「ラトル」を抽選で1名様にプレゼント!
ゆっこ先生が作った「ほいくisキャラクターココ&ロロの布ラトル」、こちらをセットにして抽選で1名様にプレゼントします! 世界でたった一つ、他では手に入らない特別なラトルです。「ほいくis」3周年特別プレゼントとして、ほいくisサイトにて2022年7月8日より応募受付を開始しました。是非奮ってご応募ください。
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