最近、こんな話をよく耳にします。今流行りのアニメの真似をして、“戦いごっこ”をする子どもたちの姿に困っている保育者の皆さんです。
もちろんこれは、今に始まったことではなく、いつの時代にも見られる子どもたちの姿でしょう。時代によって、その子どもの“戦いごっこ”の仕方は変わっていくものです。
ウルトラマンのように、何かビームが出るような戦いの遊び方だと「真似をしているのね」と少し安心して見ていられますが、棒を剣などの武器に見立てて遊ぶ姿には私もハラハラします。
この“戦いごっこ”は、他の遊びを経験して、それが楽しくなってくると、止めなくても自然となくなっていくものだと私は思っていますが、保育者の皆さんにとっては悩みのタネのようです。
園によっては、棒を持って遊ぶこと自体を禁止しているところもありますが、最近では、棒で遊ぶことも子どもたちにとっては楽しいことなので、遊ばせてあげたい…というところも増えています。
けれども「危なっかしくて見ていられない…」というのが本音でしょう。
棒を持つことと戦いごっこは、別の問題なのかもしれません。
その一つが、戦いごっこの武器に見立てられているのでしょう。みなさんはこのことについて、どう思いますか?
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