ウェルビーイング読み：うえるびーいんぐ

「ウェルビーイング（well-being）」とは、身体的、精神的、社会的に満たされた状態にあること。「well（よい）」と「being（状態）」とを組み合わせた言葉で、1946年の世界保健機関（WHO）設立時に初めて登場しました。従来からある「健康」や「幸福」といった言葉では表しきれない、広い意味での「個人や社会のよい状態」を表します。ウェルビーイングには「主観的ウェルビーイング」と「客観的ウェルビーイング」の2種類があり、「主観的ウェルビーイング」は個人が感じる人生への満足度や生活への自己評価、「客観的ウェルビーイング」は統計など客観的なデータを基に図る平均寿命や生涯賃金、失業率などのことを指します。経済が発展・成熟した今、物質面だけでなく精神面も含めた真の豊かさを実現するため、ウェルビーイングに注目が集まっています。【監修：ほいくis編集部】