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保育士の就活の面接でよくある質問・意外な質問。切り返し方と回答例

面接に臨む就活生
就職活動で誰もが経験する面接。特に新卒の学生さんにとっては初めての経験なので、緊張しますよね。面接対策をしておきたいけど、「どんな質問が聞かれる?」「どう答えればいい?」が分からず悩んでいる方も多いのではないでしょうか。今回は、元保育士の私や、面接を経験した先輩保育士さんたちの経験から「よくある質問」について解説します。

よく聞かれる定番の質問とは

どこの園を受けても必ずと言っていいほど聞かれる質問があります。まずは、基本的な質問やその答え方について、回答例も交えながら見ていきましょう。

「自己紹介をしてください」

一般企業の面接でも聞かれることがあるこの質問は、保育士の採用試験の面接でも必ず聞かれると考えておいた方が良いでしょう。「3分以内で」など、制限を受けることもあるので、事前の準備として、2~3分程の自己紹介文を考えておきましょう。できればスムーズに話せるよう練習しておくことをおすすめします。
  • 名前
  • 面接へのお礼
  • 学校やゼミ活動で学んでいること
  • 保育につながるような経験
  • 保育士になりたいと思ったきっかけ など
ポイントは、簡潔にわかりやすくまとめること。気を付けたいのは、「自己PR」も含めて長々と時間を取って話してしまうこと。自分のことを簡潔に伝える=自己紹介と、自分の強みをアピールする=自己PRとは別物ですので、きちんと分けて考えることが大事です。

自己紹介は、応募者の人柄やスキルを知るための第一歩として、面接の最初で質問されることが多くあります。第一印象がその後の面接を通しての印象も左右しますので、その点を意識して話し方などを確認しておきましょう。


「保育士になりたいと思ったきっかけは?」

これもよく聞かれる質問です。実際に私自身も、新卒採用の面接時に聞かれました。自己紹介の中で伝えている場合もあるかもしれませんが、ここではより明確に経験談なども加えながら話しましょうこうすることで内容がより具体的になり、面接官にも伝わりやすくなります。

ちなみに私は、「ゼミでさまざまな子どもたちの現状について学んでいくうちに(福祉学科で虐待などを学んでいました)、それぞれの子どもの良さを引き出し、みんなが幸せになるよう、保育士として子どもたちに関わりたいと思いました。」という回答をしました。

この質問に対する回答で特に気を付けて欲しいのは、「子どもが好きだから」という答えです。「子どもが好きなのは当たり前」と受け取られて評価に繋がらない可能性もあるので、単純にそのことだけを伝えるのは避けた方がいいでしょう。

「なぜこの園を志望したのか?」

「たくさんある保育園の中から、どうしてここを選んだのか?」という志望動機は、もちろんどこの園でも重視する点です。履歴書に書いて事前に伝えているケースがほとんどなので、改めて考える必要は無いように思いがちですが、面接では改めて自分の口から話すことになります。書いてある内容に加えて、より前向きな意欲や熱意を伝えるチャンスなので、面接バージョンの志望動機もしっかり考えておきましょう。
  • 保育理念や保育方針に共感した
  • 園見学で先生たちの保育に魅力を感じた など
選んだ理由はさまざまだと思いますが、「この園だからこそ」というポイントを伝えることが重要です。ホームページなどを見て保育方針や保育内容、園の雰囲気についてチェックするなど、自分なりに情報収集をしておきましょう。

意外と答えづらい⁉こんな質問も

面接では、よく聞かれる定番の質問だけでなく、意外に答えに悩んでしまう予想外な質問もあります。いくつかご紹介しますので、いつでも対応できるように準備しておきましょう。

「理想の保育士像を教えて下さい」

まだ保育の仕事を経験していない状況で聞かれると、答えに悩む質問です。私も聞かれましたが、かなり悩みました。もちろん経験していないので、「理想」でいいのです! 園見学で見た先生の保育や、保育士を目指したきっかけとなったエピソードや人物のことなどを繋げてみると、答えが生まれそうですね。

私は、「子どもから学ぶことも大切にして、子どもと一緒に成長していける保育士」と答えました。我ながら良い答えかもしれません(笑)。  

「苦手な先輩や保護者がいたときどうしますか」

私は社会人になってからの転職活動も経験しましたが、これは何度か聞かれた質問です。もちろん答える内容はさまざまありますが、考え方として、「相手の話を受け止める姿勢」「自分の感情だけで対応しないこと」をポイントに、ネガティブにならない回答を考えてみるといいかもしれません。

保育士は子どもだけでなく、保護者を始めとする多くの大人とも接する仕事なので、コミュニケーション力や話を聞く力という部分も重要視されます。この質問に対する受け答え方によっては、採用担当者を不安にさせてしまうこともあります。前もって自分なりの意見を整理し、ポジティブに変換した答えを用意しておくといいでしょう。  

「幼稚園でなく、保育園を選んだ理由を教えてください」

保育学校を卒業して、保育士資格・幼稚園教諭資格両方を取得予定の人は要注意です。想定外の質問で慌ててしまわないように、自分なりの答えを用意しておく必要があります。

私の場合は保育士資格のみですが、「0歳~2歳という、成長著しい時期の子どもたちの成長に寄り添いたい」「言葉が増えていく場面、歩けるようになる場面など、子どもの成長過程を長い目で見守りたい」という面から、保育園を選んで良かったと思っています。

保育園と幼稚園では、生活の流れや行事などさまざまな面で異なることがあるので、両方の違いを把握したうえで自分の答えを用意しておきましょう。

「何かご質問はありますか?」

面接の最後に聞かれることが多いこの質問は、実はとても重要なポイントになります。採用する側からすれば、単に質問の機会を与えるというだけでなく、「どのくらいうちの園に興味があるのか?」「応募者がどこに関心をもっているのか?」を測る意図があったり、積極的な姿勢を見ているという場合があります。そのため、最も避けたい回答例は「特にありません」となります。

もちろん、関心がないことを無理に聞く必要はありません。自分が働きたい園を選ぶ際にこだわりたい点や、重視したいところについての質問をいくつか用意しておくようにしましょう。

まずは自分の気持ちと向き合おう

いかがでしたか? まずはしっかりと自己分析をして、「自分が保育士という仕事にどんな気持ちで向き合っていくのか」「保育士という仕事をどう捉えているのか」を明確にしておくと、どんな質問が来ても自然と答えが出てくるようになります。しっかりと準備をして、自分なりの答えを見つけてみてくださいね。


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まゆか

この記事を書いた人

まゆか

「ほいくis/ほいくいず」専任ライター。
大学時代は福祉学科で児童福祉を専門に学ぶ。
学生時代から保育園でアルバイトをしつつ保育士試験の勉強を進め、独学で国家試験に合格。認可保育園での勤務経験を経て、知識を活かしてライターへ転身。絵本屋さん巡りが趣味。
【資格】
保育士/児童指導員/社会福祉主事
【Instagram】
https://instagram.com/hoikuis_mayuka?igshid=b342tonuonzi

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