ログイン

保育学生の就活開始時期は?スケジュールと必ず準備すること

笑顔の就活生
保育士を目指す学生さんは、就職活動(就活)での情報収集やスケジュール管理がとても大切なポイントになります。どの時期から、どのような方法で、どのような園を選べばよいのでしょうか? 今回は、保育士の就職活動の進め方をご紹介します。

新卒の保育士採用の開始時期は?

新卒の保育士の採用活動は、一般企業とは少し違った時期に開始されます。一般企業の新卒採用が、卒業1年前の3月から本格的にスタートするのに対して、保育士の採用は卒業年の6月、もしくは10月頃から開始するのが一般的です。これには、多くの保育士養成校では卒業年度の6月~10月の間に最後の保育実習をするため、それが終わる時期に採用活動を開始することと、この時期に保育園側が在職中の職員に来年度の勤務に関する意向を聞いて体制の準備を開始することなどが関係しています。

しかし、「一般企業よりも開始までに余裕があるから」と思っていると、あっという間に就活の時期がやってきます。保育実習もあり大変ですが、それまでにしっかりと準備をしてスムーズに開始できるようにしておきましょう。

スケジュールと準備しておくこと

履歴書とカレンダー
まずは、ざっくりとした新卒の保育士の就活スケジュールと、各時期にしておきたい準備を把握しておきましょう。

卒業学年の前年

4年制の学校なら3年生、3年制の学校なら2年生、2年制の学校なら1年生のときと、基本的には卒業学年の前年から業界の情報収集をしましょう。保育士として就職する先は保育園だけではなく、幼稚園や認定こども園、病院、児童福祉施設など幅広くあります。まずはどのような就職先があるのか、自分が興味があるところはどこなのかなど、しっかりと把握しておくことが大切です。

卒業学年の前年1~3月

この時期は、自己分析がとても重要になってきます。6月~10月の間に実習があるため、終了後はすぐに就活が始まります。「実習が終わったら自己分析をしよう」と考えていると、時間がなくなってしまうので、事前に自分の強みや保育に対する考え方などを、自分自身で整理して把握しておきましょう。ここがしっかりできていると、履歴書作成や面接なども進めやすくなりますよ。

卒業学年の4月~就活開始までの間

保育実習が終わってからが就活の本格的なスタートではありますが、可能であれば実習期間にも園の情報収集をしておきましょう。さまざまな園を知り比較することで、自分なりの評価軸が定まり、就活が開始した際に応募したい園を見つけやすくなります。園見学や就職フェアへの参加、履歴書(エントリーシート)や面接の対策なども始めておくと良いでしょう。

卒業学年の6月(10月)~

保育実習が終わり次第、就活の開始です。園によって採用試験の選考方法は異なり、筆記試験を始めピアノなどの実技試験、小論文、面接など試験方法はさまざまです。自分が応募したい園の選考方法に対応できるよう、しっかりと準備をしておきましょう。

就職先はどう探す?

スマートフォンを操作する手
では実際に就職先を探すときは、どのように探していくと良いのでしょうか。考えられるパターンをまとめました。

実習先の園からの声かけ

保育実習時の頑張りを認めてもらえると、園側から「うちに就職しませんか」と声がかかることがあります。この場合、見慣れた園に就職できるというメリットがあり、先生たちも自分のことを知ってくれているので安心して就職できるのではないでしょうか。

キャリアセンター(就職課)の求人票

通っている学校のキャリアセンター(就職課)で情報収集をするのも方法の一つ。キャリアセンターには、その学校の生徒を採用したい保育施設からの求人票が送られてきます。もともとその学校の先輩を採用した実績のあるところや、卒業生を採用したいという意欲のあるところからの求人が多くありますので、選択肢の一つとして考えてみてはいかがでしょうか。現在は、紙の求人票だけでなく、学校や就職課のホームページで学生のアカウントで閲覧することができるところも多くありますので、確認してみましょう。

学校の先生の紹介

中には学校側とつながりが深い園や先輩が就職している園などを、学校の先生からいくつか紹介してもらえることもあります。もちろん紹介だからといって何も調べずそこに決めてしまうというのは避けて、自分でしっかりと園について情報収集をしておきましょう。

インターネットで検索

自分自身で園の条件を元にインターネット検索をする方法もあります。しかしネット上にはたくさんの情報があり、希望条件などが定まっていない段階だと逆に迷ってしまうことにも。ある程度「この地域で探したい」「〇〇園の求人情報が見たい」などの条件が定まっている場合には効率的に情報収集ができるので、検索してみるのも良いでしょう。求人サイト等には採用情報を出していなくても、園のホームページ内で募集していることもありますよ。

就職フェア

毎年定期的に、保育士向けの就職・転職フェアや合同説明会が開催されています。フェアではさまざまな園を運営する株式会社や社会福祉法人などがブースを出展して、就活生に園の情報や魅力を伝えてくれます。一度でたくさんの園の情報を知り、比較してみたいという方におすすめです。またフェアによっては履歴書添削などをしてもらえるブースを用意していることもあるので、気になる方はぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

就職サイト

保育士の求人サイトがたくさんあるので、その中で検索をする方法もあります。この方法のメリットは、空き時間に効率よく情報収集ができること。自分の希望条件を入力して検索するだけなので、手軽に探すことができます。新卒向けのサイトであればそのまま検索、転職サイトであれば、新卒向けの検索条件がある場合もあるので、そちらを利用してみましょう。人材紹介サービスでは、キャリアアドバイザーが親身にサポートをしてくれるサイトもあるので、チェックしてみてくださいね。

保育士の就活で気を付けたいこと

実際に就活が始まると、園に足を運ぶ機会も増えますよね。そのときに注意しておきたいポイントをまとめました。

身だしなみやメイク

メイクをする就活生
身だしなみとメイクにはじゅうぶんに注意しましょう。面接はもちろん、園見学でも保育園や幼稚園に行くのに相応しい服装を心がけてくださいね。またナチュラルさを基本に、園の先生や保護者に会っても清潔感を与えられるメイクをしていきましょう。

マナー

当然のことですが、挨拶や言葉遣いなどのマナーにも気をつけましょう。園側も、「もしこの子がうちの園に就職したら…」という視点で細かくチェックしています。「面接ではなく園見学だから」と気を抜かず、園に出向くときはすべて選考に関わると考えておきましょう。

選考内容

最後に気を付けておきたいのが、選考方法です。園によって定めている内容はさまざまなので、どんなパターンでも対応できることが一番望ましいです。一次選考で筆記試験、二次試験で実技試験、三次試験で面接と段階を踏んでいるところもあります。応募前にチェックして、対策をしておきましょう。中には、筆記や実技試験を実施しないところもあります。もしどうしても試験に自信がない、避けたい、という方は、視野に入れてみるのも良いでしょう。

就活は余裕を持って始めよう

保育学生の就活は一般企業と比べると開始までに時間があり、一見余裕があるように見えるかもしれません。しかし、だからこそ余裕を持ってしっかりと準備をしておく必要があります。情報収集や自己分析など、できることから始めて見てくださいね。

【ほかおすすめの記事はこちら】
まゆか

この記事を書いた人

まゆか

「ほいくis/ほいくいず」専任ライター。
大学時代は福祉学科で児童福祉を専門に学ぶ。
学生時代から保育園でアルバイトをしつつ保育士試験の勉強を進め、独学で国家試験に合格。認可保育園での勤務経験を経て、知識を活かしてライターへ転身。絵本屋さん巡りが趣味。
【資格】
保育士/児童指導員/社会福祉主事
【Instagram】
https://instagram.com/hoikuis_mayuka?igshid=b342tonuonzi

関連タグ

シリーズ関連記事

おすすめ記事