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保育実習の服装や持ち物はどうする?先輩保育士がおすすめの準備を解説!

保育実習の服装や持ち物はどうする?先輩保育士がおすすめの準備を解説!
保育実習前は、どんな準備が必要なのか緊張しながら調べる人が多いでしょう。特に、毎日どんな服装で保育実習に臨めばよいか、悩んでしまうことも。筆者も、保育実習の前は必ず服装や持ち物で悩み、不安になっていました。そこで今回は、保育実習の服装や持ち物について、おすすめの準備を具体的にご紹介します。 

保育実習の服装

保育実習は、2週間~1ヶ月ほどの期間があります。毎日どんな服装をしたらよいのか、悩む学生さんは多いですよね。 
保育実習の服装におけるポイントは、以下の3つです。 
 
POINT
  • 実習園の先生たちを参考にする 
  • 安全で動きやすい服装にする 
  • 清潔感がある 
実習園によって服装のルールが違うこともあるので、オリエンテーションでの確認をしっかり行うのも大切な準備です。園のルールに沿った安全に保育ができる服装を選ぶとよいでしょう。 

ここでは、身だしなみを考慮した保育実習におすすめの服装をご紹介します。 

トップス 

トップスは白いトレーナーやポロシャツなど

保育には、動きやすく清潔感がある服が適しています。具体的な例は以下のとおりです。 
  • トレーナー 
  • Tシャツ 
  • ポロシャツ 
できればグレーや茶色、白といった落ち着いた色味のものを選ぶと清潔感がある印象です。ただ、白は下着が透けないよう対策をしましょう。 

トップスは、かがんだときに襟から胸元が見えないもの、しゃがんだ時に腰が隠れる丈のものを選ぶと、下着が見えるリスクがなくなります。 

フードや紐がついたパーカー、ラメやビーズなどの装飾の入った服装は、子どもの安全を考慮して控えた方が無難です。 

寒い冬はニットを着たくなりますが、保育実習ではNGの園が多いです。子どもと触れ合うときに、チクチクして嫌がる子もいます。 

保育実習では、子どもの手洗い補助や洗い物があることも。長袖の場合、袖をまくっても落ちてこない手首にゴムが入っているトップスだと便利です。 

ボトムス 

トップスと同様に、動きやすい服装を用意してください。 
  • ジャージ 
  • ストレッチパンツ 
ボトムスは、実習園によって指定が異なる場合が多いです。オリエンテーションで服装の情報をしっかり聞いてきましょう。 

ジャージやストレッチパンツの園が多いので、準備しておくと慌てなくてすみます。黒やグレー、紺色といった落ち着いた色味を選ぶと清潔感がある印象になります。スウェットのようなゆったりしたボトムスは、禁止の園も多いため確認が必要です。 

保育実習のボトムスは、足首までの丈で裾を引きずらないものを選ぶのがポイントです。裾を踏んでしまうと怪我の危険があるため、子どもと安全に過ごせるよう足首までの丈のボトムスにしましょう。 

夏は、短パンがOKの園もありますが、露出が多いと印象が悪くなることも。膝が隠れる丈を選ぶと安心ですね。 

靴 

保育実習では、外遊びで使う外靴と、園内で使う上靴があります。 

上靴選びのポイントはこちらです。 
  • 底がやわらかく白いもの 
  • 紐がなく脱ぎ履きしやすいもの 
上靴は、床に色移りがしにくくやわらかいゴム製のものがおすすめです。園によって指定は異なりますが、上履き(バレーシューズ)を1足準備しておくと安心して実習に臨めるでしょう。 

外靴選びのポイントはこちらです。 
  • 脱ぎ履きしやすいもの 
  • できれば靴紐がない・ほどけない対策をしているもの 
外では、子どもたちと思いきり体を動かして遊ぶため、履き慣れているスニーカーがあるとよいですね。紐がほどけると、結び直すのに子どもから目を離す時間ができてしまいます。紐がついたスニーカーであれば、ゴム製のひもに変えておく、二重に結ぶといったほどけない対策をしておきましょう。 

エプロン 

エプロンを着用するルールの実習園もあります。エプロンが必要だと指示があったときは、以下のポイントをおさえたものを準備しましょう。 

エプロン選びのポイント 
  • 頭からかぶれる紐なしのものにする 
  • 明るい色を選ぶ 
  • キャラクターの有無は実習園に確認する 
エプロンはデザインが豊富ですが、保育実習ではすっぽり頭から被って着用するチュニックタイプがおすすめです。 

黄色やピンク、水色といった明るくやさしい色を選ぶと、清潔感や親近感がある印象になりやすいです。できればリボンやビーズなどの装飾がないものを選びましょう。 

エプロンはポケットがついていると、ハンカチやティッシュといった必需品を入れておけるので便利ですよ。 

通勤時と実習時着替える? 

実習の通勤時はリクルートスーツが基本

保育実習の通勤時は、リクルートスーツ着用は基本スタイルです。リクルートスーツで通勤する場合は、実習前に着替える時間と場所が必要です。 

オリエンテーションでは 
  • スーツで通勤してよいか 
  • 着替えるスペースはあるか 
上記の内容を質問して確認しましょう。 

実習園によって、ルールが異なります。実習中の服装で通勤OKの園もあるので、事前のオリエンテーションで事前確認が必要です。 

保育実習の身だしなみ 

身だしなみに気を付ける保育実習生

保育実習では、どのような身だしなみが好印象なのか悩む学生さんは多いですよね。ここでは、ネイルや頭髪といった身だしなみのポイントをお伝えします。 

ネイル 

保育実習では、マニキュアはNGです。普段ネイルをしている人は、しっかりオフしておきましょう。 爪は短く切り、子どもに怪我をさせない予防が大切です。 

頭髪 ・ヘアスタイル

基本的には、髪色は地毛の色で保育実習に臨みます。明るい髪色の人は、オリエンテーションまでに髪色を自然な暗さにしましょう。 

髪の長さに指定がある園はほぼありませんが、肩にかかる長さの髪は結び、前髪は目にかからないように目上まで切るか、ピンで留めるのがおすすめです。 

保育実習のおすすめ持ち物 

保育実習でどんな持ち物を用意したらいいかわからない学生さんもいますよね。ここでは、保育実習で準備しておくべきおすすめの持ち物を紹介します。 

 帽子 

保育士の帽子

帽子は、外遊びやお散歩といった保育で使います。  

保育実習で使う帽子のポイントはこちらです。 
  • 無地やシンプルなデザインのもの 
  • スパンコールやビーズなど装飾がないもの 
キャップやサファリハットなど、しっかり日除けできるシンプルなデザインがおすすめです。動き回っても帽子が飛ばないように、サイズ調整をしておきましょう。 

雪が降る地域で行う冬の保育実習は、雪遊びをすることもあります。シンプルなニット帽を準備して、スノーウエアを着用すると子どもと思いきり遊べますよ。 

名札 

実習園によって指示が異なりますが、名札を着けてもよい園もあります。名札着用OKであれば、子どもに名前を覚えてもらいやすいため準備しておくとよいでしょう。 

フェルトで手作りすると、子どもの興味を惹きやすいですよ。 

メモ帳・筆記用具 

保育実習では、毎日保育日誌を書きます。1日の出来事や子どもにどんな関わりをしたのか記録するので、メモを取れば保育日誌も書きやすくなります。 

ただ、メモを持ち歩いてもよいかは実習園に許可を取ってからにしてください。「怪我のリスクがあるからメモの持ち歩きは禁止」の園もあります。オリエンテーションで確認するとよいでしょう。 

ハンカチ・ティッシュ 

先生にとってハンカチとティッシュは必需品です。ポケットに入れて常に持ち歩きましょう。特にティッシュは、子どもの鼻水を拭くときにすぐ出せるように準備しておくと安心です。 

隙間時間の遊びグッズ 

保育中は、ちょっとした隙間時間ができることもあります。5分~15分程度の時間でできる、遊びグッズを準備しておくとよいでしょう。 
  • 指人形 
  • ペープサート 
  • パネルシアター 
などがおすすめです。 

担当の先生に「もし隙間時間があれば持参した遊びをさせてください」と事前に伝えておくと、機会を設けてくれることも。園児と一緒に遊びを楽しめるのは、貴重な経験になりますよ。 

実習園の環境に合った服装と持ち物で保育実習に臨もう 

保育実習におすすめの服装や持ち物を紹介しました。実習園によって指示が違いますが、清潔感があり子どもを安全に保育できる服装を心がけることが大切です。保育実習中は忘れ物がないよう、持ち物のチェックをしてくださいね。服装と持ち物はオリエンテーションで確認し、疑問を解決して保育実習に臨みましょう。 

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工藤 りぃ(くどう りぃ)

この記事を書いた人

工藤 りぃ(くどう りぃ)

元幼稚園教諭・保育士のママ。
幼稚園児と小学生の子育てに奮闘しながら、フリーランスwebライターとして活動中。
保育の経験を活かし、教育から子育て情報など幅広く執筆。
我が子の発達に悩み、もっと知識を深めたくて児童発達支援士の資格を取得。
子どもが「楽しい!」を全力で味わっている姿が大好きです!

<Instagram>
https://www.instagram.com/rii_hkd
<活動履歴>
https://lit.link/kudourii

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