12月の定番おたより文例
まずは11月に合う定番のおたより文例の挨拶文を、タイプ別にご紹介しましょう。「12月のおたよりに使える豆知識・小ネタ集」のダウンロードはこちらから! |
園生活・時節
- いよいよ師走になりましたね。文字通りではないですが、園庭では子どもたちも元気に駆け回っている姿が見られます。
- 日に日に冬の足音が聞こえてくる季節ですが、子どもたちの元気な声の前では少し遠慮がちに聞こえる気がします。
- 12月は旧暦で「師走(しわす)」とも呼ばれます。由来は諸説ありますが、「お坊さんが仏事で忙しく走り回る時期」という説が、馴染み深いのではないでしょうか。面白い話なので、子どもたちにも伝えていきたいと思います。
- 今年も残すところあとわずか。私たちも子どもたちと一緒に、何かやり残したことはないか振り返ってみようと思います。
- 1年の締めくくりの月だからでしょうか、いつにも増して子どもたちの成長を感じ取っている今日この頃です。
- 寒さが身に染みる季節です。外で元気いっぱい遊ぶ子どもたちを見ると、寒さが身に沁みているのは大人ばかり、負けてはいられない!と思い直しています。
- 本格的な寒さに冬の訪れを感じる時期になりました。
- 無事、今年の締めくくりの月を迎えることになりました。これまでと同じく、子どもたちの成長を見守りながら過ごして参りたいと思います。
行事・祝日・活動
- 今月はクリスマス会を予定しています。子どもたちも楽しそうに準備に取り組んでいます。
- 今月は手作りのクリスマスツリーや、サンタクロース、トナカイのお面などの製作活動を予定しています。1年でいちばんにぎやかな園内になりそうで、ワクワクしています。
- 今月は園の大掃除を予定しています。子どもたちと一緒に取り組んで、日常生活に必要な活動について学ぶ機会にしたいと考えています。
- クリスマスからお正月の準備と、何かとあわただしい一か月を迎えます。でも、子どもたちにとっては一番楽しみな月かもしれませんね。
健康管理・安全
- 日増しに寒さが厳しくなってきました。防寒対策や健康観察など、子どもたちの健康管理にも気を付けていきたいと思います。
時候の挨拶
手紙の最初に書く「時候の挨拶」のように定番の表現を書き出しに織り込むと、保護者に対しても落ち着いて丁寧な印象になります。- 霜が降りるほどの本格的な寒さを迎えました。
- 各地から雪の便りが聞こえてくる季節となりました。
12月のアレンジ版おたより文例
せっかくおたよりを書くのであれば、保護者に向けてその時々の子どもたちの姿や情景、先生方の想いを織り込みたいですよね。アレンジした書き出し文例を、タイプ別にご紹介しましょう。子どもたちの姿
- 街はクリスマス飾りやイルミネーションでキラキラ輝いていますが、園では子どもたちがキラキラと目を輝かせています。
- 「早く雪降らないかな~」と空を見上げる子どもたち。待ちに待った季節なのですね。
- モコモコの上着を着た子どもたち。小さい身体の中から、はち切れんばかりのエネルギーを感じます。
- 「なぜ息は白くなるの?」と聞いてくる子どもたち。季節の変わり目も子どもたちの学びになっています。
- 外で子どもたちが小さな体でおしくらまんじゅう。見ている私たちの心もぽかぽかになりました。
- バケツに張った氷で遊ぶ子どもたち。自然からいろいろなことを学べるいい機会ですね。
- 霜柱を踏むときのザクザクという音に大はしゃぎする子どもたちの姿に、こちらもワクワクした気持ちになります。
12月の情景
- 花の季節はまだ先ですが、園内は色とりどりの手袋がちっちゃくてかわいい花を咲かせてくれています。
- 木枯らしが吹いて、園庭の木々の葉っぱはすっかり落ちてしまいました。しかし、子どもたちにとっては落ち葉拾いも遊びの一つ。今日も元気に遊んでいます。
- 子どもたちの吐く白い息が、ぴりっとした冬の空気に吸い込まれていきます。
先生の想い
- 吹き抜ける風がますます冷たくなってきました。しかし一方で、透き通った青空を見上げると心地よさを感じられる季節でもあります。
- 寒さが身に染みる季節を迎えました。子どもたちとの触れ合いを通して感じる温もりが、いつもよりも愛おしく感じられる今日この頃です。
12月のクラス別おたより文例
担任しているクラスの子どもたちの様子や、活動内容を織り込みたいケースもあると思います。各年齢別にご紹介します。0歳児クラス
- 園庭の木々もすっかり冬の装いとなりました。寒い日が続きますが、お天気の良い日には園庭に出て、冬のお散歩を楽しんでいます。
- クリスマス会では、クリスマスソングに合わせて手拍子をしたり、触れ合い遊びをしたり、プレゼントをもらったりして嬉しそうな○○ぐみさんでした。
1歳児クラス
- 早いもので、今年も残すところあとわずかとなりました。寒さが本格的になってきましたが、たくさん体を動かして元気に過ごしていきたいと思います。
- 保育室に大きなクッションやマット、トンネルを出すと大喜びの子どもたち。登ったり転がったりくぐったりと思い思いに体を動かし、楽しんでいます。
2歳児クラス
- キリッと冷たい空気の中、頬を真っ赤に染めながら園庭で元気に遊んでいる○○ぐみさん。感染症に気を付けながら寒い冬を健康に過ごしていきたいです。
- 友だちとの関わりが増えてきた子どもたち。遊びの中で「どうぞ」「ありがとう」といったやり取りも盛んになってきています。
3歳児クラス
- 風が冷たくなり、本格的な冬になってきましたが、子どもたちは戸外遊びが大好き! 寒さに負けず元気に園庭を走り回っています。
- 友だち同士で誘い合って遊ぶ姿が多く見られるようになりました。鬼ごっこや中当てドッジボールなど、簡単な集団遊びにも取り組んでいますよ。
4歳児クラス
- 今年も残りわずかとなりました。子どもたちは園庭を走ったり、吐く息の白さを面白がったりしながら冬の季節を楽しんでいます。
- 先日のもちつき大会では、「ご飯の匂いがする!」「びよーんってなった!」と話しながら、おもちができていく過程を興味津々で見つめていました。
5歳児クラス
- ひんやりした風に本格的な冬の訪れを感じる今日この頃。手洗いうがいの習慣を付け、健康に過ごしていきたいと思います。
- クリスマス会では『ジングルベル』の合奏を披露しました。クラスみんなで音を合わせることを楽しみながら練習の成果を発揮できましたよ。
12月の感染症対応版おたより文例
新型コロナウイルスが流行する以前から、保育園や幼稚園、認定こども園では、1年を通してそれぞれの季節に流行しやすい感染症の発生が見られました。インフルエンザやRSウイルス感染症、プール熱、手足口病、ヘルパンギーナ、風しん、麻疹(はしか)、溶連菌、ノロウイルスなどが良く知られています。これらの感染症の注意喚起と予防・対策のお願いについては、保護者へのおたより・クラスだよりでも伝えるケースがあると思います。書き出しで織り込んだ文例もご紹介しておきます。
- 今年も残り1か月となりました。この1年間を振り返ると、子どもたちの成長がとても頼もしく感じます。季節性の感染症へのご協力をお願いする中ではありますが、変わらず子どもたちの成長を見守っていきたいと思います。
- 本格的な冬を迎え、インフルエンザを始めとする感染症には警戒をしなければいけない季節となりました。引き続き子どもたちの健康管理・安全対策に取り組んでまいりたいと思います。
- 空気が乾燥する秋から冬にかけては、園で流行しやすい感染症に気を付けなければいけないと考えています。ご協力のほどよろしくお願いいたします。
12月のおたよりに使えるダウンロード素材
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呼び名と由来(旧暦・英語)/祝日と目的/暦/星座と期間/食べ物・行事食/風習/園で行われる行事/風物詩・風景/歌・童謡/今日は何の日自分のパターンを見つけよう
いかがでしたか? さまざまな文例を参考に、自分なりのオリジナルのパターンを身に付けられるようにしましょう。季節の風物詩や子どもたちの様子など、園の周りにはたくさんの“ネタ”が転がっているものです。楽しみながら考えてみてくださいね。【関連記事】