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【5歳児】5月の月案|文例と書き方2026年度版

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5歳児クラスの子どもたち
適切な指導計画・指導案の作成は、保育の質を高める第一歩です。月案(月間指導案)の文例と、月週案フォーマットの2026年度版(令和8年度版)を用意しましたので、参考にしながら作成してみましょう。書き方のポイントは「子ども主体」になっているか。今回は、5歳児クラス・5月の月案です。
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最新の『月案・おたより文例』は、前月10日から順次公開!

例文・月案フォーマットの使い方

ほいくisが提供する月案の例文は、保育所保育指針に沿った内容で作成しています。もちろん園やクラスの環境によって状況は変わりますので、例文を参考にしながら取り組んでみてください。項目毎に解説記事のリンクを設置してありますので、必要に応じてチェックしてみましょう。

月案フォーマットは、例文を第1週から第4週までに配置した月週案のスタイルになっています。ファイル形式はExcelで、ほいくisメンバーに登録(無料)すれば無料でダウンロードすることができます。

月週案をダウンロード



保育のポイント【5歳児・5月】

5月は暖かく過ごしやすい季節なので、自然遊びや戸外遊びを活動に取り入れていきましょう。5歳児クラスになると、複雑な動きもできるようになってくるので、全身を使った遊びもおすすめです。

園外活動の際は安全面への注意も必要です。子どもたちと交通ルールをおさらいし、より意識していけると良いですね。また、公共マナーなど、自分以外の人についての意識を高めていきましょう。
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ねらい【5歳児・5月】

  • 全身を使った複雑な動きを取り入れて遊びを楽しむ。
  • 感染症に関する知識を付け、自分の健康管理を行う。
  • 集団生活の中で必要なマナーを学び身に着ける。
  • 仲間と一緒に遊ぶことを楽しむ。
  • 生き物や植物に関心を持ち、命の大切さについて知る。
  • 「こどもの日」に関連する製作を楽しむ。
  • ひらがなの読み書きができるようになる。
  • リトミックを通して音に合わせた表現を楽しむ。


内容/教育・五領域対応【5歳児・5月】

  • 縄跳びを使って「いろはにこんぺいとう」を楽しみ、ジャンプしたりくぐったりする動きをとる。(健康)
  • 今流行している感染症について保育者から学び、戸外遊びの後や食事の前に自分で進んで手洗い・うがいをする。(健康)
  • 公園や公園のトイレの使い方、道路の歩き方など、公共の場でのマナーを保育者や他児と一緒に考え、声を掛け合いながら守ろうとする。(人間関係・環境)
  • 玩具や遊具などを使うときは、他児と一緒に使いながらひとつの遊びを楽しんだり、順番待ちをして使ったりする。(人間関係)
  • 園で育てている植物を観察して成長の様子を楽しみ、どうしたら大きく育つか考える。(環境)
  • 画用紙や絵の具を使ってこいのぼりを製作したり、折り紙でかぶとを作ったりする。(環境)
  • 手紙を書く、絵本を読むなど、遊びの中で文字と触れ合う。(環境・言葉)
  • リトミックでタンバリンや鍵盤ハーモニカ、トライアングルなどの楽器に触れ、音を出したり演奏したりする。(表現・環境)
※「内容」については、例文の最後に保育所保育指針にある五領域のどれに対応しているか表示をしています。
・健康(心身の健康に関する領域)
・人間関係(人とのかかわりに関する領域)
・環境(身近な環境とのかかわりに関する領域)
・言葉(言葉の獲得に関する領域)
・表現(感性と表現に関する領域)

内容/養護【5歳児・5月】

  • お友だち同士と触れ合いながら遊ぶ心地よさを感じられるよう、集団遊びを取り入れる。(情緒)
  • 慣れてきた園での生活リズムが継続できるよう、一人ひとりの様子を観察し気持ちを受け止める。(生命)
  • 下のクラスの子との交流を通して、人の役に立つ喜びや自身の成長を感じられるような機会を作る。(情緒)
  • 天気や気温、活動内容に合わせて自ら衣服の調整ができるように、声かけや促しをする。(生命)
※「内容/養護」については、例文の最後に保育所保育指針にある「生命の保持」「情緒の安定」のどちらに対応しているか表示をしています。


環境構成・保育者の配慮【5歳児・5月】

  • 安全に遊べるよう、身体を動かす前には体操を取り入れる。
  • 感染症やケガなどについて話す機会を設け、イラストや絵本を使って分かりやすく説明する。
  • 子どもたち自身でマナーを考えられるよう、どんな場面でどのように振舞うと良いのか話し合う。
  • 遊びの時間は、保育者は見守る姿勢をとる。
  • 植物の水やりを当番制で行い、みんなが触れられる機会を作る。
  • 子どもたちが好きなように製作を楽しめるよう、画用紙や絵の具、クレヨン、シールなどの素材を用意する。
  • 子どもたちが身の回りの文字を自分で読めるように、ひらがなを使ってラベリングをしたり、ポスター掲示をしたりする。
  • さまざまな楽器を用意して、音や演奏方法の違いを楽しめるようにする。

予測される子どもの姿【5歳児・5月】

  • 少し複雑な動きもできるようになり、全身を使った遊びをのびのびと楽しむ姿が見られる。
  • 保育者から学んだことをもとに、健康管理の意識を持って行動する。
  • 他児と声を掛け合いながら、マナーを守って行動しようとする。
  • 友だちと遊ぶことを好み、「一緒に遊ぼう」「順番ね」など声をかける姿が見られる。
  • 植物の葉の形や色、数日前との違いなどに気付き、成長を喜ぶ。
  • 想像力を働かせて好きな素材を使い、製作を楽しむ。
  • 身の回りにあるひらがなを読み、文字の読み書きができるようになったことに自信を持つ様子が見られる。
  • 「きれいな音」「これはかっこいいね」など、それぞれの楽器の音の違いを言葉で表現したり、実際に音を出して楽しんだりする。

前月の子どもの姿【5歳児・5月】

  • 最年長クラスとして自信や責任を持った行動する頼もしい姿が多く見られた。年下クラスの子どもたちの手伝いを積極的にしたり、クラスの仲間の手助けをしたり、仲間意識や愛情を持った人とのかかわりが増えた。
  • 全身の機能が発達し、さまざまな遊びを楽しんでいた。特に縄跳びがクラスのブームになっていた。

職員間の連携【5歳児・5月】

  • 気になる子どもへの援助や関わり方を話し合い、共通した援助ができるようにする。
  • 緊急時の避難方法や対処法を話し合い、職員間で役割分担をしておく。

家庭との連携【5歳児・5月】

  • 交通マナーや手洗い・うがいについて学んだことを保護者とも共有し、家庭でも一緒に見守っていくようお願いする。
  • 連絡帳やおたよりだけでなく、保育ドキュメンテーションを活用しながら活動の様子や子どもの興味を知らせていく。

保護者支援【5歳児・5月】

  • ひらがなの習得や生活習慣の確立について、焦らず個々のペースを大切にする視点を伝え、保護者の不安を和らげる。

地域との連携【5歳児・5月】

  • 交通安全教室を通じて、交通ルールを理解し、安全に道路を歩こうとする習慣を身に付ける。

健康・安全・衛生【5歳児・5月】

  • 手洗い、うがいの徹底や衣類による体温調整を自分で行う。
  • 近隣の車通りが多い場所など危険な箇所を認識し、自分の意思で注意していこうとする。
  • 子ども同士で声を掛け合いながら、身の安全を守ろうとする。

食育【5歳児・5月】

  • 普段口にしている食物の命や、生産者がいることを知り、感謝の気持ちを持って食事をする。
  • さまざまな食材に触れ、食感や味、においの違いなどに気付く。

長時間保育の配慮【5歳児・5月】

  • 長時間保育の部屋に入室する際に名前を呼んだり声をかけたりして安心感を持てるようにする。
  • 適宜トイレへ行くよう声をかけ、必要に応じて援助していく。

支援が必要な子どもとのかかわり【5歳児・5月】

  • 友だち一人ひとりの個性や特徴を理解し、その違いを認め合いながら、温かい関係を築いていく。

今月の行事【5歳児・5月】

  • こどもの日
  • 身体測定
  • 避難訓練
  • お誕生日会
  • 遠足
  • 保護者会(全体懇談会)
  • ファミリーデー(母の日)

今月の遊び【5歳児・5月】

安定した生活リズムの中で、いろいろなことに興味が持てるよう、保育者や友だちと一緒に戸外で身体を動かす遊びがおすすめです。
  • ねことねずみ
  • もうじゅうがり(猛獣狩り)
  • 流れ星のキャッチボール
  • だるまさんがころんだ
  • バナナ鬼
※コーナー監修:杉本綾子/特定非営利活動法人 芸術と遊び創造協会

今月の歌・手遊び歌・体操【5歳児・5月】

5月の歌

  • こいのぼり
  • さんぽ
  • 春の小川
  • 公園にいきましょう

5月の手遊び歌

  • はじまるよ
  • パン屋さんにおかいもの
  • たけのこはえた
  • わにのかぞく

5月の体操・ダンス

  • えがおのまほう
  • ケボーンダンス
  • えんとつ町のプペル

今月のおすすめ絵本【5歳児・5月】

  • ぐりとぐらのおおそうじ
  • げんきにおよげこいのぼり
  • はみがきれっしゃ
  • あらいくん

今月の製作アイデア【5歳児・5月】

自己評価【5歳児・5月】

前月の振り返りポイント

新年度最初の1カ月は、新しい環境に慣れてのびのびと過ごせるようなサポートができたかどうかをポイントに、自己評価をしてみましょう。

最初の1カ月は、進級児でも環境の変化に疲れやすくなったり体調を崩しやすかったりします。日々の子どもたちの様子をしっかりと観察することで、一人ひとりに寄り添った保育ができていると良いですね。

  • 新しい環境に不安を感じる子には個別に声をかけ、安心して過ごせるよう配慮したことで、徐々に笑顔が増えていった。
  • 進級児の環境変化による疲れに気付くのが遅れ、体調不良に繋がった場面があり、日々の観察をより丁寧に行う必要があった。

月週案フォーマットのダウンロード【5歳児・5月】

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PDF版の月案文例【5歳児・5月】

文例だけ印刷して使いたい方のためにPDF版もご用意しました。

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自分の言葉で作る意識を

参考文例をお届けしましたが、あくまで指導計画は自分の言葉で作ることが大切です。一つひとつの事例を参考にしながら、少しずつ自分の考えを入れていくよう工夫しましょう。

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ほいくis(ほいくいず)編集部

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