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5月の「おたより・園だより・クラスだより」書き出し文例27選

5月のおたより・クラスだより
担任を持っている先生にとって「おたより」「クラスだより」の作成は悩みの種の一つ。園長先生だったら「園だより」ですよね。特に書き出しの部分は全体の印象にも関わってくるので、気を遣います。5月は、こどもの日や遠足といった行事や、園の生活に慣れてきた子どもたちの姿を紹介してみるのも良いでしょう。

季節感のある定番の文例

まずは定番の文例からご紹介しましょう。

時節・気候・健康管理に関する文例

  • 新年度のスタートから早くも1カ月が経ちました。子どもたちも新しい生活に慣れてきたようで、毎日元気いっぱいです。
  • 園ではこいのぼりが5月のさわやかな風に乗って子どもたちの成長を見守ってくれています。
  • おだやかな気持ちの良い季節となり、外遊びも増えています。子どもたちにも、手洗い・うがいの習慣付けをしっかり教えていきたいと思います。
  • 園での生活に慣れたきたのか、子どもたちもそれぞれお気に入りの場所、お気に入りのおもちゃができてきたようです。そんな子どもたちの姿に思わず笑みがこぼれます。
  • 5月の風が、爽やかな花の香りを運んできてくれるようになりました。子どもたちにも「この香りのもとは何だろうね?」と、さまざまな気付きを促していきたいと思います。
  • すごしやすい季節になりましたが、日によってはじりじりと日差しが照りつける真夏のようなときもあります。子どもたちの健康状態にも注意しながら、安心して遊び込める環境を作っていきたいと思います。
  • 5月は「皐月(さつき)」とも言います。由来は、田植えの時期を表す「早苗月(さなえつき)」が早月(さつき)となり、転じて皐月になったと言われています。子どもたちの成長の土台作りができるよう見守っていきたいと思います。
  • 過ごしやすい、さわやかな季節になりました。子どもたちも青空の下、元気に園庭を走り回っています。

行事・祝日・活動に関する文例

  • 今月は、朝顔(アサガオ)の種まきを予定しています。これから水やりや成長の観察、開花の観察、種の収穫まで、子どもたちと一緒に活動をしながら見守っていきたいと思います。
  • 5月10日から5月16日の一週間は、「愛鳥週間」です。園でも、戸外で身近な鳥の観察をしたり、鳴き声に耳をすませたりする活動を予定しています。
  • この時期に園でもよく歌う童謡「せいくらべ(背くらべ)」では、柱の傷で、成長した弟の背の高さを測るお兄ちゃんの姿が歌われています。この曲を聞く度に、「この子たちは来年、どれだけ成長しているかな?」と、思わず想像してしまいます。
  • 立夏を迎え、暦の上ではもう夏になりますね。子どもたちはすでに夏の気配を感じているのか、ますます元気いっぱいの様子です。
  • 端午の節句がある5月は、まさに子どもの日、子どもの月ですね。園でもお祝いの行事などを通じて、由来や昔からある伝統や風習を伝えていければと考えています。

情景が目に浮かぶ文例

  • 園庭や公園で小さな昆虫たちを見かけるようになりました。子どもたちにとっては、小さなお友だちがたくさん増えたように見えます。
  • 暖かくなり、日によっては汗がにじむくらいの気候になってきました。着ている服が軽くなった子どもたちは、ますます躍動感が出てきたように感じるこの頃です。
  • 外に出ると、あたりには新緑を輝かせる木々、色鮮やかな花々が目を楽しませてくれます。青空のもと、子どもたちと散歩をするのは気持ちが良いですね。
  • 先日、子どもたちと一緒にこいのぼりの製作に取り組みました。子どもたちの発想力が爆発した、バラエティー豊かな作品の数々に感心させられました。
  • 色鮮やかな草花や小さな虫たち。風景が日々変化していく季節です。子どもたちにも、その移り変わりを感じてもらえるような活動ができたらと考えています。
  • 「夏も近づく八十八夜」という、茶摘みの歌の一節があります。「野にも山にも若葉が茂る~」と続くのですが、新緑がまぶしいこの季節は子どもたちが日々成長していく姿と重なります。
  • 園舎の窓から見える風景が、抜けるような青空と新緑の眩しい緑になってきました。ちょっとワクワクするこの感覚、子どもたちと共有していきたいと思います。
  • 耳を澄ますと、木から木へ飛び回りる小鳥たちの元気な声が聞こえてきます。子どもたちと一緒に、「春の音」を探してみたいと思います。
  • 「March winds and April showers bring forth May flowers.(3月の風と4月のにわか雨が、5月の花を咲かせる)」というイギリスの素敵なことわざがあります。園の生活に慣れ、伸び伸びと過ごす子どもたちと重なって見えます。
  • 戸外活動で子どもたちが青虫を見つけてくるようになりました。成虫になったら何になるのか?何を食べているのか?など、子どもたちが自ら調べて発見していくことにつながるような促しをしていきたいと思います。
  • 暖かさが増す一方で、徐々に湿気を感じるようになりました。月の後半には梅雨が始まります。子どもたちにも、季節の移り変わりについて伝えていきたいですね。
紙の兜を被り、こいのぼりを持って笑っている男の子

新型コロナウイルスに対応した文例

2023年度は、新型コロナウイルスも少しずつ収束の気配を見せています。しかし、さまざまな人が出入りする社会インフラでもある園としては、なかなか気を緩めることはできません。引き続き保育園や幼稚園、こども園から保護者へのおたより・クラスだよりでも伝えるケースがあると思います。書き出しで織り込んだ文例もご紹介しておきます。
  • 新年度がスタートして1カ月が経ちました。新型コロナウイルスを含めた感染症の状況に注意しながら、園でも緊張感を持って日々の保育に取り組んでおります。引き続きご協力をお願いいたします。
  • 子どもたちも日に日に園での生活に慣れてきたようです。新型コロナウイルスをはじめとする感染症対策で安全管理へのご協力をお願いする中ではありますが、子どもたちが安心して楽しく過ごせるよう取り組んでいきたいと思います。
  • 子どもたちも園の生活に慣れてきたのか、活発に活動する姿が見られるようになりました。新型コロナウイルスに加えて、これからの季節に特有の感染症もありますので、予防対策を徹底しつつ、子どもたちには元気いっぱいに過ごしてもらえるよう取り組んでまいります。

自分のパターンを見つけよう

いかがでしたか? さまざまな文例を参考に、自分なりのオリジナルのパターンを身に付けられるようにしましょう。季節の風物詩や、子どもたちの様子など、身の回りにはたくさんの“ネタ”が転がっているものです。楽しみながら考えてみてくださいね。

>>指導案・おたより一覧

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