季節感のある定番の文例
まずは定番の文例からご紹介しましょう。時節・気候・健康管理に関する文例
- ドキドキ? ワクワク? ソワソワ? 新年度を迎えたお子さんの様子はいかがでしょうか。私たちもいろいろな気持ちをしっかりと受け止めて、園での生活に慣れてもらうようにしていきたいと思います。
- 1つお兄さんお姉さんになって、子どもたちの顔つきも少したくましくなりました。今年度もよろしくお願いいたします。
- ご入園おめでとうございます。新しく入園した子どもたちがスムーズに園生活に馴染んで、楽しい毎日が送れるよう準備していきたいと思います。
- ご進級おめでとうございます。今年度も引き続き、子どもたちが一日一日成長していく姿をしっかり見守っていきたいと思います。
- 4月は旧暦で「卯月(うづき・うつき)」とも言います。諸説ありますが、「卯の花(ウツギの花)が咲く月」が省略された呼び名が当てはめられたことが由来と言われています。さまざまな草木が花を咲かせる季節。その光景が子どもたちが成長していく姿にも重なります。私たちも1年間、温かく見守っていきたいと思います。
- 入園する子どもたちを迎え入れる緊張感と共に、新しい出会いにワクワクする気持ちが込み上げてきます。1年間、どうぞよろしくお願いいたします。
- いよいよ新年度がスタートします。新しい環境を迎え、不安な気持ちでいっぱいの子どもたちもいると思います。園の生活に慣れるまで、お友だちや先生たちと馴染むまで、しっかりと子どもたちに向き合い、寄り添っていきたいと思います。
- いよいよ新年度のスタートです。ワクワク・緊張・不安と、たくさんの子どもたちの表情が見られました。さまざまな気持ちを受け止めながら、一人ひとりの子どもたちを見守っていきたいと思います。
- 4月に入り、本格的な春らしいポカポカ陽気の日が増えてきましたね。子どもたちも、運動をすると少し汗ばむ様子も見られます。気持ちよく過ごせるよう、健康管理に気を付けながら過ごしていきたいと思います。
行事・祝日・活動に関する文例
- お散歩に出かける公園で、あおむしを見つけた子どもたち。もこもこと奇妙な歩き方をする姿に夢中です。これからきれいなちょうちょになる前の幼虫ということは、自分たちで観察したり調べたりして発見してもらえるよう関わっていきたいと思います。
- 園庭や公園でも、草花や昆虫、小さな生き物が顔を出し始めました。子どもたちも、そんな季節の移り変わりに気付いているみたいですね。
- 小鳥たちが、開花時期を迎えた木々の間を忙しそうに飛び回る姿をよく見かけるようになりました。ひょっとしたら、小鳥さんたちも新年度みたいに忙しい時期なのかもしれませんね。子どもたちにも、気付きを促していきたいと考えています。
- 園のご近所にある菜の花畑で、黄色い花がまるで絨毯のように咲き誇っている様子が見られるようになりました。これから新しい生活を迎える子どもたちを応援してくれているのかもしれませんね。
情景が目に浮かぶ文例
- ピカピカのランドセルを背負った新一年生の子どもたちを見かけるようになり、改めて新年度を迎えたと感じました。子どもたちにとっても新しい生活のスタートとなりますので、温かく迎えていきたいです。
- 花が咲いた後に力強く葉を伸ばしている木々、花を咲かせようと精一杯茎を伸ばしている草花。成長の段階を登っている子どもたちと重ね合わせて見ております。今年度もよろしくお願いいたします。
- それぞれの子どもたちにとって新しい保育室。感触を確かめるように保育室に入ってくる子どもたちの初々しい姿に思わず笑みが漏れます。
- この時期になるといつも、新沢としひこさん(『にじ』でお馴染みですね)の、『はじめの一歩』という歌を思い出します。“はじめの一歩 あしたに一歩 きょうから なにもかもが あたらしい”という一節がありますが、子どもたちの姿が重なり、思わず心の中で口ずさんでしまいます。今年も1年、子どもたちの一歩に寄り添っていきたいと思います。
- いつもと変わらない元気な子どもたちの声ですが、新年度の時期は、春の便りのように聞こえてきます。
- 窓から差し込む春の優しい日差しが、子どもたちを包み込んでいるようです。1年間、伸び伸びと過ごして欲しいと思います。
- 春らしい草木の色彩に、元気にお散歩をする子どもたちの姿が映えます。1年間、しっかりと見守っていきたいと思います。
- お散歩にいく公園で、つくしやタンポポを見かけるようになりました。子どもたちが興味津々の表情で観察している姿が微笑ましく感じられました。
- 空を見上げると、春の陽気に乗って気持ち良さそうに雲が流れて行きます。子どもたちと一緒に新年度を迎えることができて嬉しく思います。
- 満開の花を咲かせる木もあれば、一足早く葉を茂らせ新緑が眩しい木もあります。それぞれ段階は違いますが、一つひとつの生命が成長していく姿を子どもたちに重ね合わせて見ています。
- 新年度の登園を見守っていると、元気に跳ねるように歩く子、そろりそろりと歩を進める子など、さまざまな姿を見ることができました。子どもたち一人ひとりの個性を受け止めながら、園の生活に慣れていってもらえればと思います。
- 「花の便り」は、春にお手紙を書くときに始める言葉です。園では、子どもたちの元気な笑顔がまるで花が咲いたようにきらきらと輝いています。とっても嬉しい花の便りをもらった気持ちです。

新型コロナウイルスに対応した文例
2023年度は、新型コロナウイルスも少しずつ収束の気配を見せています。しかし、さまざまな人が出入りする社会インフラでもある園としては、なかなか気を緩めることはできません。引き続き保育園や幼稚園、こども園から保護者へのおたより・クラスだよりでも伝えるケースがあると思います。書き出しで織り込んだ文例もご紹介しておきます。- 新年度がスタートしました。少しずつ収束の気配を見せつつも、新型コロナウイルスの対応は予断を許さない状況です。引き続き子どもたちと職員の健康・安全を第一に取り組んでまいりたいと思います。
- ご進級おめでとうございます。少しずつ状況が良い方向に向かっていると感じる新型コロナウイルスですが、園としては引き続き安全管理へのご協力をお願いすることになります。子どもたちが伸び伸び過ごせる環境づくりに取り組んでいきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
自分のパターンを見つけよう
いかがでしたか? さまざまな文例を参考に、自分なりのオリジナルのパターンを身に付けられるようにしましょう。季節の風物詩や、子どもたちの様子など、身の回りにはたくさんの“ネタ”が転がっているものです。楽しみながら考えてみてくださいね。>>指導案・おたより一覧