卒園式のねらいとは

【ねらい】
- 就学への期待を高める
- 自身の成長を喜び、誇りを持つ
- お世話になった保育園や先生、友だちに感謝の気持ちを伝える
子どもたち自身が、卒園式の意味を理解して、ねらいを達成できるように保育士さんも最後まで見守っていけると良いですね。
当日までに準備すること

装飾作り
園内の装飾をするときは、テーマを決めておくと進めやすいですよ。「今年度の卒園児クラスは色で表すと何色か?」「どんな遊びが好きだったか?」などを考えると、そのクラスに合った装飾が思い浮かぶのではないでしょうか。ぜひ、子どもたちらしい雰囲気で飾り付けてみましょう。卒園式の歌決め
卒園式に歌を歌うところでは、何を歌うのかの決定と練習をしましょう。【定番の卒園ソング】
- さよならぼくたちのほいくえん
- 思い出のアルバム
- ありがとう さようなら
- ともだちになるために
- にじ
- 365日の紙飛行機
卒園証書・記念品の用意

また、卒園児に贈る記念品の手配も忘れずに。園によってその内容は異なり、マグカップや小学校で使える文具、定番の紅白饅頭などさまざまです。オリジナルのものは作るのに時間がかかることも多いので、余裕を持って手配しておくと良いでしょう。
卒園製作・在園児からのプレゼント作り
園によって卒園製作をするところは、はやめに進めておくと良いでしょう。園によっては、大がかりな製作を行うところもあります。せっかくなので、余裕を持って取り掛かり、卒園式に完成したものを見せられると良いですね。在園児からのプレゼントを贈るところでは、まず何を作るのか決めていきましょう。在園児に、「卒園児のお兄さんお姉さんに何を贈りたい?」と聞いて一緒に考えると、子どもたちの気持ちが詰まったプレゼントになりそうですね。
保育士の担当振り分け
当日は担任以外の保育士さんもやることがたくさんあります。司会やピアノ演奏、子どもたちの誘導など必要な役割を洗い出してみましょう。また当日までの準備段階では、プログラムの作成や装飾などを分担して進めていく必要があります。職員内で話し合い、助け合いながら準備から当日まで進めていけると良いですね。保育士の服装は?
実はもうひとつ、大切な準備として残っているのが保育士さんの服装です。主役は子どもたちとはいえ、保育士さんも子どもたちを送り出すのに相応しい服装をしておきたいですよね。園によっても方針や決まりがあるかと思いますが、卒園式は落ち着いたダーク系のスーツやワンピースが基本です。加えて胸元に白や薄いピンクなど、明るい色のコサージュをつけましょう。
袴を着る先生もいるかもしれませんが、担任だけとしているところも多いので事前に園の方針をチェックしておくと安心です。
詳しい服装については、こちらでチェックしておきましょう。