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いっぽんばしこちょこちょ【遊び方・ねらい解説】

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いっぽんばしこちょこちょで遊んでいる様子

読了目安時間は約3分です

保育園や幼稚園で、日々の活動に欠かせない“遊び”の時間。毎日「今日はどんな遊びを用意しよう…」と頭を悩ませる保育者の皆さんも多いのではないでしょうか。そんなときに役立つ遊びアイデアをイラストで解説します。今回は、乳児さんから楽しめる「いっぽんばしこちょこちょ」です。
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「いっぽんばしこちょこちょ」とは

「いっぽんばしこちょこちょ」は、同名のわらべうたを歌いながら、子どもたちと保育者のふれあい・スキンシップを楽しむことができる定番の遊びです。簡単なので、慣れてきたら子どもたち同士で遊んでも楽しいですよ。室内ででき、雨の日の活動にもおすすめです。

赤ちゃんの笑顔を引き出すことができるので、0歳児から使える遊びとして覚えておくと良いでしょう。

難易度

★☆☆☆☆

対象年齢

0歳児/1歳児/2歳児

用意する物・道具

  • なし


遊びのねらい

保育園や幼稚園、認定こども園での遊びの活動では、ただ単に保育のひきだしの一つとして遊びを行うだけでなく、「ねらい」を意識して取り入れるようにしましょう。そうすることで、月案や指導案の作成にも役立ちますし、子どもたちの成長を促すことにもなります。
  • 保育者と子どもがお互い身体のさまざまな場所に触れ合うことで、身体を動かす楽しさや、手指の感覚を養う
  • 遊びの中でスキンシップを取りながら周囲との関わりを楽しみ、安心感や愛着を持つことで自己肯定感を高める
  • 子どもと触れ合うことで、安心感や親しみをもち愛着関係を育む
  • 繰り返し同じ音色で遊ぶことで、模倣する楽しさを味わう

期待される子どもの姿

  • 保育士や周囲の子どもと関わりをもつことで、心の安定に繋がる。
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いっぽんばしこちょこちょの遊び方・ルール

1.「いっぽんばーしこーちょこちょ」と歌いながら子どもの手のひらを指でなぞり、くすぐる
保育者がいっぽんばしこちょこちょを歌っているところ

2.「たたいて つーねって」と歌いながら手のひらを軽くたたき、軽くつまむ(つねる真似だけしましょう)
手を叩いてつねっているところ

3.「かいだんのぼって…」と歌いながら、人差し指と中指でこどもの腕の上をつたって肩まで登っていく
保育者がかいだん登ってと歌っているところ

4.「こちょこちょこちょ…!」と言いながら子どもをくすぐる
保育者が子どもをくすぐっているところ

「いっぽんばしこちょこちょ」解説イラストのダウンロード

こちらのページで紹介した「いっぽんばしこちょこちょ」の遊び方解説イラストを、保育施設での説明にご利用いただけるよう、ダウンロード素材をご用意しました。ほいくisメンバーに登録(無料)すれば、無料でダウンロードすることができます。

ポイント・アレンジ例

②の部分は「すべって たたいて つーねって」と歌うバージョンもあります。地域によっても、歌詞が少しずつ異なるようですね。子どもは繰り返しのある遊びが大好きなので、手のひらの他にも、足の裏やお腹、背中など身体のいろいろな部位を使って歌い、触れ合い遊びに楽しさを感じるように工夫すると、何度でも楽しめますよ。

③の場面で、くすぐる前に低い声でゆっくりと歌って緊張感を演出したり、遊び歌なので、リズムを変えたりするとより楽しめます。

※掲載イラストや記事内容の 無断転載・二次利用、配布・加工は禁止とさせていただきます。

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杉本 綾子(すぎもと あやこ)

この記事を書いた人

杉本 綾子(すぎもと あやこ)

特定非営利活動法人 芸術と遊び創造協会 所属
長年の保育現場勤務を活かし保育園の園長を経て、現在、現場で頑張っている人同士がともに学び、「心の栄養補給」ができる人材を育てるために講座などを企画・運営している。
『幼稚園教諭二種免許・保育士』『おもちゃコンサルタント』『絵画指導スペシャリスト』『保育ナチュラリスト』『保育 あそび発達サポーター』などの資格を取得。多様な視点から、園での遊びや保育に役立つヒントを届ける。

<芸術と遊びらぼ>
https://artplaylab.jp/
<芸術と遊び創造協会>
https://art-play.or.jp/

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