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10秒でサッと描ける!春のお花の描き方【保育士のイラスト講座】

お花の手書きイラスト
簡単なのに上手に見える!絵が苦手な方でも、そんなイラストが描けるコツと裏ワザをご紹介します。>>関連コラムはこちら

今回のテーマは「お花」 

今月は入園&卒園シーズンに使えるお花の描き方をご紹介します。 
 
連絡帳やおたより、そしてちょっとしたメモなどに…イラストがサッと描けると便利なお花。簡単な描き方とアレンジ例をご紹介します。 
 
まず、花を書く前にウォーミングアップとしてしてほしいのが、クルクルの練習。 
くるくるの練習をしている様子
これをすることで手首が動きやすくなり、花びらを書くのがスムーズになります。 

1、簡単な花の描き方 

4枚の花びらの花
まずは簡単な「4枚の花びらの花」を描いてみましょう。ここでは十字をイメージして一筆描きで一気に描きます。 
 
右回りでも、左回りでもいいので一気に4枚描きましょう。このとき出来るだけ4枚の花びらが同じ大きさになるように意識すると、バランスよく花びらが配置できます。 
 
真ん中に黒丸を描いて完成! 
 
この「4枚の花びらの花」は、真ん中に十字を描くとクローバーに早変わり!いくつか描いて、間を葉っぱで埋めるのもオススメです。真ん中の丸を、3つくらいに増やすだけでも雰囲気が変わります。 

2、サクラ&梅の描き方 

次に5枚の花びらの「サクラ」と「梅」を描いてみましょう。春といえば定番のお花ですね!
5枚の花びらの花
こちらは花びらの数が奇数なので、一気に描くとバランスが取りづらいと思います。写真のように①上→②左右→③下の2枚の順で描くと描きやすいですよ。 
 
5枚の花びらの場合は、多少いびつでも問題なし! 下の2枚が他より小さい方がかわいく見えますよ。 
 
真ん中部分の描き方を変えるだけで、サクラと梅に描き分けられます。桜は花びらをギザギザにするのがポイントです。 



3、チューリップのバリエーション 

続いても春の定番「チューリップ」。こちらは花びらよりも特徴的な葉っぱの形に気をつけるのがポイントです。 
チューリップ
お花の形の違いで、簡単バージョン(写真:上)とリアルバージョン(写真:下)を描いてみました。好みやシーンに合わせて、使い分けてみて下さいね。 

チューリップのアレンジ例 

私は丸くてカワイイ‟簡単バージョン”のチューリップをよく描きます。そちらを使ってアレンジ例を描いてみました。 
お花のイラストのアレンジ例
ちょうちょを飛ばしたり、顔を描いてあげたりするだけで、ちょっと上級者に見えます。かわいさがアップしますよ。 

4、すずらん&バラの描き方 

次に中級&上級者向けの「すずらん」と「バラ」の描き方です。 

すずらんの描き方 

すずらんのイラスト
「すずらん」は、ひらがなの「し」の逆に描いたものがベース(=茎)になります。先端部分に逆さ向きのハートを3、4個描き加えるだけ! 

バラの描き方 

バラのイラスト
「バラ」は、まず丸を描きます。次に写真の手順2のように、3か所から内側に向かって花びらを描きます。最後にそれぞれの辺の真ん中を結んで三角形をつくります。さらにその内側にさらに小さな三角形を描けば完成です。 
 
これはなかなかバランスが難しいので、他に比べて練習が必要です。多少形がいびつになっても、赤ペンで描けば断然バラらしく見えますよ。 

5、花×動物や人の組み合わせ 

最後に今回の花を使った例をいくつか描いてみました。 
花を使ったイラストの例
枠の上に色で書き添えたり、花束にしてみたり、一輪だけ持たせたり、子どもの髪飾りにしてみたり…。 
 
花の部分だけ赤などに色を変えるだけでも、ちょっと特別感が出ますよ。ぜひ、連絡帳やおたよりなどに活用してみてくださいね! 
 
▼パンダや子どもの描き方はこちらの記事よりご覧いただけます 
▼ほかのイラストも練習したい方はこちら!
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消しゴムはんこyuri

この記事を書いた人

消しゴムはんこyuri

広島で中学校の講師をする傍ら消しゴムはんこ作家として活動。欲しいはんこが市販になく「それなら作ってしまおう!」と、はんこ作りを始めたのがきっかけ。家庭で使うものから、学校や保育園、お店で使う実用的なものまで、幅広いオーダーが集まる人気クリエイター。

<facebook>
https://www.facebook.com/keshigomuhankoyuri/

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