子どもが「考える」瞬間
子どもたちは保育園や幼稚園で日々過ごしている中で、「これはなんだろう?」
「どうしたらいいのだろう?」
「こうしてみよう!」
などと、色々なことを考えながら過ごしています。この「考える」ことって、大人になってからも大切ですよね。
大切なことだからこそ、幼いうちから「考える」経験を多く持つ必要があると私は思うのです。今回はそんなエピソードを描いてみました。
子どもの「考える力」を育てるには?
子どもたちが指示を待っていませんか?
幼いうちから「考える」経験を多く持つ必要がある…そう思ったのは、最近こんな様子が見られるからです。指示待ちをする子どもたちの姿。
周りから指示をもらわないと動けない。
「自分で考えて動いてごらん?」と言っても「?」な様子。
また、答えをすぐ周りに聞こうとする子どもたちの姿。
確かに最近は、インターネットで調べればすぐに答えは出てきます。辞書や図鑑で調べるということをほとんどしないのかもしれません。
現代の子どもたちに取り巻く環境が影響していることも確かですが、この姿は、周りの大人達の不必要な言葉掛け、行動から伴うものと言っても過言ではないのではないでしょうか?
保育者として大事にしたいこと
皆さんは、子どもたちと会話をする時、考える時間を与えないほどの指示を出したり 、質問に対してすぐ答えを出したりしていませんか?それを続けていると、自分で考えるクセがつきません。
大人になってからも指示待ち、答えをすぐ周りに聞こうとするなんてしていたら、社会人としては仕事になりません。
では、どうしたら良いでしょう?
- 子どもたちが自分で考え、納得した答えや道を導き出せるように、どんな時でも子どもたちが考える余白の時間を持つこと。
- 「あなたの考え、いいね!」をたくさん伝えること。自信が持てるとまた考えたくなります。
たくさん考えることに損はない!!子どもたちが考える力を身につけられるように☆
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