子どもの鋭い観察力
子どもたちって、周りのことや私達大人のこともよく見ていますよね。そんな所も見ていたの?とドキッとすることもしばしば。ある先生の動きも、子どもたちはよく見ていました。
今回は「あの先生人気だな…」そんな先生のヒミツを、子どもの視点で観察してみたエピソードです。
子どもはよく見ている!先生の対応
いつも人気の先生
一緒に働くA先生。先生は、いつもたくさんの子どもたちに囲まれています。自分の周りにも子どもたちは来てくれるけれど、A先生が来ると子どもたちは大喜びで行ってしまう。なぜだろう…?
もちろん、保育者1人1人素敵な魅力があり、子どもたちとも少なからず相性があります。
でも、A先生の魅力を探りたくなったのです。
「対応の仕方が違う?」
「声かけの仕方?」
「笑顔が足りない?」
「優しさ?」
「もしかして女子力が足りないのか…?笑」
じっと、その先生を観察する中で、見えてきたことは…?
人気の先生から発見したこと
それは“子どもたちに向かう姿勢、子どもたちに向かう心の在り方“でした。「A先生〜!」
「はーい!なあに?」
子どもたちに呼ばれたA先生は手を止め、持っていたものを机に置き、子どもたちの目をしっかり見て、身体も心も子どもに向き合っていました。
自身のことを振り返ると、子どもたちとしっかり向き合おうと心掛けていたものの 片手間に対応していたこともあったなと反省しました。
対話をする時、しっかり目を合わせ、身体もこちらを向いて向き合ってくれる人 が好きになるし、信頼しよう!と思いますよね。
一緒に働くA先生には、とても大切なことを教わりました。
何十人もの子を見る中、1人1人じっくり向き合う時間はなかなかないかもしれませんが、「ねえ、先生!」と話し掛けられた時には、身体も心も向き合うことを心掛けたいと感じた出来事でした。
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