



保育中の心配りから見えてくるもの
私達保育者は、日々、子ども達や他の保育者の言動を見て言葉掛けや自分の動きを考えたり、次の日の保育や環境を整えたり・・・見ては考え、見ては考え、と正直、休まることがない職業です。
あっちもこっちも意識を周りに向けて、臨機応変さも必要だったり、常に周りに意識してアンテナを張り続けないといけません。
保育中に”アンテナを張る”ってどういうこと?
"アンテナを張る”??日々、保育現場で過ごしていると色々な様子が目に入ってくると思います。
楽しそうに笑い合う子どもたち。一人遊びを楽しんでいる子。勇気を出してチャレンジしようとしている子。一生懸命に子ども達に向かう同僚の先生たちなど。
この様々な姿を目にする中で、なんかしら「変化」に気がつく時があるはずです。
いつもより楽しそうに笑ってるなぁ。いつもと違う子と遊んでる!あ、悲しそうにしている子がいるぞ。あれ?急にバタバタと動き出した同僚の先生がいる! など
この変化にまず気がつくことが大切だなと私は思います。アンテナを張っていたら、気付きが多いはず!
そこから、自分がどう動くか?私は、心〈こころ〉配りを心掛けています。
私なりの心配り
心〈こころ〉配りとは、あなたのこと、心から思っていますよ、見てますよという思いを配る、伝えることなのかなと私は勝手に解釈しています。何を言えば良いのか、どう行動すれば良いのか?
正直、その状況にピタッとハマる動き・言葉掛けをするってなかなか出来ません。
何年経験していたって、人間だもの。この職業でなくても、家族でも、恋人でも、人の気持ちにピタッと当てはめられる言動が出来る人はそうそういませんよね。
でも、様子を見てとにかく行動に"つなげる"ことが大切だなと思います。
こんなことをしていたから、こうしてみよう!
あ〜違ったかー、じゃあ次はあぁしてみよう!
こっちの方が楽しめそう!変えてみよう!
同僚が困ってる!こうしてみよう!
違ったか、じゃあこうしたらどう?
この思いを毎日、繰り返しながら目の前の子たちに合った保育、状況に合わせた動きが出来ていくと思います。
その心〈こころ〉配りが時に間違う時だってあるのを心に置きつつ、まずは行動してみることが大切ではないかなと私は思います。
間違ったっていいのです!
あなたを思っています!見ています!が伝われば、相手からも心が返ってくるはず。
心〈こころ〉配り、心掛けたいですね!