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絵本はどこで手に入れる?【いたずらきかんしゃちゅうちゅう】

絵本がいっぱいに並んだ本棚
絵本専門士として活動する現役保育士「うっちー先生」による、絵本愛あふれるコラム。今回のテーマは絵本の入手方法について。絵本専門士で保育士のうっちー先生は、どうしているのでしょうか?
みなさんは絵本をどれくらい持っていますか?

例えば、絵本が好きで10年間月刊誌を買っている人は、120冊は持っているでしょうか。自分の蔵書はほとんどなく、保育園にある絵本しか読まない人もいるでしょう。
俺はといえば…数えたことありません。写真は開架している本棚ですが他にもどっさり。マンガもめちゃくちゃ読むので一室が本に埋もれています。





絵本の入手方法は、新刊書店で購入、古書店で購入、インターネットで購入、図書館で借りる、保育士から借りる。などが考えられますね。
俺はもっぱら購入派。新刊でも古書でもどちらでもお構いなし。書店が多いですが、申し訳ないかな、インターネットでも購入することがあります。

申し訳ないと言いましたが、店で絵本を買わないと街の書店がどんどんなくなってしまいます。12年前に家を購入する大きな理由のひとつ「自宅の前が書店!」も時の流れには逆らえず、今年の6月下旬に閉店してしましました。

本の流通や経緯について語ると3分で読めなくなってしまうので控えますが、インターネットではなく、絵本は出来るだけ手に取って本物のテキストと絵と装丁を楽しんでから購入をしたいと思っています。

表紙から見返し、扉、絵、デザイン、そして裏表紙まで楽しむことは、インターネットではできません。絵本は保育園でそこまで一緒に楽しみたいのです。

見返しを楽しむ例としては、
『いたずらきかんしゃちゅうちゅう』
作:バージニア・リー・バートン
訳:村岡花子
出版社:福音館書店 1961年

言わずと知れた名作!

絵本を読む前に見返しの主人公のちゅうちゅうが冒険する道のりをチラッと見て、まずはスルー。読んだ後に後ろの見返し(前と同じ)を一緒に見ながら冒険の振り返りをします。子どもたちも「そうそう!」といった表情で読みあいます。本棚に戻した後に、子どもたちが取り出し、見返しを開いて何やらブツブツ言ってる姿を見たらうれしい。

絵本は絵と文章だけではなく、全部ひっくるめて楽しみたいと思っています。


さて、絵本を購入する書店には「総合書店」と「専門店」とがあります。

専門店はいわゆる絵本屋さんというものです。全国各地に多数あり、鳥取県内には3店あります。絵本専門士仲間の経営する絵本屋さんもあります。『つづきの絵本屋(岡山県倉敷市)http://tsuzukinoehonya.com/『ぱっきゃまらーど(東京都世田谷区)https://twitter.com/pascamarade_yなどです。アパレル業界で言えばセレクトショップのような存在ですね。

総合書店の良いところは、絵本屋さんに比べて売り場面積が広く、取次という仲卸業者から送られてきた絵本を中心に販売しているので、最新刊や時代の流れに乗った売れ筋の絵本を多く取り揃えています。

それに対して絵本屋さんは、『メリーゴーランド(三重県四日市市)http://www.merry-go-round.co.jp/を筆頭に、多くのお店が「この絵本を読者に届けたい」という気持ちを乗せて販売しています。「○○な(シチュエーション)絵本を探しています」と聞くと、すぐに答えが返ってくるのも絵本屋さんの良いところです。

児童書は年間約5,000点出版されていて、地元の書店に並ばない本のほうが多いのです。残念ながら増刷されず絶版になっていく絵本も多く、新刊書店に売られていない本も多数…。

そんな時は古書店!!

旅先では必ずBOOKOFFに立ち寄るようにしています。絶版の名作に出合うこともあります。
絵本との出合いは一期一会。後から買おうと思って立ち去るともう手に入らない可能性も!?

絵本を買って♪蔵書も増えて♪そして…財布は軽くなる…。
コラム読者のみなさまは図書館で借りることも視野に入れながら絵本の世界を広げていくことをおすすめいたします。
うっちー先生

この記事を書いた人

うっちー先生

鳥取市で働く傍ら絵本専門士として活動する現役保育士。本名は内田大樹。専門士同期男性3人で組むユニット『trio de 絵本』など、絵本関連イベントで精力的に活動。自称「日本一絵本の読み聞かせをしている人」。保育士歴17年。3児のパパでもある。
<ブログ>
https://ameblo.jp/uchiuchi571101/

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