共感できるエピソードが満載！現役幼稚園教諭のぷく先生による4コマ保育日記です。>>連載一覧はこちら
試し行動って？
試し行動とは、子どもが身近にいる大人の気持ちを探る行動のことを指します。自分にかかわる大人にわざと悪いことをしてみたり、叱られても繰り返してみたり。どこまでそれが許してもらえるのか反応をうかがうような行動が見られます。
今回は、試し行動が見られる子にどう接するかのエピソードをご紹介します。
試し行動が見られる子にどう接する？
人間は、無償の愛を与えてもらえると、心が満たされて無償の愛をもらった分、自分のことを、周りの人たちのことを大切に出来ると思います。この見返りを求めない愛を無意識に子どもたちは求めているのだと思います。
子どもとの信頼関係
信頼という愛は、- 自分を犠牲にしてまで僕を守ってくれる
- だめな自分も受け入れてくれる
- 自分のことに一生懸命になってくれる
”困った”行動には理由がある
その子の行動だけで見ると、困らせることをする"困ったちゃん"かもしれません。ですが、その行動には必ず理由があるものです。子どもたちは大人の行動や顔色をよくうかがっています。あなたのその子に対する愛情を行動や言葉に分かりやすく示すことが必要だ思います。
あなたのことが大切なのよ。
あなたのことが大好きよ。
それが伝われば、心が満たされていき、試し行動はなくなっていくでしょう。
その子自身の置かれている環境や心情、いろいろなことを深く見て、要因を探すことは重要としつつ、かかわる保育者が出来ることはやっぱり無償の愛を伝えることなのではと思います。
大切、大好きな気持ちはあなたの目や触る手から行動からも伝わるもの。でもより分かりやすくが求められるのです。
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