新学期のスタートです
「さあ!新学期!」また、新たな気持ちで子どもたちを迎えるのに気合い十分のことと思います。
今回は、そんな新学期に感じたエピソードをご紹介します。
心から向き合う、心から受け入れること
気合い十分の新学期。ただ、連休後というのはどうしてもパワーを使うものです。それは、子どもたちももちろんのこと!
長い休みの間、改めてお家の温もりを感じて外の世界に出るのを億劫に感じる子もいることでしょう。
それでも、大好きな先生やお友達に会うと安心して「この場所が好き!楽しい!」と思うでしょう。
若かりし頃の私もまた、子どもたちがいち早く安心できるようにと気合い十分で新学期を迎えました。
‟全員“を意識していたときに
「全員にしっかり声を掛けよう!子どもたち全員とかかわりたい!」私はそう意識していました。
しかし、ある子にこんなことを言われてしまうのです。
「○○先生は、両手でぎゅ〜ってしてくれるよ。でも、ぷく先生は一つの手。」
この言葉を聞いて、私はものすごく申し訳ない気持ちになりました。
片手が悪い、両手が良いという話ではありません。
私は、子どもたちとしっかりかかわっていると思っていましたので、この言葉にショックを隠しきれませんでした。
一人ずつと向き合うこと
たくさんの子たちをかかえる担任となると、一人ひとりにかかわる時間は短いかもしれません。しかし、一人の子と向き合う時間こそ大切にしなければと改めて感じる出来事でした。
この出来事を踏まえ、私は改めて“心から向き合う、心から受け入れる”を、意識し始めました。
すると、子どもたちも心からこちらを向き、受け入れてくれるようになったのです。
些細なことかもしれない、しかし向き合う時間こそ大切にしなければ、子どもたちと向き合っていると言えないと思いました。
皆さんも新学期、子どもたちとかかわるのに心も目の前の子どもたちへ迎えるようにしていきましょう♪
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