はぎれで作るままごと食材
今回は、はぎれで作るままごと食材の作り方を紹介します。 私がおすすめするのは、子どもの自由な発想でいろいろな食べ物に見立て遊びができるもの。あえて、はっきりと「何か」の形に作りこむことはせずに、シンプルな形に仕上げます。
美味しそうな色柄の布を使って作れば、子どもの目にはその場面に合った「おいしそうな何か」に見えてくるものです。
同じ食材でも何通りもの使い方・遊び方ができて、ごっこ遊びの幅も広がります。
それに、作り方もシンプルなので、大量生産が可能なのも嬉しいところ。スタッフみんなで協力すれば、子どもたちがケンカせず楽しく遊び込める量を作ることができます。
では作り方の紹介です。
材料と作り方
■用意するもの
平らな円型1枚分・円形の布(直径10㎝ 2枚)
・芯:(直径10㎝ 1枚) (キルト芯・タオル・古トレーナー等の厚めの布)
・フェルト 2×4㎝ 1枚
・縫い糸
■作り方
①芯の上に円形の布2枚を重ねておきます。芯の上に円形の布2枚を中表に重ねておきます。②円形の布1枚だけ中央に3㎝の切り込みを入れます。
③縫い代1㎝で周りをグルっと縫います。 ④中央の切り込みから全体を裏返し、形を整えます。
⑤切り込みを塞ぐようにフェルトを縫いつけます。なみ縫いでもまつり縫いでもOK!
⑥完成です!
※ 図の星の位置にスナップボタンやマジックテープをつけると、更に遊びが広がります。 とっても簡単にできました!
ミシンを使うと、更に早く丈夫に作ることができます。
1辺10㎝の正方形の布を使って、同様に縫い四角形も作ってみました。 サイズや形など、アレンジしてみてください。
布ははぎれなど小さな布で何でも大丈夫ですが、美味しそうな色・食べ物にありそうな色の布がおすすすめです。
遊び方
さて、さっそく遊んでみましょう。ままごとのお皿に並べてみました。 緑は野菜に、茶色はハンバーグ?お魚?ピンクはハムやトマトソースに見えるでしょうか?
手前のパスタ?は、ロープを切って端を結んだだけです。ちょっとおいしそうでしょう? 平型を重ねてみたら、サンドイッチになりました。 こちらは手巻き寿司?クレープにも見えますね。
中心の黄色い棒状のものは、カラー軍手の指の部分を利用して作ってあります。
こんな風に、平型の食材は「重ねる」「巻く」など調理や食べ方も楽しい遊びに大活躍です。
今園にある食材と併せて、遊んでみてくださいね。
ままごと遊びについては、こちらのページもぜひ参考にしてみてください。
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