布おもちゃ作家「ゆっこせんせい」と申します!

初めまして。元保育士であり、布おもちゃ作家「ゆっこせんせい」として15年活動している「さとうゆきこ」と申します。
2016年には「一般社団法人 布育普及協会」(通称「ぬのいく協会」)を設立し、布おもちゃの普及に努めています。
 
この連載では、布おもちゃの紹介や、子どもの発達・遊び・おもちゃのことなど、私の保育士としての経験や布おもちゃ作家としての活動を通して感じていることなどをお伝えしていきたいと思っています。
 
まずは、「どうして私が布おもちゃ作家になったのか?」というお話から。
 (初期の作品:軍手人形「くま」「うさぎ」)
 
私が私立保育園に勤め始めたのは、23歳の時。
まだ保育士資格も持っていなくて、ひょんなきっかから、お手伝い気分でのスタートでした。

ところが、始まってみると何がなんだかわからないけれど、毎日楽しくってたまらない!
「あ~、早く明日にならないかな~」ってくらいに、あっという間に保育の仕事が大好きになってしまったのです。
 
子ども達と一緒に遊ぶこと。
だんだん仲良くなれること。
昨日できなかったことが、今日できるようになっていて、びっくりしたり。
そんな成長を発見する喜び。
泣いたり、笑ったり、何にでも全力体当たりの子ども達。

そんな一つひとつの出来事に、毎日ワクワクしっぱなしでした。
 
子ども達から「ゆっこせんせい」と呼ばれ、「ずっとここで働きたい」と思い、保育園で働きながら通信教育で勉強し、試験を受けて、晴れて保育士資格を取りました。
 
もともと、歌うことも、踊ることも、作ることも大好きな私には、保育の仕事は天職に思えました。
(初期の作品:すごろく「フルーツバスケット」)
 
ところが12年ほどたった頃、体調を崩し退職することになってしまいました。
とても残念でしたが、思うように動けなくなってしまったので、どうしようもありません。
 
療養生活の中で少しずつ始めたのが、子どもの頃から好きだった手芸です。
まだ外出もままならない状態だったので、家にあったタオルや布を取り出して、ちくちく縫い始めました。
 
はじめは雑巾から…
 
そうやって手を動かしているうちに、自分が保育をしていた頃
「こんな布おもちゃ、あったらいいのにな~」
と思いながらも、なかなか作れずにいたものを、色々と思い出すようになりました。
 
「ちょっと作ってみよう」
 
私は、布おもちゃを作り始めました。
もう退職してしまったので作ってもどうしようもないのですが、それでも次々アイディアが浮かんでしまうのです。
 
時間だけはたっぷりあるし、遊んでもらえるアテもない布おもちゃを作り続ける日々が始まりました。
何の手掛かりもなく、でも布おもちゃ作家になろう!と志だけは高く…
 
そのうち、たくさん布おもちゃができたので、夫の協力でホームページ「ゆっこせんせいのおもちゃ箱」(http://yukkotoy.com)を作りました。
 
それから保育雑誌のコンテストに応募し、入賞 作品を雑誌で紹介してもらいました。
 
こうやって、ゆるりゆるりと布おもちゃ作家「ゆっこせんせい」になっていったのです。
 
次回からは、「なんで布おもちゃなの?」ってところも、お話したいと思います。
こんな風にとりとめのない感じですが、これからも、どうぞよろしくお願いします。

 
ゆっこせんせい

この記事を書いた人

ゆっこせんせい

布おもちゃ作家。一般社団法人 布育普及協会 代表理事。静岡市清水区在住。十数年の保育士勤務と育児経験を経て、小さな頃から大好きだった手芸を生かし創作活動を始める。作家歴15年。
「“おもちゃ”は、子どもにとって、単なる暇つぶしの道具ではなく、成長・発達にとってかけがえのないもの」という考えのもと、育児や保育に役立つ布おもちゃを提案している。
保育雑誌「ピコロ」「ひろば」「ポット」で連載。「ラポム」「幼児と保育」などで執筆。清水区の「ぬのいく協会アトリエ」にて「布おもちゃのお部屋」運営中。
<ぬのいく協会HP>
http://nunoiku.com
<ブログ>
http://ameblo.jp/yukkotoy

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