布絵本の魅力①「破れない」
私はいろいろな布おもちゃを作っていますが、布絵本もたくさん作っています。布絵本の素敵なところは、何といっても「破れない」ということ。
小さな子どもは何でも力一杯。「そうーっと」「丁寧に」することが苦手です。勢い余って、大好きな絵本のページが破れてしまうのはよくあることです。
破れた部分があると、今度は「ビリビリ遊び」が楽しくなってしまい、アッという間にボロボロになってしまうこともありますよね。
また、紙の絵本のようにかじられたり溶けたりしませんから、なんでも口に入れてしまう赤ちゃんにも安心です。
布絵本がどれほど丈夫で長持ちなのかは、こちらのコラムもご覧ください。
布絵本の魅力②「仕掛け遊びができる」
もう一つの布絵本の素敵なところは、「いろいろな遊びの仕掛けができる」ことです。私が布絵本を作る時は、ただページをめくるだけではなく、紙の絵本では出来ないような仕掛けや遊び方を取り入れるようにしています。
布絵本「ぽけっと」をご紹介
その一つが、今回ご紹介する布絵本「ぽけっと」です。
この絵本は、その名の通り各ページにポケットがついています。そして、ポケットの中にはいろいろなアイテムが入っているのです。
ページの一部を紹介しますね。
子どもにとって“特別”なポケット
私の息子が保育園児だった頃、ズボンの脇の小さなポケットのことを「どんぐりポッケ」と呼んでいました。コインやカギを入れるためのポケットだと思うのですが、ドングリを拾うと「どんぐりポッケに入れとく～」と大事そうにしまっていました。
そんな姿を見て、子どもにとっての「ぽけっと」って、その瞬間の大切なものをしまっておく宝箱のような場所なのかもしれないなと思いました。
確かに、子どものポケットって思いもかけないものが入っていたりしますよね。ダンゴムシとかネジとか蝉の抜け殻とか…
そんなポケットへの想いを込めて、この布絵本ができました。
皆さんは、ポケットの思い出ありますか？そして、ワクワクが詰まったポケットの布絵本、作ってみませんか？
※ご紹介した布絵本「ぽけっと」の手作りキットを販売しています。
https://nunoiku.stores.jp/items/60069701940f3d29f73cf693
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