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太い文字でインパクトを出そう!【保育士のための消しゴムはんこ講座】

消しゴムはんこ
おたよりや子どもとのコミュニケーションなど、持っていると何かと役立つ「消しゴムはんこ」。自分でもやってみたいという保育士や幼稚園教諭の皆さん向けに、人気クリエイター・消しゴムはんこyuriさんによる講座をお届けします。
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文字の彫り方の応用編

こんにちは。

気が付けばもうすぐ3月。卒園や、進級の時期が近づいてきましたね。1年間の成長を振り返って嬉しくなったり、来年度持ち上がりになるかわからなくて寂しさを感じている方もいらっしゃると思います。

今回は、前回の「文字の彫り方」の続編です。文字は難しそう! というイメージが強いかと思いますが、下書きのポイントも入れつつしっかりレクチャーしていきますね。

太文字の書き方

最初にぷっくりとしたかわいい太文字の書き方から。鉛筆だけで、ぷっくり文字を書くのはとても難しいですよね。そこで、私のよく使うテクニックが蛍光ペン!
蛍光ペンで書く文字は、最初から太い字になるのでとっても簡単。メモ帳などに一旦書いておきます。そしてその紙にトレーシングペーパーをのせ、字の輪郭を書いていくのです。その際、そのまま書いても良いですし、字の縁を丸い感じに直してもOK
下絵が完成したら、消しゴムに転写します。

彫り方

続いて彫り方。まずは全ての文字の輪郭から彫っていきます。彫る深さはあまり気をつけなくてもいいのですが、今回の見本でいうと、「が」のように小さいパーツ同士がくっついている部分は注意が必要です。




ぽろっと取れては困るので、その周辺は浅めにナイフを入れましょう。また、濁点などの点々は無理に一つずつ分けず、まとめた外側をぐるりとしておいてあとで彫るようにしましょう。
輪郭が彫れたら、少し離れた周りを彫っていきます。2、3文字まとめて彫りましょう。「そんなの怖いわ!」という方は、1文字ずつでもOKですよ。まとめて彫ると、写真のようにくりぬいた感じで周りのゴムが取れてちょっと嬉しくなります(笑)
ここまでできたら、残った文字以外の部分を取っていきましょう。試し押しをして問題なければ完成です!


出来たら試し押し

小さな消しゴムの残りがあれば、簡単なお花を作って周りに押すのもかわいいいかと思います。
最後の写真は、最近受けた保育士さんからのオーダーのうちの一つ。お弁当の日のお知らせとして、お帳面に押す予定だそうですよ。それではまた!



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消しゴムはんこyuri

この記事を書いた人

消しゴムはんこyuri

広島で中学校の講師をする傍ら消しゴムはんこ作家として活動。欲しいはんこが市販になく「それなら作ってしまおう!」と、はんこ作りを始めたのがきっかけ。家庭で使うものから、学校や保育園、お店で使う実用的なものまで、幅広いオーダーが集まる人気クリエイター。

<facebook>
https://www.facebook.com/keshigomuhankoyuri/

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