次の年の準備に干支のはんこを
早いものでもう12月も半分が過ぎました。今月はどんな図案をご紹介しようかなぁと考えていたら、今年の年明けに、こども園に通っている姪っ子に担任の先生から年賀状が届いていたことを思い出しました。
園児に年賀状を出す方も、出さない方もお帳面で新年に使えたら良いなと思い、干支のはんこにしました。
彫っていきましょう
最初はそれぞれの輪郭を彫ります。では富士山から。こちらは、頂上部分とかかった雲のなかをくり抜き、三角刀で少しすじを入れます。
この一工夫で、一色で押しても簡単に富士山の雰囲気が出せます!
続いてダルマ。こちらは写真の矢印のように内側にナイフを入れてくり抜きます。真ん中の部分が残ったら丸刀で彫ればOK。
三角刀ですじも入れて下さい。今回は二色押しをしようと思っているので、顔のパーツも彫って下さい。
次にお餅。これは、餅つきの行事などをする時に使えそうです! 彫るときは一気に彫ろうとせず、写真のように部分的に彫っていくのがおススメです。ぷくっとふくらんだところを彫るときは、先に顔の中をくり抜きましょう。
もしも「顔なんて彫れないわ」という方は、気にせずくり抜いて後から顔を書き込むのもいいと思います。
2021年の干支である牛の彫り方
最後に2021年(令和3年)の干支である牛! 目や鼻など難しい箇所は多いですが、まずは写真のように目を彫って後から抜いたり、お餅のときのように部分部分で区切って彫るのがおすすめです。ぺこりっとしたポーズの牛は、「今年もよろしくお願いします」のメッセージにぴったりです。出来上がりを押してみました。富士山はこんな感じになります。
試し押しをしましょう
ダルマは、本体を押してから顔の中を押してくださいね。はんこができたら、年賀状や年明けのお帳面だけでなく、ご自身で使うお年玉袋にも使えますよ。
最近受けたオーダーで、こんなはんこを作りました。
交通安全指導も保育所などであるから身についていくんだなー。
ではまた!
▼ほか行事で使える消しゴムはんこはこちら