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【作例】保育園のハロウィン行事でおすすめ!布おもちゃ「おばけパペット」の作り方

布おもちゃ「おばけパペット」
人気の布おもちゃ作家で元保育士“ゆっこせんせい”によるコラム。今回は、園の行事としても広まってきたハロウィンの季節にぴったりの『おばけパペット』の作例を紹介してくれました。
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ハロウィンにぴったりの布おもちゃ

もうすぐ10月。街はハロウィン色になってきていますね。近頃は、園生活にも、ハロウィンに因んだ装飾や行事を取り入れている所も多いかもしれません。

今回は、そんな季節にピッタリの布おもちゃ『おばけのパペット(指人形)』の作り方をご紹介します。
布おもちゃ「おばけパペット」の作例

<素材:フリース生地の特徴>

今回のおばけパペットは、フリース生地で作ってみました。冬の上着に重宝されている、あのフリースです。

ふわふわの肌触りは、布おもちゃに最適! 気軽にお洗濯できるのも、嬉しいポイントです。

一見厚そうに見えますが、意外と柔らかく、手縫いもしやすいです。切り端がほつれてこないので、縫い代の始末も要りません。周りを縫うだけで完成のお手軽素材なのです。

フェルトに比べても、毛玉ができにくので、私の布おもちゃ作りには、大活躍の素材です。

フリースは手芸屋さん等で購入できます。手に入りにくい場合は、タオルなど厚めの生地や、古着のフリースジャンパーやトレーナーなどで代用してみてください。




材料と作り方

では、材料と作り方です。

材料

  • フリース生地(タオル生地など厚手のもので代用可)
  • ロープ
  • フェルト(洗えるフェルトがおススメ)

作り方

  1. フリース生地2枚を中表に重ねる
  2. おばけの形に切る
  3. フリース生地の表に、目や口などをアップリケや刺繍する
  4. ロープの端に結び目を作る
  5. フリース生地を中表に重ね、ロープをはさむ
    布おもちゃ「おもちゃパペット」の作り方
  6. 手を入れる所(返し口)を残して、グルっと1周縫う
  7. 裏返せば、完成!
サイズを替えれば、手のひら用や指用のおばけが作れますよ。
布おもちゃ「おばけパペット」の作例・親子版

アレンジ例

そしてアレンジ例として…

中に綿を詰めて、返し口を縫い閉じれば、おばけのぬいぐるみもできてしまいます!
布おもちゃ「おばけパペット」応用版の作例
『おばけパペット』は、ハロウィンの活動のほか、絵本の読み聞かせにも大活躍します。子どもたちが大好きなおばけの出てくる絵本と一緒に楽しんでみてくださいね。

また、手にはめて「おばけだぞ~」「待て待て~」なんて、おいかけっこも盛り上がります。

怖くて、可愛くて、楽しいおばけパペット。とっても簡単なので、ぜひ作って遊んでみてください。

作り方をYouTube動画でも紹介しています。こちらも参考にしてみてください。
 


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>>布おもちゃ&手作りキットのお店<ゆっこ*とい>


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ゆっこせんせい

この記事を書いた人

ゆっこせんせい

布おもちゃ作家。一般社団法人 布育普及協会 代表理事。静岡市清水区在住。十数年の保育士勤務と育児経験を経て、小さな頃から大好きだった手芸を生かし創作活動を始める。作家歴15年。
「“おもちゃ”は、子どもにとって、単なる暇つぶしの道具ではなく、成長・発達にとってかけがえのないもの」という考えのもと、育児や保育に役立つ布おもちゃを提案している。
保育雑誌「ピコロ」「ひろば」「ポット」で連載。「ラポム」「幼児と保育」などで執筆。

<ぬのいく協会HP>
http://nunoiku.com
<ブログ>
http://ameblo.jp/yukkotoy
<Instagram>
https://www.instagram.com/yukko_sense/
<YouTube>
https://www.youtube.com/@nunoiku
<布おもちゃ作家への道>
https://nunoiku-michi.hp.peraichi.com/

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