『保育の質を高める取り組み』
ひとことで「保育の質」と言っても、その内容や考え方の認識は、先生方一人ひとりで異なります。今回は、そんなさまざまある「保育の質」に関する課題解決のヒントとなるセミナーをお送りします。実際に認定こども園で実施された、汐見先生の実地研修を通して、「保育の質を高める取り組み」について学びましょう。第一部では、先生方それぞれが持っている「保育の質」に関する課題感を挙げ出すところからスタート。小人数に分かれてのグループワークから、さまざまな課題が出てきました。第二部では、それらの課題感に対して、汐見先生が一つひとつ丁寧にアドバイス。基本的な考え方から具体的な取り組み方法まで、さまざまな事例を引き合いに解説してくれました。
恐らく保育者の皆さんの中でも、他園の実地研修を見学する機会はほとんど無いと思います。なかなか見ることができない、たいへん貴重な内容ですので、ぜひご覧ください。
★2021年1月24日(日)に配信したWebセミナーの模様をアーカイブで配信いたします。
1947年 大阪府生まれ。東京大学名誉教授 白梅学園大学名誉学長 『エデュカーレ』編集長
専門は教育学、教育人間学、保育学、育児学。育児や保育を総合的な人間学と位置づけ、その総合化=学問化を自らの使命と考えている。保育についての自由な経験交流と学びの場である臨床育児・保育研究会を主催。同会発行の保育者による本音の交流雑誌『エデュカーレ』の責任編集者も務め、学びあう保育の公共の場の創造に力を入れている。三児の父。
<著書>
『この「言葉がけ」が子どもを伸ばす』2012年(PHP研究所)、『「天才」は学校では育たない』(ポプラ新書)、『汐見稔幸 こども・保育・人間』(Gakken保育Books)ほか多数
★YouTube公式チャンネル
注意)
再生にはパケット通信料が発生します
再生時には音声が流れます
汐見稔幸先生のWebセミナー
ほいくisの『保育Webセミナー』で配信した汐見先生の講座をチェックしましょう。汐見稔幸先生が「こども家庭庁」を徹底解説!【2021年保育ニュースを斬る】
2021年にあった保育に関するニュースの中から、保育者に注目してほしいトピックスをピックアップ。6つの気になるニュースについて、汐見稔幸先生がその背景や詳細について徹底解説しています。今回はその中から特別に、「こども家庭庁の創設」に関するトピックスをお届けします。汐見稔幸先生『“子ども主体の保育”の現在地』※配信終了
保育所保育指針の改定から3年目を迎えた2020年。“子ども主体の保育”に向けた保育現場の取り組みの現状と、これからの課題について、汐見稔幸先生に語っていただきました。汐見稔幸先生『多様性と向き合う保育現場の未来』※配信終了
国籍、貧困、一人親家庭、発達障害、HSC、社会が多様性をどう受け入れるかが日々議論されています。さまざまなバックグラウンドを持つ子どもたちを受け入れる保育者が考えておきたいことについて語っていただきます。【関連記事】