MENU

園での日焼け対策は早めに!室内・室外別の塗り方ポイント

並べられた日焼け止め製品
日差しが強いこの季節、外での活動も多い保育士、幼稚園教諭の皆さんが気になるのはやっぱり「日焼け」ではないでしょうか。「毎朝しっかり日焼け止めを塗っている」「活動前に日焼け止めを塗る」という方もいるかもしれません。しかし、実は日焼け止め、ただ塗ればいいというわけではないのです。今回は、ナチュラルメイクアップ協会代表の延 佐智子さんに室内・室外別の日焼け止めの塗り方のポイントを教えていただきました。

日焼け止めはスキンケア

「ナチュラルメイクアップ協会では、日焼け止めはスキンケアのひとつとして考えています」

そう話す、ナチュラルメイクアップ協会代表の延さん。

「日焼け止めはスキンケア、ファンデーションはメイク。日焼けをしないためのものと、お肌をきれいに見せるためのものでふたつの目的は異なります。ファンデーションは、日焼け止め効果より、メイクアップを目的として使うことをおすすめします。

しっかり日焼け止めを塗れば、その後のファンデーションは薄くてもOKです。逆に、日焼け止めの上からファンデーションを厚塗りしてしまうと、より崩れやすくなってしまいます」(延さん) 

中には、ベースメイクに使用する下地やファンデーションを日焼け止め代わりとして使用している方もいるかもしれません。しかし、日焼け止めをスキンケアのひとつと考えると、メイク前のひと手間として、ベースメイクとは別に丁寧に行いたいですね。




室内・室外別!塗り方のポイント

皆さんは、日焼け止めをどのように塗っていますか? ただ塗ればよし! というわけではないのが日焼け止め。塗る順番や塗り方にも気をつけてみましょう。今回は、室内用と室外用でそれぞれポイントを解説していただきました。

室内用の日焼け止め

保育士さんも、気温によっては室内で過ごす時間が多い日もありますよね。まずは、室内メインの日の日焼け止めの塗り方を実践していただきました。

★point
  • 量は少なめに
  • べったり塗らない
  • Tゾーンは最後に塗る
室内では、外に比べて浴びる日差しが少ないので日焼け止めは薄めでOKとのこと。全体にべったり塗るのではなく、顔のくぼみに合わせてなじませていきます。

また、Tゾーンは皮脂が出やすく日焼けしづらい箇所なので、最後に塗るのがポイント。少量を丁寧に塗ることで、崩れも最低限におさえることができますね。

室外用の日焼け止め


★point
  • 室内よりも若干量を多めに
  • 頬は重ね塗り
  • 崩れない < 日焼けしない
  • あご、首まわりも忘れずに
室外で過ごす時間が長いときは、崩れることよりも日焼けをしないことを目的に、室内用よりも量を多めに塗ります。あごや首回りは、アスファルトの照り返しなどで実は焼けやすい箇所。忘れないように要注意ですね。また、頬はシミになりやすい箇所なので、重ね塗りをしますが、このとき広げるのではなく、やさしくトントンと塗布していくのがポイントです。

活動場所で塗り分けをしよう

今回は、右左の半分ずつで室内用、室外用の日焼け止めを塗って比較しました。いかがでしょうか?
写真の左側が室内用、右側が室外用となっています。右側の方が、白っぽいのがわかりますね。普段同じ量を顔全体に塗っていると気が付きませんが、実は室内・室外でこんなに必要な日焼け止めの量が変わってくるのです。 

室内、室外関係なく、毎日同じ量を顔全体になんとなく塗りがちな日焼け止め。しかし、その日の活動場所に合わせて量を調節したり、正しい塗り方を理解しておくことが大切ですね。ぜひ、今日から実践してみてくださいね!

【関連記事】

一般社団法人ナチュラルメイクアップ協会

この記事を書いた人

一般社団法人ナチュラルメイクアップ協会

2016年5月設立。齋藤友快と延 佐智子の2人が代表理事を務める。「足すのではなく、シンプルなメイクアップで本来の美しさ(原石)に気づき、磨く喜びと感動を手にしてほしい」をコンセプトに、女性が自尊心を育み夢や可能性を拡げ、力を発揮するための環境をメイクからサポートしている。

<ホームページ>
https://naturalmakeup.jp/

ヘルスケア&美容関連記事
ほいくisメンバーに登録(無料)