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「防災の日」に再チェック!園で想定しておくべき事態とは

防災訓練で机の下に隠れる子どもたち
9月1日は「防災の日」。自然災害は、いつ、どこで起こるのか予想がつきません。だからこそ、普段からの備えがとても重要。避難訓練で、どのようなことが起こるのか予測しながら動きを身につけておく必要があります。今回は、災害時に園で起こりうる事態をご紹介します。

防災の日とは?

「防災の日」は、9月1日。この日は、関東大震災が発生した日です。また、9月は台風が発生しやすい時期でもあるので、防災への心構えをする意味で創設されました。防災の日を含む1週間は「防災週間」とされ、園ではこの期間中に、災害時の保護者への引き渡しを想定した「引き取り訓練」を行うところも多くあります。

こんな事態を想定しておこう

保育園、幼稚園では一斉に大勢の大人や子どもが避難することになります。そのため、園ならではの事態が起こることが考えられます。どのようなことが起こりうるのか予測して、訓練を行いましょう。

動揺で動けなくなる子もいる

普段と違った雰囲気への違和感や不安から、泣き出してしまう子やその場から動けなくなる子もいます。私が勤務していたときには、4歳児の女の子が避難訓練の際の雰囲気が苦手で毎回泣いてしまう、ということがありました。

年齢や普段の様子とは関係なく、いつもとは異なる行動をする場合もある、という意識を持ち、どのように対応するか決めておきましょう。状況に合わせておんぶ紐などの使用も視野に入れておきましょう。



 

防災頭巾の着用に時間がかかる

避難訓練の際、防災頭巾はどのように被っていますか? 年齢によっては子どもたちが自分で被ったり、先生が一人ひとり被せたりとさまざまかと思います。しかし、実際の災害時は子どもたちだけでなく、先生たちも動揺してしまうことが考えられるため、「普段ならすぐに取り出せる防災頭巾が出せない」なんてこともあるかもしれません。防災頭巾はすぐに手の届く場所に、取り出しやすいように入れておきましょう。

階段避難で混乱する

中には、階段を使って避難をする園もあるかと思います。訓練時は順番に並んで階段を降りていても、実際のときには慌てて降りようとして転倒などに繋がってしまうことや、逆に恐怖心から降りられないこともあるでしょう。

厚生労働省の資料では、階段避難では低年齢児は特に歩行速度が遅いことや、普段使用していない階段の使用で立ち止まったりする可能性が高いことから、高年齢児から避難させる方が避難時間の短縮になるとしています。また、手すりの位置の調整や、一時避難できる防火・防煙上の安全確保がされた場所の確保をすることが有効と考えられています。

出典:乳幼児の避難行動特性と避難安全計画/厚生労働省

大人の役割を決めておこう

災害は、いつ起こるか分かりません。そしてそのときには大人も子どもも慌てたり、混乱状態になってしまうことが予想されます。こういった状況を少しでも避けるためには、普段から避難訓練を徹底して行い、大人の役割分担をしっかり把握しておくようにすることです。役割がはっきりしていることで、避難時間を短縮したり落ち着いて避難することに繋がります。

備えが命を守る第一歩。「大丈夫だろう」という考えは捨てて、一人ひとりが災害に対する意識を持ちましょう。
まゆか

この記事を書いた人

まゆか

「ほいくis/ほいくいず」専任ライター。とにかくよくしゃべる元保育士。絵本とジャニーズが生きがいです。
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