ビューラーの役割とは
「目をぱっちり見せたいけれど、まつエクが禁止されている…」という保育士さんたちの必須アイテムが、ビューラー。まつ毛をあげることができるので、目を大きく見せることができますよね。「本来、ビューラーの目的は、”まつ毛をあげることで瞳に光を当てること”です。瞳に光が当たることで、自然と目が明るくぱっちり見えるようになりますよ」(齋藤さん)
“まつ毛をあげる=目が大きく見える”ではないのですね。確かに瞳に光があると、目がキラキラして明るい印象も与えてくれます。
ビューラーの使い方、合ってますか?
まつエクなしでも目をしっかり大きく見せてくれるアイテム・ビューラー。しかし、正しい使い方をしないと大事なまつ毛を傷める原因にも。実際にありがちなNG例には、こんなものがあります。
- まつ毛の先だけカールしている
- 力が強すぎてまつ毛が折れている
- 持ち手が違い不自然に力がかかり、カーブがきれいにできない
ビューラーをまつ毛の根元まで当てる
「ビューラーについているゴムを、まつ毛の根元までしっかり当ててください。そのとき、ビューラーを持っていない方の手でまぶたをグッと上に持ちあげると、根元まで挟みやすくなりますよ」ビューラーに慣れるまでは、まぶたの肉を挟んでしまった…という失敗談が多いですよね。そんな失敗を防ぐためにも、まぶたはしっかり持ち上げておきましょう。
「むずかしい~(汗)。」とはじめこそは苦戦していたものの、コツを掴むと自然にできるようになっていました。最初は練習あるのみですね。
手首をかえさない
「手首をかえすと、不自然に折れたまつ毛になりやすいです。手首はかえさないで、そのままの角度を保った状態で動かしましょう」ビューラーを動かすとき、ついつい手首がかえっていく人はとても多いと思います。しかし、手首の角度が変わることで変に跡がついてしまい、折れ曲がったまつ毛になる原因に。手首はかえさず、最初に根元を挟んだ状態のまま動かすことがポイントです。
少しの力で、少しずつ先へ
「ビューラーは少しの力でOKです。あまり力が強いとまつ毛を傷めてしまったり、折れ曲がったまつ毛になってしまいます。また、動かすときは少しずつ先の方へ動かしてください」まつ毛をしっかりあげたい! という思いから、ギュッと強く挟みこんでいる方、いませんか? しかし、まつ毛は少ない力で十分あげられます。少しずつ先の方に動かしていけば、きれいなカールしたまつ毛の完成です。
NG例
OK例 目に沿った、ナチュラルな仕上がりになっています。NG例も一見あがっているように見えますが、OK例と比べるとその差は一目瞭然ですね。
ビューラーを使いこなして明るい瞳を
まつエクができなくても、ビューラーを正しく上手に使いこなすことで明るく大きな目元の完成です。最初はむずかしく感じるかもしれませんが、慣れてしまえばお手の物。ぜひ、挑戦してみてくださいね。【関連記事】