大切なのは「安心感」だった!
「子どもと接するのに、がっつりメイクはNGかも」「保護者対応があるし、濃いメイクは信頼感を失いそう…」「普段のお出かけの日と同じメイクじゃダメなの?」と、保育園でのお仕事メイクに迷ってしまう先生方は、意外と多いのではないでしょうか。身だしなみと合わせて、職業柄どうしても「好きなメイクをすればOK」というわけにはいかない保育士さん。いったいどのようなメイクが適切なのでしょうか?「皆さんパーツではなく、お顔全体の印象を見ています。そのため一番のポイントは、お顔の中でも広い面積を占める頬の部分にするベースメイクやチークだったりするんです。バランスが重要で、お顔を10としたとき、目が8なのに後は2だと不自然ですよね(笑)。例えばベースを3、チークを3、残り4を目元とリップにと、トータルでいいバランスを作ってみてください」と、齋藤さん。
「“清潔感”や“清涼感”のある雰囲気は、『この人にならお子様を預けられる』という相手にとっての“安心感”や“信頼感”につながります。保育士さんのメイクでは、そこが大事なポイントです」
なるほど。でも、安心感のあるメイクってどうやればいいのでしょうか? 齋藤さんにおすすめのやり方を実演していただきました。
安心感を与える保育士メイクを実践
今回は、顔の各パーツごとに効果的なメイクのポイントを、齋藤さんによる解説と実演でご紹介します。ベースは低いところから高いところへ
★ポイントベース
- 小鼻の横から頬骨など高いところに向かって塗る
- 目の下から頬骨に向かって塗る
- 肌に指を滑らせる
眉毛はないところを埋める
眉
- 地の眉毛の色に合わせる
- 眉毛がないところに足す(生えているところは描かなくてもOK)
- ブラシを左右に動かす
- 100%にしないで7割くらいでとめておく(最後に調整)
>>保育士の印象アップの極意!自眉を活かしたナチュラル仕上げとは
目元は明るさUPを目指して
アイシャドウ
- アイシャドウは眼球の一番高いところ⇒目頭・目尻の低いところへ
- 肌に近い色(ベージュ)だけでもOK
- 白色をまぶたの真ん中にのせるとさらに明るさUP
アイライン
- まぶたを持ち上げ、まつ毛の根本を埋めるように細く引く
- 目尻を長く引かないで、自分の目の形に沿って引く
リップ&チークで仕上げ
リップ&チーク
- 唇の一番高いところにリップをのせて、唇の形に沿って描く
- チークは頬の一番高いところに
- 自分の頬の赤みもチークで抑えられる
メイクにはバランスが重要!
いかがでしょうか?こちらがビフォーアフターです。Before
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