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新卒保育士がやってしまいがちな6つの失敗。防ぐための対策方法は?

子どもと話をする新卒の保育士
新卒の皆さんは、初めての保育現場で分からないことや慣れないことばかり。さまざまな場面で悩むことがあるのではないでしょうか。1年目にぶつかる壁は、誰もが通ってきた道。今回は、新卒保育士ならではやりがちな失敗例と対策をご紹介します。

1年目は失敗の連続

悩んでいる保育士
保育士は、子どもの命を預かる大切な仕事。子どもと関わるうえで気をつけなければいけないことが多くあります。また、先輩保育士や同僚、保護者など多くの人と関わる仕事でもあるので、コミュニケーションの面でも注意したい点があります。他の職種とは少し違った悩みがあるかもしれませんね。

新卒保育士が抱えやすい失敗体験や悩みにはどのようなものがあるのでしょうか。

やりがちな失敗とは

保育だけでなく保護者や上司との関わり、事務作業、掃除などさまざまな仕事を担う保育士。慣れないうちに起こりやすい失敗の例を見ていきましょう。

提出期限を忘れる

カレンダーと鉛筆
保育とは別に、指導案や児童票の提出、おたよりの作成など書類作成業務も担う保育士の仕事。忙しい毎日に追われて、ついつい書類の提出期限を忘れてしまう…といううっかりミスが起こることがあります。期限を守るのは社会人マナーでもあるので、しっかりチェックして遅れることがないようにしましょう。




【対策】
  • スケジュール帳やアプリ、カレンダーなどで予定管理
  • 提出期限のメモをいつも使うファイルなどに貼る

報告・連絡・相談(ホウレンソウ)ミス

仕事をするうえで、報告・連絡・相談は必須です。新卒の先生は、「先輩に聞きづらい」「うっかり忘れていた」などの理由から、“ホウレンソウミス”が起こりやすいと言えます。園全体に影響が出たり、保護者からのクレームになることもあるので、この3つは徹底しましょう。

【対策】
  • 分からないことや不安なことは積極的に相談、確認する
  • 行動する前、終わった後には声かけをする
  • 「他の先生は分かっているだろう」と考えない

子どもとの接し方が分からない

泣いている子どもをあやす保育士
実際に保育の現場に立つと、「ケンカのときはどうしたらいいの?」「こういうときは叱っていいの?」「泣いているときはどうするの?」と、混乱してしまう場面が多くあるものです。これは毎日の積み重ねでもあるので、少しずつ自分なりの保育を見つけていきましょう。

【対策】
  • 先輩保育士の保育を参考にする
  • 子どもと向き合うこと、話を聞くことを大切にする
  • 「遊ぶ」「叱る」などメリハリをつけて保育をする

子どものケガに気付かない

たくさんの子どもたちを見ていると、目が行き届かず子どものケガに気付けないということもあります。もちろん子どもにとってケガをする経験も必要であり、すべてのケガを防ぐことは不可能です。しかし、子どもの安全を守るという意識は保育士として常に持っておきましょう。

【対策】
  • 子どもに背を向けない
  • すぐに立ち上がれるような座り方をする
  • 密集した空間をつくらないようにしてケガが起きやすい環境を避ける

子どもをまとめられない

「子どもたちに話を聞いてもらえない」という悩みは、特に多いのではないでしょうか。保育士なら誰しもが抱える悩みなので、「自分の保育が良くない」と思う必要はありません。

まとめようと気負わず、子ども一人ひとりの気持ちに向き合いながら信頼関係を築いていくという意識に変えてみましょう。

【対策】
  • 先輩保育士にサポートを受ける、アドバイスをもらう
  • 先輩保育士の保育を参考にする
  • 焦らない
  • 子どもたちと向き合っていく

保護者が覚えられない

保護者と話をする保育士
たくさんの子どもを預かっている園では、保護者も多く「誰のお母さん、お父さんか分からない…」ということがあるかもしれません。これは時間が経てば自然と覚えられるかと思いますが、それまでは送迎の度にヒヤヒヤしてしまいますよね。曖昧なままにして間違えるより、分からないときは素直に聞くようにしましょう。

【対策】
  • 保護者と積極的にコミュニケーションをとる
  • 分からないときは素直に聞く
  • あらかじめ提出された保護者の写真を確認しておく

感染症に注意

新卒の皆さんに特に注意してほしいのは、感染症対策に対する意識付け。溶連菌やプール熱、アデノウイルス、ノロウイルスなど、子どもがかかりやすい感染症の中には大人も注意が必要なものが少なくありません。

また、新型コロナウイルスの流行もあり、自分自身の体調管理も含めて園での衛生対策には意識を高めておく必要があります。

【対策】
  • 手洗い、うがいなどの基本的な予防を徹底する

失敗を次に活かそう

失敗は誰にでもあるもの。むしろ1年目は、失敗を次に活かしてステップアップするつもりで臨みましょう。


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ほいくis(ほいくいず)編集部

この記事を書いた人

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保育・幼児教育のプロフェッショナルで構成された編集部のライティングチームが、質の高い保育を日々提供していくために必要な知識・ノウハウを発信。専門知識から保育ネタ、保育士試験関連情報、保育学生さん向けの情報まで、あらゆる分野を網羅していきます。

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