2020/11/06
室内遊びにおすすめ!保育園でできる『サーキット運動』とは

外に遊びに行けない日があると、室内で何をしようか悩みますよね。そんなときは、『サーキット運動』をしてみてはいかがでしょうか。今回は、おすすめのサーキット遊具や、やるときの注意点をご紹介します。
サーキット運動とは?
サーキット運動とは、組み合わせたいくつかの遊具を周回して体を動かす遊びです。スポーツをしていた方は馴染みのある言葉かもしれませんが、保育にも取り入れることができます。バランス感覚やジャンプする力など、さまざまな運動機能を使ってできるので、室内で体を動かしたいときにぴったりです。またマットやフープなど、園にあるもので組み合わせて遊具を作ることができるので、雨の日の活動などにぜひ取り入れてみてくださいね。
サーキット運動の注意点

場所を確保する
しっかりと体を動かせるように、適切な広さを確保しましょう。体育館や講堂のような広い場所があれば良いですが、保育室で行うときには周りの玩具や備品を片付けて危険につながるようなものがないようにしておきましょう。遊具の使い方に注意する
子どもたちの思うように体を動かしてもらうことも大切ですが、遊具の危険な使い方が見られたときには注意をすることも必要です。特に高さがある遊具は転落には十分に注意してください。一つひとつの場所に保育士を配置するなど、安全の確保は怠らないようにしましょう。子どもたちが密集しないようにする
子どもによって進みが速い子もいればゆっくりの子もいますが、サーキットではみんなが出来るだけ同じスピードで進むようにしましょう。一ヵ所に子どもが密集してしまうと、ケガなどの危険にも繋がります。「前のお友だちを押さないようにしよう」「譲り合って進もう」など、始まる前に約束事を決めておくと良いでしょう。おすすめのサーキット遊具5選
サーキット運動の遊具は、市販でも良いものがありますが、園にあるものを使って手軽に始めることもできます。今回は、さまざまな身体機能を使えるものをご紹介します。マットでゴロゴロ

丸型平均台渡り
市販の丸型平均台は、サーキット運動にもってこいです。不規則に並べてそのうえを落ちないように歩くことで、バランス感覚が養われますよ。細長いタイプもあるので、年齢に合わせて用意しても良いですね。牛乳パックを使って手作りすることもできますが、子どもの年齢や体重によっては潰れてしまうこともあるので注意してください。フープくぐり

跳び箱からジャンプ
跳び箱ができるのであればそのまま跳んでも良いですが、まだ少し難しいという場合には少し違った使い方でサーキットに取り入れましょう。跳び箱を子どもが登れるくらいの高さにしておきます。子どもは跳び箱を登って、そこからジャンプ! 簡単に思えるかもしれませんが、登る・跳ぶという動作が入っているのでおすすめです。※1段でも十分な高さになりますが、年齢に合わせて危険がない高さに調節してください。
手作り滑り台
マットを使った手作り滑り台で、楽しい要素も取り入れてみてはいかがでしょうか。跳び箱や牛乳パックで作った台の上にマットを敷けば、簡単に滑り台が完成します。外に行けないときでも滑り台が楽しめてしまう、子どももワクワクのアイデアです。マットが台から落ちてしまわないように、保育士が近くで見守るようにしましょう。体を動かして楽しもう
室内でも体を動かせる遊びとして、サーキット運動はおすすめです。体のさまざまな機能を使ってできる遊具を取り入れて、楽しんでみてくださいね。【室内遊びのおすすめ記事はこちら】
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